このブログについて
『はぎおの「ツボ」note』は、ドラマ・エンタメ系の感想、旅行記etc. 自由気ままな「日記」です! 内容はかなり偏ってますが (^-^; お気軽に楽しんでください♪
いま関心があるのは「昔の時代劇・刑事ドラマ・サスペンス」「お芝居(宝塚中心)」「神社・仏閣」かな (^.^)
※なお、コメント等については、承認後の掲載とさせていただきますので、ご了承ください。
あれからちょうど3週間。
大きな被害のなかったところは、正直、何事もなかったかのように、「普通」の生活を送っています。
ありがたいことです。
ただ、復旧・復興のめどが立っていないところも多く、一日も早く元の生活に戻れるように・・・と思っているところに、まさかの台風直撃!
今まで、台風が避けてくれるかのような進路でしたが、今回まさかの東からのカーブ!
驚きとともに、これこそ
「泣きっ面にハチか!」
と思わざるを得ませんでした。
被害の大きい町は、流れ込んだ土砂の撤去がまだ終わっていないからです。
そこへまた雨なんて・・・
と、ここまでは7/28(土)までの心境でしたが、おかげさまで7/29(日)の14時現在、晴れ間が見えるくらいで、大きな二次災害はありませんでした。今のところ、とりあえず一安心。
この3週間、災害についていろいろ考えてみましたが、実は、先ほどのとおり、被害のないところは、普通に生活しています。(交通機関で一部不通の個所もありますが)
ただ、この「被害の大きさ」が県内全体と思われ、観光地への旅行のキャンセルが相次いでいるそうです。
「被災者の心境」と「観光地の閑散さ」、ジレンマを感じずにはいられませんが、ボランティアにしても、観光にしても、普通に来ていただければいいのかな。
大勢の方に来ていただくことで、全体的に落ち込んでいる気持ちも、少しは元気になるのではないか。
きっと、岡山も、愛媛も、同じような思いだと思います。
夏休みの観光、帰省を見直されていた方には、予定変更せず、ぜひ、そのまま来ていただけたら嬉しいです。
あの豪雨災害から1週間が経ちました。
全国ニュースでは、あまり話題になってないと思いますが…
あれからが大変でした。
各地で甚大な被害がある中、幸いうちの地域は被害はなく、普通の生活が送れる…と思っていたところ、思いもしなかった
「断水」
の噂が。
それからポリバケツや浴槽、ペットボトルなどなど、できる限り水を貯めまくりました。
これまた、幸いなことに復旧が早かったのですが、逆に水が出ることが他の地域の方に申し訳なくて。未だに断水地域が多数あります。しかもこの数日、猛暑で、みんなが苛立っています。
これが、ガスや電気も止まっていたら…と思うだけで、ゾッとします。
ただ、職場の方が断水に加えて、水冷クーラーが利かず、蒸し風呂状態での仕事で、さすがに参りました。まだ、はぎおは家に戻れば水が出ますが、断水地域に住む同僚に、ホントに申し訳ない気持ちで。
蛇口をひねれば当たり前のように水が出る…そのことに心から感謝する日々です。
この災害を機に、久々に連絡を取り合った友人・知人から、断水復旧の知らせが届くたび、自分のことのようにうれしく、泣けてきます。
↓
これが本来の川の水です…豪雨の時は、本当に怖かった。
同じ「水」なのに、この1週間で「恐怖」と「感謝」を感じる、複雑な心境でした。
ちなみに、地元のテレビはこんな感じです↓
ライフラインの復旧、支援、ボランティア情報などなど、延々流れています。
特に広島は、交通機関の寸断もあり(高速道路はやっとつながりました)JRの完全復旧はいつになるかわからないとのこと。
この光景、7年前の夏、東北を旅した時に見たテレビを思い出しました。比較することではないですが、東北の災害の被災者の方の辛い気持ちが、ほんの、ほんの少しだけ感じられたつもりです。
今回の被災者のみなさんが1日も早く元の生活に戻れるよう、心から願うばかりです。
追記:みんながいろんなことに我慢し、自治体や警察・消防・自衛隊、そしてボランティアの方々…が黙々と頑張ってます。
