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東都1部・亜細亜大学vs國學院大学 3回戦。

2010-10-27 22:28:14 | 野球観戦記
優勝したよー。
ほんとだよー。


東洋大と中央大が必死に優勝を争っている隙に
國學院が首位に躍り出てしまいました。
ワタシは東都1部では國學院が好きなので
嬉しいことは嬉しいのですが、
なんだかちょっと申し訳ないというか…漁夫の利?棚ボタ?
まあ、そんなカンジ。

好きなチームの初優勝がかかった試合なのですが、
なんか…こういう大切な試合に限ってコケそうな気がしなくもないので、
正直言って、期待よりも不安の方が心の中を占める割合が大きかったです。
申し訳ない。
だってね。
確か、4~5年くらい前だったか、
もう一息で優勝だ!!という状況で迎えた試合で
ボロ負けしたことがあったように思うのですが…
嶋捕手(楽天)とか相原投手(鷺宮製作所)とかがいた頃。
どうしてもそのイメージが残ってしまっていて、
「勝てるかな」
「勝てるといいな」
「出来れば勝ちたいな」
といったネガティブな思考回路になってしまうわけです。
すいませんね。

國學院の先発は、鷲尾くん。

亜細亜大の先発は、東浜くん。

ちなみにこの日の亜細亜大のキャッチャーは
嶺井くんではなく下館くんがつとめていました。
東浜くんと嶺井くんのコンビってすごく良いと思うんですけど…
なんで変えちゃったんですかね。

6回裏、國學院の攻撃。
2番・澤田くんはピッチャー横へのゴロ。

捕球した東浜くんがファーストに送球したものの
これが暴投となり、打者走者は2塁へ。
あ~あ、エラーで走者出しちゃった。無死2塁。
3番・キミオくんは送りバント。

2塁走者が3進。1死3塁。
そして4番・庄司くんは初球をセカンドゴロ。

3塁走者は迷わずホームへ。
セカンドが素早く返球したものの、判定はセーフ。

國學院が1点先制。

1死1塁。
5番・田渕くんはファーストゴロで、1塁走者が2進。2死2塁。
6番・伊藤くんはサードへの内野安打。2死1,3塁。
続く7番・谷内くんがセンター前ヒット。

3塁走者が生還し、國學院2点目。
スコアは0-2。
う~ん。
あと1点くらい欲しいなあ。

7回表、2点を追う亜細亜大の攻撃。
5番・中西くんがライト前ヒットで出塁。無死1塁。
ここで國學院はピッチャー交代。
マウンドに向かったのは、背番号17番。

埜口くん。

踊るような、リズミカルな投球フォームが良いね。
後続をガッツリ断ち切り、スコアは0-2。

7回裏。
9番・中澤くんがセンター前ヒットで出塁。
そういえば少し前、北海道出身の同僚が
まーくんも中澤くんも本間くんも北海道の英雄だと力説していました。無死1塁。
1番・畠山くんが送りバントを決め、1死2塁。
2番・澤田くんもレフト前ヒットを放ち、1死1,3塁。
3番・キミオくんの打席で、2塁走者が2盗。1死2,3塁。
キミオくんはフルカウントからファーストゴロ。

3塁走者はもちろんホームに突っ込んでくるわけですが、
ファースト・ブルーノくんからバックホームされたものの
これがあまりにも豪快過ぎる大暴投。

2,3塁走者が生還し、國學院が2点追加。
スコアは0-3。1死2塁。
4番・庄司くんの打席で暴投。1死3塁。
庄司くんは四球で、1死1,3塁。
ここで亜細亜大はピッチャー交代。
先発・東浜くんに代わり、北原くんがマウンドへ。

5番・田渕くんはピッチャー強襲のヒット。

打球がマウンドに当ったのかな?
大きくバウンドし、そのままレフト前へ。
3塁走者がホームイン。

國學院が1点追加。スコアは0-5。1死1,3塁。
6番・伊藤くんは三振に倒れ、2死1,3塁。
7番・谷内くんがショートゴロ。

しかしショートからファーストへ悪送球。
3塁走者が生還し、スコアは0-6。2死1,3塁。
ここで亜細亜大は再びピッチャー交代し
大山くんにスイッチ。

大山くんは制球が定まらず、
8番・清水くんと9番・中澤くんに連続四球で、押し出し。
この回の國學院は打者11人で4安打、四死球3で5点。
すごい!!
國學院じゃないみたい!!
スコアは0-7。

8回裏は、亜細亜大が4番手・中村くんをマウンドに送ります。

中村くんは、全く危なげなく國學院打線を3者凡退に抑えます。
スコアは0-7。

7点差のまま迎えた9回表、亜細亜大の攻撃。
2番・小野くんはサードゴロ。1死。
3番・高田くんもサードゴロ。2死。
4番・本間くんは死球で、2死1塁。
そして途中出場の5番・国友くんが、ボール、見逃し、空振り、ファウルときて
次の4球目を打ち上げ、セカンドフライ。
セカンド・澤田くんが打球をがっちりキャッチ。

その瞬間、打球の行方を追っていたマウンド上の埜口くんに
キャッチャー・清水くんが走り寄り

内野手が駆け寄り

ベンチにいた選手や外野手も集まり、
マウンドに大集合。

國學院、初優勝。


最初に述べたとおり、ファンのくせに
「勝てればいいな」くらいの気持ちで試合を見ていたワタシにとっては、
6回の2点はともかく、
7回の大量点は、亜細亜大の自滅っぽい展開だったこともあり
なんだかよく分からないままに
点だけがもりもりと増えていったカンジでした。
脆過ぎるよう、亜細亜大。


誤解を招きそうですが、乱暴な言い方をしてしまうと、
今シーズンの國學院はマスコミに取り上げられるような
際だったスター選手がいるわけではありません。
でも、攻守に渡ってひとつひとつのプレーを
とても丁寧に、そして堅実に行う選手ばかりが集まっていました。
野球に対して真剣に、全力で取り組んでいるとでも言うんですかね。
竹田前監督が浸透させた野球が
鳥山監督の下で見事に花開いたというか。
1年前は2部3部入替戦まで経験しちゃったのにね。


でも、ここで終われないのが東都ですね。
11月に開催される神宮大会は、
ここ数年は東都代表校は優勝して当然みたいな空気になってるしね。
しっかり調整を行って、大会に臨んでいただきたいもんです。
ワタシ的には、関東大会で流通経済大が勝ち残ってもらえたら
これ以上ないくらい極上の大会になってしまうんですけど。
どうかなあ。
行けるかなあ。

神宮大会もがんばってください。


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