昨日「11歳のバフェットが教えてくれる経済の授業」という本を読んだ。
バフェットという人物は1930年生まれの資本家で、
「投資の神様」と言われている方らしい。
私は彼のことは名前くらいは知っていたけれど、本として読むのは初めてのこと。
これがびっくりすることばかりで、とても勉強になった。
私は曲がりなりにも経営情報学部、というところを卒業しているのに、
経済とかお金のこととなると、とんと疎い。
幸か不幸か、大きくなるまでお金にあまり関心がなかったことが大きいかも。
この本を読むと、バフェット(ウォーレン・バフェット)が小さい頃からお金に関心を持ち、
アルバイトしたお金で体重計を買い(当時はどこの家庭にもあったわけではないらしい)
それで体重を計ってもらいお金を稼ぎ、儲かったら2代目を購入したり
壊れたピンボールマシンを直して、理髪店に置かせてもらい
ゲームの収入は理髪店と折半する、といったことを10代ですでにやっている。
そうやって種となるお金を稼ぎ、株を購入したり、新聞配達をする際の
自転車代を「経費」として、確定申告をしたり、と本当に頭が下がる。
それを読んで思ったことはいろいろあったのだけれど
どんなことでも「関心を持つ」「愛情を持つ」とそれは寄ってくるのだ!と改めて思う。
私は「筆まめ」とか「まめ」と人に言われることが多いけれど、
それは人間に関して関心を持っているから。
だから、お手紙を書いたり、連絡したりすることは全然苦ではない。
だから、「仲良くなりたい」と思う方がいれば自分から連絡先を伝えたり、
連絡したり、そういうこともよくする。
そういう、私が人間関係に傾ける情熱をお金に限らず他にも傾ければ、
私の周りに素敵な知人、友人がたくさんいるように、
素敵なものがいろいろ集まって来るんだ、きっと!と開眼する。
最近の目標は「丁寧に」ということ。
丁寧に、もっと日常のいろいろなことに関心を傾け、
たくさんの素敵なものに囲まれよう、と土曜日の朝、思う。