涼しい部屋で、テレビやSNSを見ては政権批判や有名人の支援への攻撃をしてる人が相変わらずいるようですが、そんなことは後からいつでもできます。そんな時間があるなら、ぜひボランティアに来てほしいです。とにかく人手が足りてません。恐らく今はお金よりも人手かと思われます。
豪雨で少し落ち込んでいたところに、ショックなニュースが。
数年前からお痩せになって、心配していましたが・・・
の訃報でした。
時代劇ファンなら知らない人はいない、
のお奉行様として有名です。
子どもの頃から「ナショナル劇場」の中でも、このドラマがダントツ大好きでした!サスペンスタッチ、「大岡政談」や落語をベースにしたもの、さらに男女の艶っぽい話や男の熱い友情など、話題に事欠かない大人のドラマ。(ませた子どもだったのね)
ついこの前も「妄想」したくらい、このブログでも、何度となく書いています。(書きすぎて、リンクしませんでした(^^ゞ)それにしてもあの気持ちは、何かの前触れだったのでしょうか。
そして、このお奉行様こと、加藤剛さんそのものが大好きで、小学生の卒業文集で、好きな芸能人に挙げるほどでした!(どんなませた子どもだったんでしょう)
当時は、単にお奉行様カッコいい!という思いだったんでしょうけど、大人になって何度も何度も見直していると、凛とした佇まいはもちろんのこと、低音の心地よい声と、端正な顔立ち(特に横顔の美しさときたら、右に出る人はいません!!)に改めて惚れ込んでいました。
惚れ込んだ結果、著書「こんな美しい夜明け」を読みましたが、作り上げたものではなく、お育ちや経験から得られた、お奉行様そのものような、まさに「美しい性格」だな・・・と実感したものでした。
ドラマの人物像も史実に近いものだとか。そういう意味ではこのキャスティングは完ぺきだったのでは?!ということで、どんな肖像画を見せられたとしても、はぎおの脳内では「大岡越前」像は、完全に加藤さんです
訃報の発表も、葬儀を済ませて3週間以上も経ってから。静かに旅立たれたのは、加藤さんらしい気がします。
「越前」以降、悪役ができなくなった、とどこかで話されてた気がしますが、確かに
生まじめ お堅い
イメージの役柄ばかりでした。
「剣客商売」の大治郎とか、森村誠一シリーズとか・・・真面目過ぎて破滅していく「風と雲と虹と」の平将門とか、「関ケ原」の石田三成とか・・・
お奉行様はおかげさまで毎日見られるのでありがたいのですが、今一番見てみたいのは
「砂の器」 と 「人間の條件」
でしょうか。追悼で放送されるのは、きっと王道・定番だと思うので、ぜひこの二作品をどこかの局で放送していただきたいな・・・
「大岡越前」の出演者の方たちが、どんどん召されていくのが淋しい限りです。
勢ぞろいされたあちらの世界の方が、本当に楽しそう・・
また憧れの役者さんがいなくなってしまいました。
心よりよりご冥福をお祈りします。
7月6日から7日、8日にかけて縦断した「梅雨前線」により、全国的に大雨の被害が発生しました。
被害に遭われた方、心よりお見舞い申し上げます。
はぎおの住む広島県は、いつもは災害の少ない、穏やかな場所なのですが、実は「大雨」に弱い地盤で、ひとたび自然災害が発生すると大規模化してしまいます。
2014年にも大雨被害がありました。
ただ、それも、自分の住む地域とは離れた場所。正直、実感がありませんでしたが・・・・
今回、全県的に「大雨特別警報」という、数十年に一度の災害発生を呼びかける警報が出ました。
うちの地域もバケツをひっくり返したような豪雨と小雨が三日間続き、あっという間に河川は増水。
避難・・・どこに?避難場所、避難所の設置情報はなにもない。
逃げようにも、三方川に囲まれ、避難する方が危険。ということで、災害があったら自宅でやり過ごす・・・というのがうちの暗黙の了解でした。
分かってはいましたが、これだけ豪雨が続き、川が増水してくると、恐怖以外の何ものでもなく
家族は爆睡してましたが(どんな神経してるのか)、はぎおは一睡もできませんでした(初めての徹夜)
2階からの光景(7/7)
