ドレミファ Happy 日記

もしもピアノが弾けたなら♪

さよなら、中村紘子さん その1

2016-08-05 09:53:22 | ピアノ
レッスンに来て下さってる大人の方は

口を揃えて

「中村 紘子さん、亡くなりましたね〜

と、おっしゃいます

…やはり、一般の人にも分かりやすく

クラッシックのピアノ音楽を

普及した功績は、大きいんですね

一番長くレッスンに来て下さっているYさんは、

「こんなに早く亡くなるんだったら、もう一回ぐらい演奏会に行っておけば良かった〜

…なんて、仰ってました

かく言う、私は、0回の参加で

終わってしまいましたが…


本当に色々な才能をお持ちの方で

特に文章は、とても面白く

世界中の演奏会や演奏家とのエピソードを書かれていて

秀逸でした


かれこれ、15年近く前になりますが

MACKYの中学入試の時の事…

受験した学校…これは、YUKSの学校でもあった訳ですが

試験の待ち時間に学校側の配慮で

付き添いの父母のために

図書館を解放して下さいました

吹き抜けのあるとっても素敵な図書館で

新築という事もあり

早速、見学

ふと書棚を見ると

中村 紘子 著 <ピアニストという蛮族がいる>

という本が目に入り

読み始めたらもう止まらない〜

すっかり、時間を忘れ、MACKYが試験中な事も忘れ…

読み耽ってしまいました…

「間も無く、試験が終了致します〜

係りの先生の声掛けで

ハッと我に帰ると…

お昼の12時も間近〜

いつの間にか辺りに人の気配もなく

慌てて、控え室へと向かいました

…本当にここは、何処?私は、誰?

状態、だったんですね〜

2人目って、こんなもんなんですかね?

余裕というか、いい加減というか…

YUKSの入試付き添いの時は、絶対あり得ない事でした

その時は、入試付き添いでは

本は、読めないな、と思ったものでした

…だって、結果が心配で

頭の中を活字が通過するだけ〜

だったんですもの…


まあ、めでたく姉妹揃って同じ学校に行けたので良かったですが…

落ちたら、きっと自責の念だったな…