やぎのブログ(日記編)

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いよいよ決勝トーナメント

2010-06-26 23:45:03 | 日記
白熱のグループリーグ全48試合が終わりました。
今大会は、初のアフリカ開催のワールドカップでしたが、アフリカ勢はグループリーグで苦戦し、ガーナが辛うじてグループ2位通過を果たしました。
そしてヨーロッパ勢も苦戦し、前回大会優勝のイタリア、準優勝のフランスが相次いで敗退。
安定していたのはオランダくらいで、ドイツはセルビアに敗れ、イングランドはアメリカに次いで実力差のあるニュージーランドにも2試合連続の引き分け、スペインはスイスに敗れました。

一方で南米勢は5チーム全てが決勝T進出。
しかもそのうちチリを除く4チームは負けなしの首位通過です。
北中米も、アメリカとメキシコが勝負強さを見せて決勝T進出。

アジアはというと明暗が分かれました。
日本と韓国は2大会ぶり2回目の決勝T進出を決めました。
一方、FIFAランキングでアジア首位のオーストラリア(世界20位、次の日本は45位)は、相次ぐ主力選手の退場もあり本領発揮できず。
大会屈指の強豪揃いのグループに入ってしまった北朝鮮も、3連敗で敗退。

そして決勝トーナメント

気になる日本は、一回戦でパラグアイと対戦です。
前回優勝のイタリアを敗退に追い込んだパラグアイは強敵です。
日本にとっては格上の相手ですが、接戦に持ち込んで粘りたいところです。
堅守速攻のパラグアイは、ここまで負けなし。
しかし、日本がデンマーク戦で直接FK2点を決めたことで相手も日本のセットプレーを警戒するはずです。
FKを恐れるあまりゴール近くでのプレッシャーが甘くなることに期待…。

全体を見渡すと、やはりヨーロッパはトーナメントでも苦労しそうです。
ヨーロッパは6チーム残りましたが、一回戦は全てヨーロッパ同士の対戦。
つまりベスト8の時点で3チームに絞られてしまいます。
ドイツ×イングランド、オランダ×スロバキア、スペイン×ポルトガル…一回戦で優勝候補のいくつかは敗退してしまうでしょう。
そうは言ってもヨーロッパ勢の活躍はこれから。
ボールや環境にも慣れてくれば、徐々に本領を発揮できるはず。

一方、南米勢5チームは、一回戦でのブラジル×チリ以外は、全て別のブロックに分散しました。
ベスト4独占の可能性すらあります。

アメリカの執念にも注目です。
イングランド戦は失点後に追いついて引き分け、続くスロベニア戦では2失点後に追いついて引き分け、アルジェリア戦では後半ロスタイムに先制して決勝T進出を決めました。
実はアメリカのブロックは、ウルグアイ×韓国、アメリカ×ガーナと、いわゆる優勝候補と言われる国が含まれていません。
波に乗って準決勝に進むのはどのチームか、最も注目したいブロックです。

密かにベスト4を予想。
全く根拠のない予想ですが、こう予想してみる。
アメリカ、ブラジル、ドイツ、スペイン。
日本はともかく、アルゼンチンはどうした?という声も聞こえてきそうですが。
そして決勝はブラジル×ドイツ…ってあれ?何回か前にも見たことあるカードだな。
個人的には日韓はもちろん、メキシコを応援。

W杯南ア大会 グループA・Bを予想!

2010-06-22 12:50:51 | 日記
2010 FIFA ワールドカップ南アフリカ大会は、今日からグループリーグ最終戦が始まります。
グループリーグは4チーム中上位2チームが次の決勝トーナメントに進出できるリーグ戦です。
グループはA~Hの8グループで、このリーグ戦で出場32チーム中16チームが敗退します。
グループEのオランダ、グループGのブラジルが、既に2位以上を確定させ、決勝トーナメント進出が決定しています。
一方、グループEのカメルーン、グループGの北朝鮮が、グループリーグ敗退が決定しています。
しかし、日本を含む28チームはまだ進出/敗退が決まっていません。
各グループ最終戦を前に、まずはグループA・Bの予想をしていきたいと思います!


グループA

ワールドカップのグループリーグでは、強豪国と開催国がシード国となるため、開催国は強豪国と組むことが少ない仕組みになっています(日韓大会の日本のように)。
しかし、南アフリカが入ったグループAには、前回ドイツ大会でシード国だったフランスとメキシコが入った他、過去2回優勝しているウルグアイも加わり、非常に厳しい組み合わせになりました。
最新のFIFAランキングでは、フランス9位、ウルグアイ16位、メキシコ17位、南アフリカ83位です。
これまでの大会では、開催国が活躍することが多いのも事実。

そうして始まったグループリーグ。
開幕戦は、南アフリカの先制で始まりましたが、メキシコが追いついて底力を見せ付けました。
一方、ウルグアイはフランスに対し互角に戦い、後半退場者を出してからは粘りのディフェンスでスコアレスドロー。
2戦目は、メキシコが本領を発揮してフランスに完封勝ち。
一方南アフリカは退場者を出してウルグアイに完敗。
これで、3チームの勝ち点、得失点差、総得点は次のようになりました。

   勝点 得失差 得点 順位
RSA  1   -3   1   4
MEX  4   +2   3   1
URU  4   +3   3   2
FRA  1   -2   0   3

ウルグアイとメキシコは非常に有利。
ウルグアイ対メキシコが引き分けならこの2チームが決勝T進出だし、仮にどちらかが負けても、フランスや南アフリカとは得失点差に差があります。
ウルグアイとメキシコはこの状況で無理はしないはずで、ロースコアの展開になりそうなので、フランスと南アフリカには大量得点での勝利が必要。
そんな中、フランスはチーム内で内紛がある上、今大会まだ得点がない状態で、開催国相手に大量得点を取るのはかなり難しそう。

ここでちょっとした計算をしてみました。
例えばフランス対南アフリカで、フランスが勝つ確率を60%、引き分ける確率を30%、南アフリカが勝つ確率を10%等と、各対戦を予想した上で、各チームの決勝T進出の確率を概算してみました。
その結果は、ウルグアイ95%、メキシコ90%、フランス10%、南アフリカ5%。


グループB

グループBは南米予選で苦労したアルゼンチンが入っていますが、このグループでは一歩抜け出している感じ。
ギリシャとナイジェリアの争いに韓国が加わることができるか、そういう展開になりそうな事前の予想でした。
最新のFIFAランキングは、アルゼンチン7位、ギリシャ13位、ナイジェリア21位、韓国47位です。

1戦目では韓国が格上のギリシャに対して2-0で完勝し、早くも混戦の予感。
アルゼンチンは貫禄の2連勝で、初戦勝利の韓国は4失点してしまいました。
一方2位争いのナイジェリア対ギリシャは、ナイジェリアが幸運な形で先制したものの一発退場で自滅、ギリシャに逆転負け。

   勝点 得失差 得点 順位
ARG  6   +4   5   1
NGA  0   -2   1   4
KOR  3   -1   3   2
GRE  3   -1   2   3

これで得失点差で大きくリードしたアルゼンチンの決勝T進出は確実。
一方その他の3チームは何れも他の試合の結果次第という大混戦。
2連敗のナイジェリアも格下の韓国に勝ち、ギリシャがアルゼンチンに負ければ、得失点差で2位に入ることになり、可能性は十分に残されています。
同じように計算すると、決勝トーナメント進出の可能性は、アルゼンチン(ほぼ)100%、韓国50%、ギリシャ35%、ナイジェリア15%。