親類宅が床下浸水になったそうですが無事。うちもおかげさまで浸水・土砂崩れはもちろん、停電も起きなかったので、怖かったですが他の地域に比べたら全然まし。ご心配をおかけしました。
その間、テレビ、ネット、SNSなどで情報を見ましたが、今回ほど、SNS情報がありがたいと思ったことはありませんでした。
特に今まで敬遠してたLINE。
友人・知人の安否確認、自宅以外の地域の情報などなど、とても役立ちました。
こういう時のSNSは、本当に有効活用できるのだと。
ただ、「これはフェイクか?」と思わざるを得ないようなものもあったので、神経が昂る、焦っている時ほど冷静に判断しなければならないとも感じました。
同じ情報でも、自治体によって密に情報提供があったり、全く情報が流れてこなかったり、温度差をすごく感じました。
特に、自分の地域の情報がまるで得られなくて、それこそ個人のSNSで状況を知ったことも多かったので、これはいかがなものかと(もちろん、職員の方も懸命だったと思うのですが・・・)
マスコミもそう。市内でも堤防決壊のため水没した地域があり、車や家の屋根の上で助けを待っている光景をSNSで知りましたが、報道ではほぼ取り上げられてません。取材も広範囲で大変だと思うんですけど、状況や安否が心配なので、情報が知りたい!
県内の交通機関はほぼストップ、高速道路だけでなく、多くの国道・県道まで通行止めになるなんて、いまだかつて聞いたことがありませんでした。交通網は大混乱で、商品の流通もままならず、生活面で全県的に支障が出始めています。
それと、濁流で多くの地域で貯水池がダメになり、断水になるそうで・・・。(実はその情報も人づてに聞いたもので、詳細はまだわかりません)
いろんなことを考えさせられる出来事でした。
まだ雨は降り続いています。
冠水や土砂崩れで孤立した地域も多数。とても心配です。
その後の復旧作業も大変かと。
みなさんが一日も早く元の生活に戻れますように・・・
みなさん、折り紙得意ですか?
はぎおは・・・・苦手。というか、ほぼできません(お恥ずかしい)
幼稚園や小学生の頃、折ってたはずなんですけどねぇ・・・
ま、図画工作全般(いや、手先を使うこと)すべて苦手
学生時代、手紙をきれいに折って、クラスで回し読み・・・とか参加してたはずなんだけど。
・・・思えば、元通りにできなかったかも
実は、最近、「折り鶴」を折る機会がありまして。
もちろん、今までも何度かありましたけど、何となくごまかしてきました。
が、今回はそういうわけにいかず、自宅にある古~い本を引っ張り出して、見ながら折りました。
by福音館書店
年季がある~
うん十年前の本を未だにとってあるって。
といいますか、存在自体を忘れていて、まだあったんだと驚き。
で、出来上がったのですが、まぁ時間のかかったこと。
それに、どうも自分の覚えている出来上がりではないんです。
で、結局ネットで調べたところ、YouTubeにまで折り方があがってるんですね。
それを見たら、「これこれ!」という出来栄え。
それからというもの、これではまずいと思い、折り紙を買ってきて、毎日何羽かずつ折ることを日課にしました。ボケ防止にもなるし
そうそう、あ~でもない、こうでもない、と考えながら折っていると、逆に脳がリラックスするというか、活性化される気がします。朝、出勤前に折り紙した方がいいかしら
実は、広島という土地柄、鶴を折ることが多いんです。
学校や職場で一年に一度は折る機会がありまして。(なぜかはぎおは就職してから縁がなかったですけど)
それはともかく、折り紙は苦手でも、鶴くらいはよそ見しながらでも折れるようになりたい・・・と思う今日この頃でした。
いろんなSNSがある中、今一番見ているのが
でしょうか。
ま、今さらですが、一番お手軽な気がするので。
ほぼほぼ読むだけですが。
有名人のツイートも本当に増えてきました。
特に、年配の方。
昔だったら考えられないようなスターさんが、自分の言葉で書き込んでいるのが面白く、たくさんフォローさせていただきました。
が、ありがたいことに、その有名人に、自分のアカウントをフォローしていただきました。
こういう場合、どうしたらいいのでしょう。
