ディズニーでお仕事。

一昨日、昨日の2日間、東京ディズニーリゾートで働いてきた。
と言っても、勤務はNKホールの中だけで、ランドやシーには全く行けないのだが。

何の仕事かというと、『ディズニーキャスティングサテライト』の誘導・案内係である。
キャスティングサテライト・・早い話がディズニーのキャストに登録して面接を受ける会。
キャストの登録・面接会になぜ誘導係がいるのか。
行った事ある人ならわかると思うけど、一日で2000人位登録に来るからである！
その人達に、受付で登録申し込み用紙の書き方を説明したり、質問を受けたり、
面接会場へ誘導したり、といった仕事をしてきた。

当然自分はディズニーの従業員じゃない。
単発で派遣されたただのバイト君なのだが、この仕事はキャストに成り切らないといけないのだ。
ディズニーランドのキャストを知ってるだろうか？
ものすごく元気で笑顔を絶やさずはきはき喋っている、あのスタッフになりきる
・・かなり厳しい仕事なのである。
12時間近く立ちっ放しで、大きな声出して案内するだけでも大変なのに、
笑顔で元気出していないと注意されるし、立ち方でも注意されたりする。
自分は歯列矯正の器具をつけているので、一日笑顔でいると口の中が切れたりしてツライ。
それでもディズニーのイメージを壊さないよう頑張らないといけない。
キャストの面接に来た人の中にはディズニーファンも多いだろう。
ディズニーは夢をサービスしている特殊な空間である。
老若男女が楽しめるリゾート空間であり、素晴らしい世界！がディズニーだ。
その従業員になりきる・・しんどいけどある意味おもしろい。

本音を言うと、自分はディズニーには興味がない！
ランドには行った事あるけど、別に普通の遊園地感覚で楽しむくらいで。
それも10年近く前に行ったきりなので、ディズニーシーもまだ無かった。
ディズニーリゾートラインなんて電車もまだ無かった。

テンションが異様に高いディズニー帰りの客でいっぱいの電車に乗って、
（窓やつり革がミッキーの形になってるんやでー・・）
疲れてぐったりしながら帰るその時、
お決まりの夜の花火がどーん！！と上がる。
違う意味で涙がでそうになった。
はぁーー、本当に疲れた。

あ、豆知識：ランドのシンデレラ城とシーの中にあるなんとか火山は同じ高さだそうだ。