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東京新大学1部・流通経済大学vs東京学芸大学 2回戦。

2011-10-15 23:19:13 | 野球観戦記
東京モノレールの流通センター駅から大田スタジアムに向かう途中、
京浜運河にかかる大きな橋を渡る際に
足元にプレートが貼られていることに気付きました。

アップにしてみると、こんなカンジ。

←こっちは東京湾側。大田スタジアムとか大田市場、首都高湾岸線があるほう。
そして→こっち側は都心寄り。モノレール駅や平和島や首都高1号線のほう。
運河のど真ん中で、警察署の管轄が分かれていました。
どうでもいいんですけど、水上警察署ってなんか響きがカッコいい。
すいじょうけいさつ!


前日に続き東京新大学1部です。
第1試合は、流経大と学芸大の対戦。
ちなみに学芸大は、この最終戦を待たずして
最下位・入替戦行きが確定しているそうで。

学芸大の先発は、楡木くん。

選手名簿によると、楡木くんは作新学院卒の2年生。
作新学院…落合英二さんや渡辺秀一さんの出身校…のはず。
江川さんじゃなくてヒデカズさんを出したりするから、このブログの評価がなかなか上がらないのよね。
うん、分かってる。
流経大の先発は、野田くん。

この日は朝から風が強く、
さらに悪いことには
試合開始前のシートノックの途中で
かなり大粒の雨が落ちてきていました。
大田スタジアムは全面人工芝なのですが、
マウンドやベース付近の土の部分は雨でかなりぐちゃぐちゃ。

そんな天候でも、バスで応援に来ていた流経大の部員の方々は
試合に臨む選手たちに大声援を送っていました。

偉いなあ。
ワタシは雨が降って来た段階ですでに帰りたくなってるのに。

1回表、流経大の攻撃。
1番・嶋田くんが四球で出塁。無死1塁。
2番・高野くんは送りバントを決め、1死2塁。
そして3番・根岸くんの初球で、2塁走者が3盗。1死3塁。
打席の根岸くんは、3ボール1ストライクから右中間を大きく破る3塁打。
この際、ライトからサードへの返球がものすごく逸れていたので
思い切ってホームに突っ込んでも面白かった気が…。
というか、ここでホームに突っ込めるような走塁技術と度胸を身につけないと
全国大会で戦い抜けないと思う。うん。
3塁走者はもちろん生還し、流経大が1点先制。

3回表。
1死後、2番・高野くんがセンター前ヒットを放ち、1死1塁。
3番・根岸くんは四球を選んで、1死1,2塁。
そして4番・芹澤くんが初球をひっぱり1塁方向へ。

たぶん、打球が1塁ベースに当たったんじゃないかな?
ライトのファウルゾーンに転がっていく打球。
2塁走者がホームイン。

1死2,3塁。
5番・山本くんは四球で、1死満塁。
続く6番・新田くんが2ストライクからセンター前ヒット。

2,3塁走者が生還し、この回3点目。スコアは4-0。
1死1,2塁。
7番・田沢くんは死球で、再び1死満塁。
そして8番・中川くんも四球。

3塁走者が押し出され、スコアは5-0。

1死満塁。
さらに9番・小口くんがライトフライ。

3塁走者がタッチアップし、ホームイン。

スコアは6-0。2死2,3塁。
1番・嶋田くんも四球で、再び満塁としたものの
2番・高野くんが初球を打ち上げ、セカンドフライ。
20分以上かけて、流経大が打者11人、3安打、5四死球で5点。
うーん、3回で試合の大勢が決まってしまった…。

4回表から、学芸大は2番手・阿部くんが登板。


6回表。
1番・嶋田くんが死球で出塁。無死1塁。
2番・高野くんの打席の初球で、1塁走者が2盗を試みたものの
キャッチャー・古川くんの見事な牽制球でタッチアウト。1死走者無し。
打席の高野くんはレフト前ヒットを放ち、1死1塁。
3番・根岸くんも四球で、1死1,2塁。
4番・芹澤くんはファーストゴロに倒れ、2死2,3塁。
途中出場の5番・鴇田くんも死球。2死満塁。
そして6番・新田くんの打席、カウント1-1から暴投。