今まで、フォローされても、あまり返信しないことが多かったんです、実は。
その方が気が楽ですし。
もちろん、フォローのご挨拶があった時は、こちらも返信しますけど。
今はまだ、特にコメントや返信など受けたことはないのですが、ツイートするとき、「あの人もこれを読むことがあるのかな」と思うと、ちょっと委縮しちゃったり。
それはそれで、何でもかんでもツイートするんじゃなく、内容を考える、いいきっかけになりましたけど。(もちろん、こういうことがなくても、考えてツイートしなければいけないんですけど)
滅多にアップせず、たまにしか見ないインスタのアカウントにも、有名人からフォローからしていただいて。
そう考えると、不思議な世界ですよね。
絶対に縁のない方と、こういう形でつながりが生まれるって。
ネット社会・・・最近特にいろいろと怖い問題が生じてますけど、いい形で運用されれば、こんな便利で楽しいツールはないですよねぇ・・・といつも思います。
さて、返信の話。どうしたものでしょう。そして、返信するにしても、どうコメントすればいいのでしょう。
未だに、ご本人なのか、信じられないのですが・・・
ちなみに、フォローされたのは、ツイートが林与一さん、インスタが西山浩司さんです
ついに、というか、とうとう、というか。
この日が来てしまった。
桂歌丸師匠の訃報。
あえて師匠と呼ばせていただきます。
いつかは来ると思っていたけれど、実際にそうなると、やはり残念でなりません。
子供のころから長年、いや今でも見続けている「笑点」 。
緑の着物のおじさんは、安定感抜群。特に、回答者の頃は皮肉屋で、切れ味鋭く、世相もチクッと批判してみたり。
隣の小円遊さんと火花バチバチの皮肉合戦で、これがまた面白くて。子どもながらに「いい大人がテレビ番組でホントにケンカしてる」と思ったもので
もう、この頃のことを覚えている方も少ないと思いますが、「笑点」を通じて、大人の粋な世界を垣間見た、そんな気がします。
司会に代わってからは、前任の円楽師匠時代は真似できないと思い、試行錯誤した結果、被り物を増やして、老若男女が楽しめる、自分なりのカラーを打ち出したそうです。
何気なく見ていた番組ですが、ベテランの師匠がプレッシャーを感じ、工夫し続けたという話。やはり、プロですね。
いつも師匠をからかっていた(二人のやり取りが本当に楽しかった)六代目円楽さん、本当は心から尊敬しているんですよね。どれだけ落胆されていることか・・・
50年もレギュラーを務めた「笑点」を降板した理由は、体調面の不安もあったけれど、まだまだ落語への意欲が衰えず、古典をやりたい、独演会をどんどんやりたいとのこと。
晩年は、酸素吸入をつけながらでしたが、それでも何事もないかのように落語を披露し、観客を魅了されました。
何度も入退院を繰り返し、呼吸が苦しくても、最後まで落語家であり続けた歌丸師匠。
「落語の申し子」というべき方かと。
何年か前、尾上松也さん主演で「桂歌丸物語」というドラマが放送され、歌丸師匠の生い立ちを知りました。
横浜の花街で、祖母に育てられ、苦労の末落語家へ。
順風満帆という訳ではなく、師匠や落語団体に反発して、落語を辞めたことも。その間、その口のうまさ?を活かし、営業マンとして成績もよかったんだとか。
生まれ育ちや経験が、落語に生きてるんですよね、きっと。(素人考えかもしれませんが)
落語界に復帰して、どんなに有名になっても、その横浜から一度も出ることなく、下町の小さな自宅に奥様(大喜利でもお馴染みだった富士子夫人)と住み続けた・・・というのも粋だなぁと。
歌丸師匠って、なにより声がいい。高くもなく、低くもなく、口跡も明瞭で、「笑点」見てても本当に聞きやすかった。
それだけに、本当に残念なのは、生で落語を聞けなかったこと。
何度となく、広島や地元近くに来ることがあったのですが、残念ながら縁がありませんでした。
(実は4月に、まだ広島での高座に名前を連ねていたというから驚きです。もちろん、遠方まで来られるような状況ではなかったはずで、降板されましたが、その意欲は凄まじいものです。)
