やぎのブログ(日記編)

宇宙の最新情報ヽ( ・◇・)人(・◇・ )ノ世界の愛と平和

KO負け

2008-05-20 12:53:12 | 日記
やられました…
先週ずっと風邪を引いていたんだけど、週末体調が悪化。
ついに昨日ダウンしてしまって、1日仕事を休んじゃった。
季節の変わり目かなぁ。
子供にうつらなきゃいいんだけど。
家の中にいると子供にうつしそうなんで、今日は無理して出勤。

今日は太平洋側と北海道で大雨らすぃ。
天気も体調もどんよりだな…


~~~~~~~今日の元素~~~~~~~

36Kr

クリプトン。
希ガス族(18族)元素の一つです。
電子殻が閉殻となっており、化学反応を起こしにくく、常温で気体です。
その性質から、白熱電球などの封入ガスとして利用されます。
空気よりも重いため、吸入すると声が低くなります(ヘリウムとは逆です)。

大気中には1ppmというごくわずかな量のクリプトンが存在します。
生物の体内にはほとんど含まれておらず、必須性もないと考えられています。
毒性も特にありません。
酸素を含まないクリプトンガスを吸った場合には窒息、液体クリプトンに触れた場合には凍傷が起こります(当たり前過ぎ)。

というわけで、生物学的には特に面白味はありません。
化学反応を起こしにくいと言いましたが、二フッ化クリプトンなどいくつかの化合物が知られています(ただし多くは不安定で分解しやすいものです)。

ミャンマー洪水、四川大地震

2008-05-14 21:47:25 | 日記
今月2日から3日にかけて、巨大サイクロン「ナルギス」がミャンマー中南部を直撃。
ミャンマー国営テレビは13日、死者3万4千人以上、行方不明2万7千人以上と発表し。
でも、国連人道問題調整事務所が11日に発表した推計では、死者6万~10万人、行方不明22万人とされ、大きな食い違いが…
ミャンマーの軍事政権は被災後しばらく他国の救援隊の受け入れを拒否し続け、13日になってようやく一部受け入れることを承認。
また、そのような事態の中、10日には新憲法案の国民投票を予定通り強行。

過去最大級の被害が起こっているっていうのに、ミャンマー政府は一体何をやっているのか…
こうしている間にも、犠牲者は増え続けているのに。
せっかく生き延びても、救援物資は届かない、衛生環境が悪く感染症が蔓延しつつある…
政治は抜きに、まずは被災者を助けることを最優先に考えてほしい。


12日に中国四川省でM7.5の大地震が起こり、これまでのところ1万5千人余が死亡し、その数はさらに増えそう。
断層の長さは東京-名古屋間に匹敵する300kmにもわたるとか!!!恐るべし。
これまでのところ最も被害の大きい北川では死者7千人以上、四川省全体では1万4千人以上にものぼり、他の省でも死者は500人近くに達しているらしい…
これだけ広範囲の被害は日本では考えられないよね。
さらに震源地の汶川には今日救援隊が入ったばかりで被害の状況はまだ把握できてないし。


ミャンマー、中国の被災者の方々の無事を心からお祈りいたします


~~~~~~~今日の元素~~~~~~~

110Ds

ダームスタチウム。
ニッケル族元素(10族)の一つです。
1994年にドイツの研究所で初めて合成・発見されました。
その反応は208Pb(62Ni,n)269Dsというものです。
これまでのところ281Dsが最も安定で半減期は11秒です。

単体の性質や化合物などは他のニッケル族元素に似ていると考えられますが、これまでのところダームスタチウム化合物は知られていません。
もちろんダームスタチウムの生物に対する影響は不明です。
ある程度の量があれば放射能による被爆が考えられますが、ごく微量しか合成することができないのが現状です。

我が子と散歩

2008-05-07 16:37:40 | 日記
長らく日記を書かずにいましたが、少し余裕もでてきたので再開してみますかねぇ。

息子が産まれてからは、もう毎日がそのことばかり!!!
子供ってこんなに可愛いんすね。
しかも、自分に子供ができると、他の子供に対する見方も全然変わるんだなぁ…
毎晩家に帰ると「可愛い可愛い」言いながらはしゃいでいる俺は、親ばか以外の何者でもないw

3ヶ月を過ぎた辺りから徐々に表情も豊かになってきて、「えうぅぅぅ」とか「あんぐぅぅぅ」とか言いながらニッコリするんで、もうメロメロ…
今ではもう5ヶ月になって、「キャハハキャハハ」と喉が見えるくらい口を開けて笑ってるし。
どういうわけか「ごんべさんの赤ちゃん」を歌うと「キャッキャッ」と喜ぶんだよねぇ。
同時に泣く時も涙をボロボロ流して大泣きするようになって大変w
最近は夜中によく泣くようになってきたし。

そして、おもちゃの遊び方にも成長がみられるな。
最初は手に触れた物を反射的に握るくらいだったのが、自ら手をのばして握って口に持っていくような目的がみえる動きをするようになったし、最初はバラバラだった手足の動きも、両手で挟みつけたり片手で押さえて他方の手でいじったりするようになったし。
つい最近、部屋の電気の紐を引っ張ると付いたり消えたりするのを発見したみたいで、一生懸命引っ張ってます。

