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全日本選手権・東京国際大学vs龍谷大学。

2011-06-07 22:40:54 | 野球観戦記
ワタシはバカだけど空気は読めるほうだと自負しているので、このブログの需要を考えて、
東京国際大の試合のエントリーだけは早めにアップしてみたりして。
他の試合に関しても、おいおいアップしていきます。
読みたくないかもしれないけど書くっ。


東京国際大のリーグ戦初優勝よりも、
全日本選手権初出場よりも、
ワタシ的には古葉隆明さんが神宮球場にいることが感慨深かったです。

子どもの頃初めて見た早慶戦。
慶應のユニフォームを着た古葉さんは、大げさではなく、ホントに輝いて見えました。
あ、やばい。
ちょっとこみ上げるものが…。

龍谷大の先発は、井口くん。

ドームではなく神宮を選んだ理由はいくつかあるのですが、
そのうちのひとつは、この井口くんが見たかったからでした。
先週、龍谷大の井口投手は見ておいた方が良い!!というコメントをいただいたので気になっていました。
なるほど、ワタシの大好物のサイドハンドだから薦めてくれたんですかね。
一方の東京国際大の先発は、伊藤くん。

売店で購入したパンフレットを見て初めて知ったのですが、
この春のリーグ戦での伊藤くんの防御率って1.10だったんですね。
なにこのダルビッシュ。

1回表、東京国際大の攻撃。
東京国際大は、打順をリーグ戦と少し変えていました。
龍谷大のエース・井口くんが右のサイドハンドだから上位に左を集めたんですかね。
いや、分かんないけど。
2死後、3番・榊原くんはセカンドゴロ。
しかしセカンドから1塁への送球が逸れてしまい、榊原くんは一気に2塁へ。2死2塁。
そして4番・沖野くんが2ストライクと追い込まれながらもレフト前ヒット。

2塁走者の榊原くんは3塁を回ってホームへ。

判定は

アウト。
もったいないけど、これは仕方ないかな。
普段対戦している相手じゃないから、肩の強さとか分かんないし。
スコアは0-0。

1回裏、龍谷大の攻撃。
東京国際大の先発・伊藤くんは、投球練習からちょっと制球が乱れ気味でした。
1死後、2番・仮谷くんがショートゴロ。
しかしショート・小名木くんがファンブル。
緊張してるんですかね、ちょっと動きが堅いかな。1死1塁。
3番・竹内くんはレフト前ヒットを放ち、1死1,2塁。
4番・古本くんはファーストゴロ。2死2,3塁。
続く5番・鈴木くんがフルカウントからライト前ヒット。

3塁走者がホームインし、龍谷大が1点先制。

あ~あ、エラーで出した走者を帰しちゃった。
スコアは0-1。

3回表、1点を追う東京国際大の攻撃。
1死後、1番・小峰くんがレフト前ヒット。
更にレフトが打球を後逸してしまい、小峰くんは2塁へ。1死2塁。
2番・片野くんはセカンドゴロ。2死3塁。
そして3番・榊原くんがレフト前ヒット。

もちろん3塁走者はホームイン。

スコアは1-1。

4回表。
1死後、6番・茂木くんが1塁方向への速いゴロ。
ファーストが身体に当てたのか、あるいは弾いたのか、
打球は大きく弾んでレフト横へ。
打者走者の茂木くんは2塁へ。1死2塁。
7番・今井くんが、カウント1-1からレフト前ヒット。

