ポエム調(笑)は一旦お休みして、本筋の相撲について一言。
大相撲再発防止検討委員会の漫画家やくみつるさんが、力士のダメ押しや、ガッツポーズに対して、出場停止などの罰則を設けるべきだと提案しています。
普段から、彼の意見には同意できる点が多いのですが、この提案に関しては、私は少々異論があります。
闇雲に罰を与えるというのが、果たして、再発防止の糸口になるのでしょうか。
最近の学校は、あれはダメ、これはダメと、何から何まで校則で縛りつけているそうです。
ものごとの善悪を教える前に、とりあえず悪いことしないようにを規制する。
これももう教育ではなく、ただの管理です。
やくみつるさんの罰則案も、これと同じ方向に向かおうとしているように思えてなりません。
力で抑えこむ前に、善悪をきちんと教えるべきではありませんか?
そうでないと、いつかどこか見えないところで、破綻を生じるでしょう。
そのためにも、まずは、再発防止案にも挙げられている、親方衆への徹底した再教育が最優先だと、私は思います。
でも、それは善悪をきちんと教えたうえで、それに背いたものにたいする罰が正当であって、今の相撲界には、前提となる教育が行き届いてないと思うんですよ。
難しい問題ですね~