今節も次善の結果。

(F・マリノスのHPより拝借)
昨日はスタジアムに行ってきた。気温はそれほど低くなかったと思うけど、風が強くて結構寒かったし試合も寒かったw。寒かったけど面白い試合ではあった。どっちも噛み合わないしミスも多いし、「それ外すか」みたいなのもあったけど、動きがあってチャンスもピンチもあったから、見てて楽しかった。
さすが4連敗したチーム同士の戦いだなって思ったw。勝ち点が同じっていうのも納得w。ちなにみこれで、ウチ:12勝7分15敗、浦和:11勝10分13敗。ウチの方がちょっと負け過ぎいう感じではある。
でも、この結果は残留を目指してる両チームにとっては better だったと思うよ。
そりゃあ勝てれば良かったけど、とにかく残り試合1点でも多く勝ち点を積んでいくことが大事。2試合続けてのクリーンシートは良し。失点しなければ負けないからね。
試合の最後の方は、「もう勝たなくていいから絶対失点するな」って心の中で叫び続けてた。
これでやっと15連戦も終わり。選手もスタッフも、そしてサポもよおおおく休んで下さい。
そして、これだけは書いておく。
まず、昨日の試合後にDAZNで監督が言ってたこと。
このスケジュールで長い時間出続けている選手を使わざるを得ない。厳しい中で本当によくやってくれている選手たちを誇りに思う。
サッカー協会はこのスケジュールを見て配慮してもらえば幸い。
通訳は言わなかったけど、監督は「クレージースケジュール」だって言ってたね。
次に、これは試合後の監督のコメントの冒頭の要点。有料記事だけど、あえて長目に書いておく。
中2日でこの試合を戦わないといけなかった。この前は天皇杯の準決勝で120分戦った。今日も含めて190分やっている選手もいる。38歳の飯倉も3日間で200数分戦っている。選手たちを安全に良いパフォーマンスでプレーさせることをこのリーグが掲げているのであれば、配慮していただいてもいいのではないか。この国がアジアでナンバーワンになるためにACLという大会で優勝してほしいと願うのであれば、助けてもらってもいいのではないか。
で、チェアマンが言ってることはこんなこと。
チーム数が増えれば動員も増えるのは当たり前。儲かってるからいいだろうと思ってるかもしれないけど、ウチのようなクラブは、このスケジュールのせいで平日開催が増えるから観客だって減る。そうすれば収入だって減る。昨日だってあの浦和戦なのに、入場者はたったの21,397人だよ。
試合数が多い分露出が増えるからスポンサー収入を増やせるだろうというのは違う。本来、まずはできるだけ多くの観客を呼び、その収入をメインにするのが筋じゃないのか。少なくとも儂はそう思う。
なにより、こんなスケジュールだから選手もサポも当然疲弊する。それによって選手のパフォーマンスが落ちるから試合の質も落ちて来る。もちろん怪我も増える。怪我人が増えるから残った選手の負荷がさらに増える。その結果・・・推して知るべし。
上の記事の最後に記者がこんなことを書いてる。
Jリーグ側はこの日の会見で、試合数増の影響について「20クラブによって日程が大きく変わった影響というよりは、各ローカルエリアで20という面が増えたこと、J1自体の入場者が増えていることのメリットのほうが極めて大きいと感じている」と興行面のメリットを強調していたが、過去最高の活況の背景には、トップクラブで戦う選手たちの負担増にも留意する必要がありそうだ。
まったくこの通り。
ヨーロッパでは60試合以上やってるじゃないかと言う人もいるけど、DAZNで解説の福田がこんなことを言ってた。
試合数が60を超えるのは厳しい。ヨーロッパなんかでは60試合以上やっているが、それは選手の量と質でカバーしてる。個人の質の違いで結果を残していく。今の日本ではそれは無理。
根本の問題を解決しないで、極めて短期的な視点でただ動員を増やせばいい、収入が増えればいいなんていうことをやってると、いずれ大きなしっぺ返しが来ると思うけどね。
これ、この15連戦。
1.ルヴァン札幌H○
↓中3日
2.ルヴァン札幌A▲
↓中4日
3.リーグ京都H●
↓中3日
4.ACL光州A(韓国)●
↓中4日
5.リーグ広島A●
↓中2日
6.天皇杯山口A〇
↓中2日
7.リーグF東H●
↓中3日
8.ACL蔚山H〇
↓中2日
9.リーグ柏A●
↓中3日
10.ルヴァン名古屋H●
↓中3日
11.ルヴァン名古屋A〇
↓中4日
12.リーグ新潟H▲
↓中3日
13.ACL山東A(中国)▲
↓中4日
14.天皇杯G大阪A●
↓中2日
15.リーグ浦和H▲
↓中3日
2.ルヴァン札幌A▲
↓中4日
3.リーグ京都H●
↓中3日
4.ACL光州A(韓国)●
↓中4日
5.リーグ広島A●
↓中2日
6.天皇杯山口A〇
↓中2日
7.リーグF東H●
↓中3日
8.ACL蔚山H〇
↓中2日
9.リーグ柏A●
↓中3日
10.ルヴァン名古屋H●
↓中3日
11.ルヴァン名古屋A〇
↓中4日
12.リーグ新潟H▲
↓中3日
13.ACL山東A(中国)▲
↓中4日
14.天皇杯G大阪A●
↓中2日
15.リーグ浦和H▲
ましてや、今年の連戦はこれだけじゃなかったんだからね。
これ書いてて、選手に、そして全試合に行ったサポにも、あらためて心の底から大変お疲れ様でしたと言いたい。
これを見ても、選手がどうの監督がどうのと文句を言う人は、ハイ、さようなら。
何より浦和の監督は、とても頭の良い監督だなって感じた。
前半途中で中盤いじって、流れを落ち着かせて自分達の流れに持ってくるやり方は見てて勉強になった。
他にもパズルみたいに自分達の穴を、上手く選手の配置を変えてカタカタっと埋めたのは冷静に試合見てるなって感じたな。
年間60越える試合をJクラブでやるのは、無理だと思う。
ACLが罰ゲームの立ち位置にならなくなって、取りに行く大会なら本気で考えろって言いたい。
来年浦和がCWCの為にA契約30人にするって、チェアマンが言ったじゃん。
それは良いと思う、でもACL行くチームは27人って。
2チーム編成にしないと、まず無理なとこに選手の枠を増やすだけ。
あとは行くチーム任せ。
本気でJクラブがACLを取る為にって思うなら、資金をくれって思う。
結局27人で2チーム作ったって、結局はフィールドのベンチ枠は5人。
枠だって最低限35くらい無いと無理。
クラブ任せで補強費も、ある程度負担してくれなきゃ無理。
だと俺は思うけどね。
これは儂も思った。
同じように30人にしてほしいよね。
今のままだとACLに出るチームはみんな同じようになるよね。
1年目はいいけど、2年3年続けばどんなチームでも潰れる。
選手の海外志向も含めて、根本からなんとかしないと、この先絶対に先細りになっていくと思うんだけどね。
公平公平もわかるんだけど、そろそろそこも転換して、強いところデカイところを伸ばすことをしていかないと、ヨーロッパのようなビッグクラブなんて出て来るわけがないと思うわ。