何度も同じことを言うようですが・・・

まずは、カツさん、よっちゃん、コメントありがとうございます。

返事が長くなっちゃって、文字数制限食らっちゃうと、キーボードを叩き壊したくなっちゃいますので、ここで返事しますね。

＜カツさんへ＞
昨日のスポーツショットは、メールを紹介するよりも、大野さんが自分で言いたかったんでしょうね。
だから、代表メールは６時半ころに読まれてました。
相撲は観客からチケット代を徴収している以上、立派なプロスポーツです。
しかし、そこに「国技」という冠が付いてしまうために、野球やサッカーとは違った文化が存在します。
これはたとえ日本人であっても、理解できない人がたくさんいると思います。
かといって、じゃあ理解できるやつだけが入ればいいなんて言っていたら、相撲界は三日ともたないでしょう。
だからこそ、相撲界としての各力士への教育が必要なんです。
とりあえずここはここまでにして、またのちほど。

＜よっちゃんへ＞
乙ですッ！！
よっちゃんみたいな人（どんな人？）からの意見が聞きたかったんだよね～。
そうそう、オフならば何をしたっていいんだけど、巡業は力士にとって本業のようなもの。
その巡業には参加せずに、あんな映像が流れるというのは、
「すみませんが、体調が悪くて医者からは安静にしてろと言われたので、来週一週間はお休みをください」
と会社に言っておきながら、週末に深谷のパティオで子供とウォータースライダーで盛り上がっているところを、夕方の「スーパーニュース」で映されて、木村太郎に「いや～、お父さんも楽しそうだね～」とコメントされちゃったようなものです。
たとえが分かりづらい？
そんなことより、「日本人力士が情けない」というのは、まさにおっしゃるとおり！
様々な問題の原因の中心には、それがあるのかもしれません。
でも、近いうちに「ゴルァッ！」って奴が出てくるかしんないよ。
週末はあっちにこっちにと頑張ってね～


さてさて、昨日今日と、朝青龍が精神的に不安定な状況で、記者会見も開けないとのニュースが流れてます。

これって、マスコミから逃げてるわけではなく、本当なんだと思いますよ。

「オレは今までと何も変わってないのに、なんで急にこんなに怒られるんだ？」

これが彼の正直な気持ちなんではないでしょうか。

実際、ここ数年間の朝青龍の言動は、とくに悪くも良くもなってなく、何も変わっていません。

言い換えれば、ずーっと悪いままです。

変わったのは周りをとりまく状況です。

何を言おうと、何をしようと、土俵の上で結果を出してしまう横綱には、周囲も気を使いながら接していました。

しかし、そのずば抜けた強さが少々薄れ始め、代わりを務められそうなものが見つかりかけてきた今、周囲は徐々に離れ始めています。

まるで、どこかの童話かドラマか映画みたいですね。

朝青龍は、お山の大将のぬるま湯に漬かり過ぎ、そのおごりから、周囲が変化している空気を見逃してしまったんですね。

まっ、そういう人間なんですから、しょうがないって言ってしまえば、しょうがないんですけどね。

そして、ここでも朝青龍と高砂親方との間の溝が露見してしまいました。

時事通信によれば、高砂親方が処分を朝青龍に伝えたのも電話のようで、いろいろな本人のコメントも、付き人を通して聞いているだけで、直接会ってはいない様子。

こんな非常事態時に、親方と弟子が顔も合わせないなんて、理解ができません。

親方といえば、力士にとっては親みたいなもの。

先日、松ヶ根部屋のおかみさんである高田みづえさんが「大事な息子さんをお預かりしているんですから、ひとりひとりにできるだけ気をかけてやりたい」とおっしゃってました。

錣山親方は、豊真将を鍛えるために、親方自ら胸を出して、肋骨を折りながらも稽古をつけてました。

そういう人間関係も含めて、私は相撲が好きなんです。

どうもここにきて、今回の問題に対する相撲界の構図が、

朝青龍・・・被告
高砂親方・・・弁護士
協会・・・裁判官

のように見えてきていますが、とんでもない話です。

親方も協会も被告以外の何ものでもありません。

そのあたりの意識が変わらない限り、第二の朝青龍が出現するのも時間の問題ですね。

さあ、これからどれだけ朝青龍への同情論が出てくるか、じっくりと見ていきたいと思います。