深い当たりではなかったものの、
2塁走者の茂木くんが一気にホームイン。

東京国際大が1点追加し、スコアは2-1。1死1塁。
8番・小名木くんは三振。
しかしその際、1塁走者の今井くんがスチール。

キャッチャー・鈴木くんからの牽制球が逸れてしまい、
ボールはセンター前へ。
深く転がったわけではないのに、今井くんは一気に3塁へ。

今日の東京国際大は、いつも以上に走るねえ。
積極的で良いなあ。2死3塁。
しかし9番・石井くんがピッチャーゴロに倒れ、スリーアウト。
スコアは2-1。

2-1のまま試合は進み、9回裏、龍谷大の最後の攻撃。
東京国際大の先発・伊藤くんは、緊張なのか調子が悪いのか
かなり制球に苦しんでいました。
先頭打者の4番・古本くんが四球で出塁。無死1塁。
5番・鈴木くんは送りバント。
しかしピッチャーへの小フライとなり、1塁走者は動けず。1死1塁。
そして6番・内山くんが2ボールからの3球目を右中間へ弾き返します。

打球はフェンスまで達し、1塁走者が一気にホームイン。

グリコ。
スコアは2-2と、9回裏1死から龍谷大が同点に追いつきます。
打者走者の内山くんは2塁へ。1死2塁。
7番・鈴江くんはフルカウントから四球を選び、1死1,2塁。
2回から8回までを無安打に抑えられていた龍谷大、
一打出れば逆転サヨナラという大チャンスを迎えます。
しかし8番・松田くんが見逃し三振。2死1,2塁。
9番・渡邊くんも空振り三振で、チェンジ。
スコアは2-2。

普段なら、ここから延長戦へ突入するわけですが。
この大会は、今年に限って?今年から?9回終了時点で同点の場合
タイブレークを導入しています。
1死満塁で、好きな打順から攻撃を開始し得点が多かった方が勝ち。
大学野球の公式戦でタイブレークを導入したのって、初めてなんですかね?
審判も両チームも、みんな戸惑っているカンジでした。


10回表。
東京国際大は、3番からの打順を選択。
走者は、1塁が片野くん、2塁が小峰くん、そして3塁に代走・廣田くんが入りました。
1死満塁。
3番・榊原くんに対し、初球はボール。
そして次の球が、あろうことか暴投。

写真の左隅にボールが見えるの、分かりますかね。
もちろん3塁走者はホームイン。

東京国際大が1点追加し、3-2。1死2,3塁。
追加点のチャンスでしたが、打席の榊原くんは
次の球をキャッチャーへのファウルフライ。2死2,3塁。
続く4番・沖野くんも、カウント2-2からレフトフライに倒れスリーアウト。
スコアは3-2。

10回裏。
龍谷大は、3番・竹内くんからの打順を選択。
1塁走者は仮谷くん、2塁走者は塩見くん、3塁走者は渡邊くん。
1点リードしている東京国際大は、前進守備は取らず。
まあ、内野ゴロとかスクイズで1点取られても同点だしね。
そして打席の竹内くんは、初球を引っかけショートゴロ。

1塁走者が2塁でフォースアウト、
更にボールが1塁へ転送され、打者走者も1塁アウト。
ダブルプレーが成立し、試合終了。
その瞬間、マウンドの伊藤くんは飛び上がってガッツポーズ。

東京国際大、1回戦突破。

そして今気付いたのですが、8安打で3点って。

どうりで試合が間延びしてると思った。


東京国際大は、リーグ戦と比べると守備も打撃もちょっと堅かったかなあと。
そんな中、龍谷大を圧倒していたのは足を使った攻撃でした。
少しでも隙が見えたら、ガンガンと先の塁を狙う積極的な攻撃が印象的な試合でした。
3回表の榊原くんのタイムリーも、
3塁コーチの隆明氏は榊原くんに2塁ストップを指示したのですが
全速力で走る榊原くんは勢い余って3塁へ向かいました。
そこですぐに、3塁コーチがボールの位置を確認し
スライディングの向きを指示したのが、見ていて「うわ、すげえ」と。
チーム全体に積極的な攻撃が根付いているんだなあ。


東京国際大の次の相手は、千葉リーグの東京情報大です。
本キャンを東京に構えてないくせに東京を名乗る大学対決ですね。


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