ピンズ屋のひとりごと

オーダーメイド専門のピンズメーカー「ピンズファクトリー」のスタッフが、交代で日常を語っていきます。

古き良き時代

2007-02-21 17:12:16 | Weblog
2/16からは中国の一週間旧正月休み期間中です。海外在住の中国人たちは必ず、家族や親戚等に新年の挨拶をするんです。しゃおも実家の姐に挨拶の電話をしましたが、姐は憂鬱中でした。なぜかというと、家中は夫婦と娘の3人しかいなくて、往年の賑やかさが全くなく、ひじょーに退屈しているようでした。「昔の実家が懐かしくてしようがない、あの時は、食卓も大人数で賑わって、食事の後の家族マージャンを待ち遠しい、、、今はマージャンなんて人は揃えやしない、お正月になにもやることがない、、はぁ~。。。」姐は嘆く。
しゃおは姐に付き合い、一緒に昔の古き、良き時代を振り返って、思いでにしばらく浸っていました。
昔は家というと、ほぼ全部社宅。ですので、同じビルに住んでいる人は同じ会社の人で、顔見知りです。んで、子供達も家族も顔見知りになるわけです。
ついたちの朝となると、朝寝坊なんかできっこありません。朝一から子供達がはしゃいで各階に新年の挨拶をしに走り回るんです。各家庭では挨拶に来る人のために、皮付きピーナツや炒った向日葵の種、ピーナツ飴や果物などを用意してあります。挨拶にいった家庭の子供たちと親しい時は、そこで連れ出して、一緒にまた挨拶に廻り、どんどん人数が増えていく時も多々にあります。
しゃおは4人兄弟の大家族で、家族メンバーだけでも十分にマージャンができるので、正月というと、マージャンです。参加には競争が必要な時もあります。時々、挨拶に来る友だちもマージャンテーブルに座って、お金を落としたり、持って行ったりします。しゃお家のお正月特別風景はいつもマージャンに強い父親が疲れてやめようとする時に、その勝ったお金を奪おうとするわれわれとそれを抵抗しようとする父親の「戦争画面」です。(もちろん、日本では法律で禁じられていますから、賭けマージャンはしていませんよ)

あ、懐かしいですなぁ~昔の古き良き時代。

PINS FACTORY(ピンズファクトリー)は
ピンズ・ピンバッジ製作のプロフェッショナル集団です。
http://www.pins.co.jp

コメント
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