カメの置物を探そう

親指サイズのカメ探し

蓑亀

2007年04月06日 | 全般
 架空のカメと言えば、尻尾が毛の束のようになっているカメを掛け軸等でよく見かける。あるサイトでこのようなカメのことを「霊亀」と呼んでいた。「亀は100年生きると甲羅から毛が生えてくる」という話があるらしく、この毛が生えた亀が霊亀と呼ばれるそうだ。なので長寿のシンボルとして掛け軸等に描かれているのだろう。
 しかし、実際に毛が生えてくるカメがいるわけではなく、甲羅に藻が付着しているカメを見てこのような話ができたそうだ。
 このような亀はカメグッズサイトでは「蓑亀」と呼ばれている。毛の部分が蓑のように見えるからと思われる。
 この「蓑亀」の置物は日本各地でよく売っている。龍神温泉では5円玉をひもで巻いて作られた蓑亀をゲットした。また、有馬温泉の吉高屋でも伊賀の組紐のカメをゲットした。ヒモなら尻尾が作りやすいので蓑カメにしやすいようだ。他に焼物やガラス製のものも見たことがある。
 また、上海でも木彫りの蓑亀をゲットした。おそらくこのカメの毛が生えてくる話は中国から伝わってきているのだろう
(写真:Tシャツの鶴と蓑亀)

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