レア擬似カラーモザイク画像

No.41　2005/7/16作成

NASAの土星探査機カッシーニは、大気を持つ衛星エンセラダスに175kmまで接近し観測を行いましたが、その直前に衛星レアを近距離で撮影しました。
この画像は赤外線・可視光線（緑）・紫外線で撮影された画像を擬似カラー合成し（それぞれ赤、緑、青）、さらに2つの擬似カラー画像を組み合わせたモザイク画像です。
元の画像は17万9千kmの距離から撮影されたものです。
ここでは一面クレーターで覆われた半球が写っていますが、この裏側には暗い表面に明るいすじがたくさん見られます。
カッシーニは今後レアにも接近しより詳しく観測する予定です。

元の画像：NASA/JPL提供