これからきっと、各局が歌丸師匠の特集をすると思いますが、個人的には、脂ののった時期や、晩年の凄みを帯びた高座の姿、落語の一席をどんどん放送していただきたいです。それが一番の供養になると思うので・・・
心よりご冥福をお祈りします。
という番組で、中山忍さんが、これまで出会った先輩たちを語っていた回を、2度ほど拝見しました。
お二人から、とても厳しく指導を受け、恐怖のあまりトラウマになるほどだったとか。
でもその後、その経験に応えるべく、地道に頑張り続けてきた結果、今ではドラマで欠かせない存在となり、先輩たちからも「良い役者になった」と間接的&直接的に褒められたとか。
特に地井さんは、直接的に激しい言葉で怒る方。
それだけ仕事に命をかける程、自分にも人にも厳しい方だと、いろんな役者さんのインタビューで聞いていました。
晩年は、バラエティで親しまれてましたが、子どもの頃見ていた地井さんは、眼光鋭くギラギラして、裏表なく思ったことをズバッと言う、激しそうでコワイ印象でした。
先日のとんねるずタカさんの「たいむとんねる」で、柳沢慎吾さんも語ってましたが、昔の先輩はとにかく怖い、厳しい人ばかりだったと。(この回は慎吾さんの話が面白すぎて、死ぬほど笑いましたけど)
今は、「パワハラ」という言葉が先行し、昔のように厳しく指導してくれる上司・大人は少なくなりました。(代わりに、その日の気分・感情だけの理不尽な言動で周囲を不快にさせる人が増えたような。)
もちろん楽しい雰囲気に越したことないのですが、「職場は遊び場ではない」という気持ちが、はぎおの頭の片隅にもあるので。(古い人間なんでしょうね)
正直、頭ごなしに怒鳴り散らされるのは本当に苦手ですがダメなところ、悪いところをその場で注意・指導してくれる先輩(後輩もいたなぁ)がたくさんいました。
その時は委縮し、落ち込みましたが、冷静になると、教えてもらってよかった!と思うことの方が多かったです。自分の考え・やり方だけではわからない、気づかない事って多いですから。
そういう人ほど印象的で、会わなくなってもよく覚えているもの。
そして、褒められ慣れていないので、あまり優しくされすぎると、逆に疑ってかかるという、捻くれた性格も持っているので
とはいえ、自分も年を重ねて、年下に指導する立場(ということもないですが)になると、人に「教える」ってとても難しい。とっくにあの当時の先輩たちの年齢を超えてるはずなのに、とてもじゃないけど真似できない。人に指導できるほどの人間なのか、という思いが先に立って、遠慮してしまうのです。
自分が嫌われても、「ダメなことはダメ」と厳しく言えた地井さんたち昔の先輩って、すごいエネルギーのかたまりだったんだなぁ。もちろん、そういう人ほど自分にとても厳しい方で。
林与一さんも、若手の俳優に、良かれと思っていろいろアドバイスしていたら、次の日からそばに来なくなったとか。そんな大ベテランに指導していただけるなんて、(役者ではないけど)はぎおだったら嬉しくて、もっと聞きたい!と思う気がするなぁ。
杉良太郎さんも、時代劇でいろいろ指導していたら、みんなから嫌がられたので、もう時代劇の出演自体やめられたという話を聞いたことがあります。(確かに杉さんってこだわりが強くてすっごい細かそうだけど)
何だろう。言い方もあるし、受け取り方の気持ちの違いなのでしょうか・・・
同じ芸能界でも、宝塚は今でも先輩から後輩への細かい指導が未だに続いてますよね。後輩も、聞く体制ができているし。まぁ、指導法はきっとマイルドに、優しくなったんでしょうけど。
アドバイスを受けて、やってみて、失敗して、さらにアドバイスを聞いて、少しずつ成長して・・・その関係性が続く限り、素敵だなって。(いつまで続くかは疑問ですが・・・)
また、はぎお自身、年下の上司が増えているのですが、逆に気を遣わせているのではないかとも。
こちらとしては、(恥ずかしながら)まだまだ気づかない・知らないことが多いので、指導していただきたいのですが、扱いづらいのかなって思ったり。
なんだか、いろんなことを考えさせられる、お話でした。