もともと低出生体重児として産まれたし、母乳で育ててるからってのもあるけど、ようやく6kgに達したところ。
身長も低いけど、他の子より小振りで引き締まった体つきなんだよねぇ。
体重は2パーセンタイル以下だから、100人中1位2位を争う軽さってこと。
発達は悪くないし、順調には増えてるんだけど、とりあえずそれだけが気がかりかなぁ。

~最近の1日の流れ~

朝はたいてい妻と子供のどちらかが先に起きる。
隣で「アーウー」言ってる声で俺も起きる。
2人で朝食食べてる間は機嫌がいいことが多い。
支度とかでバタバタしていると、放っておかれる子供が「ウーウー」文句を言い始め、抱っこしてる間に寝ることもあれば起きてることも。
そんで俺は仕事に出る。

日中はママと2人で散歩したり買い物に出かけたりしてるみたい。
よく眠る日もあれば、そうでない日もある。
大体は午後グズグズするんで、そのときに散歩に連れて行くみたい。

最近は俺も早めに帰れるから、そうすると俺が子供の相手をする。
いつも風呂に入れるのは俺の仕事。
ただ、子供と一緒に入るには、まだ歩けない子供を外で受け取ってくれる人がいなきゃいけないから、俺の帰りが遅い日は大変…
子供に母乳を与えて寝かせた後、ようやく妻も自由な時間。
そんなこんなであっという間に1日が過ぎていく…

写真は休日に俺が子供を抱いて散歩に出かけたときのもの。
だいたい途中で眠っちゃうんだよね。
揺られるのが気持ちいいのかな。
まだ髪が薄いんで、帽子を必ずかぶせてますw



久しぶりの日記のついでに、久しぶりの「今日の元素」再開です!w
1年半近くブランクがあったけど、今回はニッケルです。
意外に人間の体との関係が深いニッケルの虜になること間違いなし(謎


~~~~~~~今日の元素~~~~~~~

28Ni

ニッケル。
ニッケル族元素(10族)の一つです。
地殻には0.007%程しか含まれていないものの、地球内部の核には鉄に混じって大量のニッケルが含まれていると考えられています。
ニッケル合金は身の回りにあふれており、発熱体のニクロム線(ニッケル-クロム-マンガン合金)や50円・100円・500円硬貨の白銅(銅-ニッケル合金)などがあります。
また、ニッカド電池(ニッケル-カドミウム電池)に代表される電池にも使われています。

ニッケルは人体にも体重kgあたり0.14mg程含まれています。
ジャガイモやセロリに多く含まれ、毎日平均0.5mg程摂取していますが、腸管からはごく微量しか吸収されません。
人間にとって必須元素であると考えられています。
生体に対する作用としては、様々な酵素の活性化、鉄の吸収促進、グリコーゲン代謝や色素代謝の促進などがあります。
血中ニッケル濃度はほぼ一定に保たれていますが、急性心筋梗塞や急性脳梗塞などで上昇するという報告があります。

ニッケルにはいくつかの酵素の活性中心としての役割があります。
有名なのがウレアーゼで、尿素をアンモニアと二酸化炭素に加水分解する酵素です。
ウレアーゼの活性中心には2つのNi2+があり、尿素の酸素原子がここに配位結合して反応が促進されます。
有名なヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)も、このウレアーゼを持っています。
ピロリ菌は人間の胃に寄生し、胃潰瘍の原因となる他、胃癌などとの関連も深いことが分かっています。
ピロリ菌は、ウレアーゼを使ってアンモニアを産生し、強い酸性をもつ胃酸から身を守っていると考えられています。
また、ピロリ菌が産生したアンモニアや、菌を殺すために集まってきた炎症細胞が産生する次亜塩素酸とアンモニアが反応してできるモノクロルアミンなどによって、胃の粘膜細胞が障害されることが胃潰瘍や胃炎の原因となり、発癌の一つの要因となると考えられます。
ウレアーゼの存在はピロリ菌の存在を示すものとして、検査に利用されます。
尿素呼気試験は、13Cを含む尿素を吸ってもらい、ウレアーゼ活性があれば呼気中に13CO2が多く検出される、という検査法です。
また、内視鏡検査で採取した粘膜の一部を使ってウレアーゼ活性をみる迅速ウレアーゼ法という検査もあります。
潰瘍の再発予防のため、ピロリ菌の除菌療法が行われています。

ニッケル及びその化合物にはいくつかの有害性が知られています。
最も身近なものでは、金属アレルギーがニッケル合金でできたネックレスやピアスなどで起こりやすいという性質があります。
これはニッケルイオンがたんぱく質と結合することによって強い抗原性が生まれ、それに対する免疫反応が起こるためです。
また、硫化ニッケルを初め、多くのニッケル化合物は発癌性をもっています。
ニッケルは体内で主にNi2+として存在しますが、Ni+やNi3+としても存在します。
それらが活性酸素を発生させ、核内のDNAが損傷を受けることによると考えられます。
昔、ニッケル鉱山で働いていた労働者に鼻腔癌や肺癌が多発したそうです。
カルボニルニッケルはこうした発癌性に加え、有毒な一酸化炭素を生成します。