ニャン丸さん、お食事中。
餌をこぼしてサンルームの床を汚すので、チラシを敷いてご飯中。
ホントはね、野良さんに餌をやってはいけないんですよね。
自治会の回覧にも保健所からのお達しで、そう書いてあるしーーー
う~ん、ダメは分かっているんだけどーーー
でも、無理
この仔は、家の子ーーーということで、お許し下さい。
他の野良ちゃんには、絶対に絶対にあげてませんよ
他にもタヌキみたいなボス猫が、家の周りを時々うろうろしていますが
家じゅう知らんぷりしておりますんですよ。
第一、人間を見ただけで逃げるようなボス猫ですから
とても、お付あいできませんのです。ーーーーホホホ
去年にゃん丸が、家に来はじめた頃
主人は、「絶対、餌なんかやるんじゃないぞ~」
と、言っておりました。
ついでに「名前なんか、つけるんじゃない情がうつる」
とかも言っておりました。
でも私とMACKYとでーーーこっそり隠れてあげてたんです。
今では、早朝は主人が餌係。
毎朝、猫としゃべってますけどーーー
最初はものすご~く警戒して
お魚の骨なんかも咥えて
人の見てない所まで持って行って食べてました。
だんだんお皿を家に近づけ
さらにサンルームに置くようにして
今日に至っております。
やっと、人が見ていてもご飯食べるようになったし
家人の顔を見ると近づいてくるようになったりもしてーーー
かわゆす~
時々、うっかり網戸を閉め忘れたりすると
2、3歩家に入って来て、興味津々の顔つき
でも、お家の中には絶対入れられないな~
そこは、ルールを守ろうよね にゃん丸君
にゃん丸の頭の模様ーーー
上からよく観るとーーー
ハートの形してません?
そうか、君はLOVEちゃんだったのね
夏目漱石の名作<吾輩は猫である>のモデルになった猫は
漱石の家で飼われていた猫がモデルというのは、有名な話ですが
これが大変な<福猫>だったらしい
<ふくねこ>---
あんまり聞かない言葉ですが
要するに<招き猫>---幸福を持ってくる猫
という意味らしい。
なんでも、漱石の<猫>は
爪まで黒い猫で、これは大変珍しい猫だったらしいのです。
この猫が、<夏目家>に居候になってから
小説家として、漱石さんも出世したとかーーー
お願い~うちのLOVEちゃん
我が家にも<福>を持ってきて頂戴~
みんな、出世しますように~
ーーーなんて言っても、にゃん丸じゃあんまり<ご利益>なさそうーーー
ーーーと、いうか
<これ以上、何を欲をかいているんだろうね~>
みたいな顔して、にらまれました。