“どちらか”じゃないんだよ

もういろいろなところで報道されていることだけど、

「裏切り、許さない」＝トゥンベリさん、怒りの演説－国連気候サミット開幕：時事ドットコム

【ニューヨーク時事】ニューヨークの国連本部で２３日、６０以上の国の首脳らが気候変動対策の具体策を表明する「気候行動サミット」がグテレス国連事務総長の主宰で開かれた。スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさん（１６）が若者を代表して演説し「未来の世代はあなたを見ている。私たちを裏切る道を選べば許さない」と世界に訴えた。

「裏切り、許さない」＝トゥンベリさん、怒りの演説－国連気候サミット開幕：時事ドットコム

そして、

【緊急全訳】グレタ・トゥンベリ、国連気候行動サミットでの怒りのスピーチ | 「あなたがたは私たちを裏切っている」

この中で儂が最も頷いたのは、

「あなたがたは、お金の話、永遠に続く経済成長というおとぎ話しかしていない。」

そもそもこの世の中に“永遠に続く”なんてものは存在しないでしょ。もちろんこの地球だってそう。
でも、経済と地球の一番の違いは、経済は人間が作ったものだけど地球は人間が作ったものじゃないということ。現在の地球は、たまたま人間が預かっているだけだと思うのよね。そういうものを、人間の勝手で壊しちゃダメでしょ。

こういうことに関して、１０代、２０代の若い人達が声を上げ始めているといのは本当に素晴らしいことだと思う。もっとも、若い世代ほどその影響を受けるわけだから当たり前と言えば当たり前かｗ。

どうも最近は、何でもイチゼロ、白黒、右左・・・みたいに両極に走る風潮を感じるんだけど、これって違和感があるんだわ～。物事って中間を考えて実行するのは結構難しいけど、それをやるのが、やらなくちゃいけないのが知能を持った人間じゃないのかな～。ま、どちらか一方に偏る方が簡単だから、目先だけを考えればそうなるよね。

この地球は人間が思い通りに制御して人間が繁栄できれば良いというような考えにはとても同意できないし、そもそも、そんなこと絶対に不可能だしｗ。

もし本当にそんなことができるって考えてる人がいるとしたら、思い上がりも甚だしいよね。