3塁走者が生還。

学芸大のバッテリーエラーで、流経大が1点追加。
スコアは7-0。

6回裏、7点を追う学芸大の攻撃。
この回から、流経大は2番手・小西くんが登板。

代打・佃くんがセンター前ヒットを放ち、無死1塁。
4番・渡部くんも左中間を破る2塁打で続き、
1塁走者が一気にホームイン。
学芸大が1点返し、スコアは7-1。

7回裏。
代打・佐田くんが2ストライクと追い込まれながらもレフト前ヒット。無死1塁。
続く代打・川島くんは、良い当たりだったもののショートライナー。1死1塁。
1番・杉町くんが四球を選び、1死1,2塁。
2番・井上くんはライト前ヒット。1死満塁。
ここで流経大はピッチャー交代。
3番手・井野端くんがマウンドへ。

途中出場の3番・佃くんの打席で、1ボール2ストライクから暴投。

3塁走者がホームイン。

あーあー、せっかく追い込んでたのに。
もったいない。
学芸大が1点追加し、スコアは7-2。1死2,3塁。
しかし打席の佃くんと4番・渡部くんが2者連続で空振り三振に倒れ、スリーアウト。
点差を詰めるチャンスだったのになあ。残念。
スコアは7-2。

8回表。
2番・高野くんがレフト線への2塁打を放ち、無死2塁。
そして3番・根岸くんが、2ボールから1塁ベースの横を抜ける鋭いヒット。

根岸くんのバッティングは良いなあ。
スイングが鋭くて、でも豪快で、
なんと言うか…すごいバッターになってくれるんじゃないかというロマンを感じますなあ。
オープン戦を見に行った時も根岸くんの存在はすごく目を引きました。
まだ2年生だし、大きく育って欲しいもんです。
2塁走者が生還。

打者走者の根岸くんは一気に3塁へ。

根岸くんの、この試合2本目となる3塁打で流経大が1点追加。
スコアは8-2と変わります。無死3塁。
4番・芹澤くんは四球で、無死1,3塁。
5番・鴇田くんは空振り三振。1死1,3塁。
しかし6番・新田くんがライトへの犠牲フライ。

3塁走者はもちろんタッチアップし、流経大が1点追加。
スコアは9-2。

8回裏。
この回から、流経大は4番手・若山くんが登板。

5番・尾形くんは良い当たりのピッチャーライナー。1死。
代打・小川くんはセカンドフライ。2死。
7番・宮田くんはセンター前ヒットを放ち、2死1塁。
しかし途中出場の8番・佐田くんがセンターフライに倒れ、試合終了。

9-2で、流経大のコールド勝ち。

なによりも、強風と雨でコンディションが激烈に悪かった中
最後まで戦い抜いた両校の選手のがんばりにまずは拍手。
しかし2連敗を喫した学芸大は、今季勝ち星無しで入替戦へ…。


最下位となってしまった学芸大はですね。
一番気になったのが、スイングが波打っちゃってるバッターが
ちらほら目についたことでしょうか。
あと、画一的に全員強振する必要は無いと思うのですが
試合を見ている限りでは、みんな常に同じようなスイングをしていたような気が。
それなら走者の有無やアウトカウントによって飛ばす方向の意識を変えたりしないとね。
いっそのこと、足の速い打者ならサードゴロだけ打たせてもいいんじゃない?とか
いろんな打開策はありそうなのですが。
みんながみんなヒットを打つ必要は無いと思うのです。
というか、好きな球を投げて、好きなように打って勝つのが
プロ野球みたいで、たぶんいちばんカッコよくて面白いんだと思うのですが、
それで勝てない場合はどうするかをしっかりと対策して欲しいというか。
ヒットを打たない?打てない?なら、その代わりに
ヒット以外で出塁するためにはどうするか、とか
せっかく出した走者を3塁まで進めるためにどうするか、とか
3塁まで進んだ走者をホームに迎え入れるためにどうするか、とか、
そういうことがしっかり出来ると、すごいチームになるんじゃないかな。
野球は、タイムリーが出なくても勝てる場合があるんだし。
守備の面では、内外野ともに、打球の飛んだコースによっては
動きがぎこちないこともあったかな。
プロじゃないんだし、エラーとかをしちゃうのは仕方ないことだと思うのですが
その後のフォローというか、
傷口を広げないためにはどう動くべきかを野手全員が徹底しないとね。

そして流経大は。
関東大会に出場できないのはものすごく残念なのですが、
最後の試合で、流経大らしい元気な攻撃を見ることが出来て嬉しかったです。
改善すべき点はいろいろあると思うのですが、でも、
こういう生きの良い、イケイケな打線は流経大の大きな魅力だと思うので
来年もがんばっていただければ。

お疲れ様でした。


でも、やっぱ全国大会に出て欲しい…。


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