ドレミファ Happy 日記

もしもピアノが弾けたなら♪

2歳児の頭の中

2022-08-06 21:51:00 | ピアノ
孫話しの続き…

子供が言葉を獲得していく過程は、
観察していて面白いし、興味深い。

まずは、親や周りの大人の口マネから
音を拾っていくと思われます。
自分の頭の中で、既に知っている事柄と音が同じだとそれと照らし合わせているような…
意味は、遥かに時間が経ってから一致している、というのが私の持論。

ずっと昔、小さいピアノの生徒さんをたくさん教えていた時の事

私 (ドミ♭ソ を弾いて)
      この悲しい響きがする和音は
      <短三和音>って、いうのね〜

生徒 先生、タンサンってサイダーの事?

私  ん?
   (あ〜タンサンが炭酸になるんだぁ)

なるほだね〜
と、えらく感心した事がありました。

小さい人の頭の中って、なんて素敵なんでしょ✨

依頼…長三和音は、いかりや長介
   短三和音は、サイダー🥤
   増三和音は、動物園の象さん🐘
   減三和音は、大工の源さん🪚
こんな風に説明したら、結構乗ってくれた!
あんまり面白くない<音当て>も
少しは、楽しめたかな…

先日、泊まりに来た3匹の孫怪獣の1匹
2歳10ヶ月のM君が突然!
<よういしゅうとう!>
と、叫んだのには、ビックリ‼️😳

彼の頭の中では、この四字熟語は、
一体何に変換されているのか…😅⁉️


さよなら 、中村 紘子さんその2

2016-08-06 19:28:47 | ピアノ
その著書<ピアニストという蛮族がいる>によれば

典型的なピアニストとは…

勝ち気で強情でしぶとくて、

自己中心的で気位が高く、

恐ろしく攻撃的で肩幅のしっかりした筋肉質で

どこかピントの狂った頓珍漢…

…なんだそうで〜

ワオ〜今にして思うと

なんか分かる気がするわ〜


よく言えば、芸術家…

悪く言えば、我儘な変人…

自分の音大生時代を思い出してみると

その頓珍漢なピアニストの玉子集団の中での生活は

蛮族になれるほど才能がある訳でもなく

さりとて、一般人としては変わり者の私にとっては

なかなか大変でございました



自分の事をたなにあげて言うのも何だが

やはり、周りは、普通人ではない〜

この年齢のオバさんになってみれば

「なんか、この人、変わってて面白いね〜」

くらいのノリで軽く流したり

楽しい人間観察の場にしてしまえば良いものを

やはり、若気の至りというか…

器の小ささ、というか…

ムキになって張り合ってみたり…

頭に来てみたり…

ほんと、疲れましたね〜


そんな中で、余裕でやっていけるぐらいだったら

今頃、もう少し大成しているよな〜

まあ、何れにせよ

皆んな、何かに向かって一生懸命だったんですね

若さは、バカさか…


あの世があると仮定して…

私もその内にお邪魔させて頂く時が来て…

またこの本の続きを読んでみたし…

いやいや、その時は直接、中村さんからお話を〜

その時まで、しばしのお別れ

ご冥福を祈ります


















さよなら、中村紘子さん その1

2016-08-05 09:53:22 | ピアノ
レッスンに来て下さってる大人の方は

口を揃えて

「中村 紘子さん、亡くなりましたね〜

と、おっしゃいます

…やはり、一般の人にも分かりやすく

クラッシックのピアノ音楽を

普及した功績は、大きいんですね

一番長くレッスンに来て下さっているYさんは、

「こんなに早く亡くなるんだったら、もう一回ぐらい演奏会に行っておけば良かった〜

…なんて、仰ってました

かく言う、私は、0回の参加で

終わってしまいましたが…


本当に色々な才能をお持ちの方で

特に文章は、とても面白く

世界中の演奏会や演奏家とのエピソードを書かれていて

