日本初の金星探査機「あかつき」との通信が再開されたことは既にお伝えしていますが、どうやら回復したといっても低利得アンテナでの通信の段階のようです。
本来、軌道修正後に金星の裏側から出て間もなく通信を再開し、姿勢を立て直して高利得アンテナによる通信を開始するはずでした。
しかし実際には通信が回復するのが予定より1時間以上も遅れました。
その上低利得アンテナによる通信のため一度にやり取りできるデータ量が非常に限られています。
何らかのトラブルがあったようですが、現時点では不明で、まずは「あかつき」の状態を調べるのが最優先です。
火星目前で失った「のぞみ」の失敗が頭を過ぎりますが、まず通信は保たれていること、エンジンの噴射は少なくとも正常に開始されていたことは間違いなく、ここが踏ん張り所です。
「のぞみ」の後継機である「あかつき」なら、きっと過去の失敗を生かして危機を脱してくれるはずです。
本来、軌道修正後に金星の裏側から出て間もなく通信を再開し、姿勢を立て直して高利得アンテナによる通信を開始するはずでした。
しかし実際には通信が回復するのが予定より1時間以上も遅れました。
その上低利得アンテナによる通信のため一度にやり取りできるデータ量が非常に限られています。
何らかのトラブルがあったようですが、現時点では不明で、まずは「あかつき」の状態を調べるのが最優先です。
火星目前で失った「のぞみ」の失敗が頭を過ぎりますが、まず通信は保たれていること、エンジンの噴射は少なくとも正常に開始されていたことは間違いなく、ここが踏ん張り所です。
「のぞみ」の後継機である「あかつき」なら、きっと過去の失敗を生かして危機を脱してくれるはずです。