やぎのブログ(日記編)

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レア最高解像度擬似カラー画像

2005-12-06 13:07:12 | オリジナル画像
No.130 2005/12/3作成

11月26日にNASAの土星探査機カッシーニが土星の衛星レアに接近し、観測を行いました。
今回はこれまでで最も近い距離までレアに接近し、数多くの画像を得ました。
この画像赤外線、緑、紫外線で撮影された画像にそれぞれ赤、緑、青を対応させて合成した擬似カラー画像です。
これらの波長で撮影された画像の中では最も解像度の高い画像です。
レアは土星の衛星の中では2番目に大きな衛星です。
表面はびっしりとクレーターに覆われています。
色の違いは組成や結晶構造の違いなどを表しているのでしょう。
下の方に、ところどころ明るい部分が見られます。
No.123~128で見られた放射状に広がる明るい物質の一部です。
この画像から、明るい物質はクレーターの上に積もっているのではなく、明るい物質が表面に積もった後にクレーターで覆われたことがわかります。
つまりこれらの明るい物質は、かなり古い時代のものだということになります。

元の画像:NASA/JPL提供

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