秀逸でした


かれこれ、15年近く前になりますが

MACKYの中学入試の時の事…

受験した学校…これは、YUKSの学校でもあった訳ですが

試験の待ち時間に学校側の配慮で

付き添いの父母のために

図書館を解放して下さいました

吹き抜けのあるとっても素敵な図書館で

新築という事もあり

早速、見学

ふと書棚を見ると

中村 紘子 著 <ピアニストという蛮族がいる>

という本が目に入り

読み始めたらもう止まらない〜

すっかり、時間を忘れ、MACKYが試験中な事も忘れ…

読み耽ってしまいました…

「間も無く、試験が終了致します〜

係りの先生の声掛けで

ハッと我に帰ると…

お昼の12時も間近〜

いつの間にか辺りに人の気配もなく

慌てて、控え室へと向かいました

…本当にここは、何処?私は、誰?

状態、だったんですね〜

2人目って、こんなもんなんですかね?

余裕というか、いい加減というか…

YUKSの入試付き添いの時は、絶対あり得ない事でした

その時は、入試付き添いでは

本は、読めないな、と思ったものでした

…だって、結果が心配で

頭の中を活字が通過するだけ〜

だったんですもの…


まあ、めでたく姉妹揃って同じ学校に行けたので良かったですが…

落ちたら、きっと自責の念だったな…






中村 紘子さん逝く

2016-07-30 19:28:15 | ピアノ
ここのところ…

え〜っていうようなびっくりな悲惨な事件があり

何だかブログを書く気持ちになれないな〜

なんて思っておりましたが

一昨日、ピアニストの中村 紘子さんが亡くなられた記事を読み

これも、え〜っ

…でした

私的に、絶対に亡くならないだろう

と、思える方っているんですが

学校の大先輩である中村さんもそんなイメージでした

小さい時から<神童>ですものね


2度ほど<生 中村 紘子さん>にお会いした事があるんですね

…あちらは、全くご存じでないと思いますが

一度目は、30年以上前…

先輩の応援で<チャイコフスキーコンクール>
を聴きに

まだソビエト連邦だったモスクワに

10人ほどで1ヶ月滞在した時の事…

中村さん、審査委員でいらしてたんでしょうね

大学時代に私が師事していた先生と中村さんが親しく

日本人同士出会うのも殆ど無い状態でしたので

あらあ、皆様、ご機嫌よう〜

なんて、感じでご挨拶

私もその他大勢の一員で、ご挨拶

そんな東京では、あり得ない出会いの後

東京に帰って一ヶ月くらい経ったある日

今度は、六本木で

またまた偶然、高級スーパーで

ご主人とお買い物をされている中村 紘子さんと遭遇

あらあ、またお会いしましたね〜

なんて、感じで会っちゃった

ついでに<庄司 薫さん>まで見いちゃった

…ミーハーは、見ちゃった、てな事になるんですな

第一印象

なんて、小柄な方なんだろ〜

想像の中では、小柄な方だと思っていましたが

想像以上でした

なのに、舞台では、堂々として見えますねぇ〜

不思議


ピアノだけでなく料理も筆も弁も立つ方

もう才女の典型…

それでいてユーモラスでチャーミング

紅い薔薇のような方でしたね〜

こんなに早く亡くなるのなら

リサイタルまで足を運び

演奏の方も<生 紘子さん>を

聴いておけば良かったな〜


ボランティア

2016-04-24 21:30:04 | ピアノ
今日は、久しぶりに老人ホームに歌の伴奏のボランティアへ

施設は、季節の花が一杯

花壇は、とても手入れが行き届いておりました

初めて見たのが

<ハンカチの木>

白いハンカチみたいな花が咲くんですね

珍しいです~


歌い手さんは、着物で登場

素敵な日本歌曲の午後になりました







帰りは、二人でお茶



ちょっぴり緊張の後の<甘い物>は、

堪えられませんな…笑