ことほぎ日記

ことほぎ【寿・言寿・言祝】ことほぐこと。ことばによる祝福。ことぶき。ことほがい。そんな日記になればなあ、と思っています。

余裕、余白、余韻

2011-05-30 | 日々、思うこと

最近、あまりカチンと来ることがなくなった。

たぶん、自分の心に余裕があるからだ。

イライラするのは私のせいじゃない。
イライラさせる相手が悪いのだ、と私も思っていた。

でも、イライラさせる人とイライラする私が
右手と左手で、両方が合わさらないと
「パン」と音って鳴らないもの。

その心の余裕ってどこから生まれたのか?と考えてみる。

それは家の中、頭の中、心の中、クローゼットの中、
冷蔵庫の中。

いろいろな空間に「余白」を持たせているからだと思う。

いろいろなところに余白を持たせ、
そして、いろいろな余韻を楽しむ。

モノを持ち、「ある」ことが贅沢だとばかり思ってきたけれど、
「ない」ことが贅沢で自由である、と近頃の私は思う。

 

 

自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間”を捨てられるか (青春文庫)
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青春出版社

ゆたかに暮らす、ということ

2011-05-30 | 食事とか生活のこと

自分の中でいくつかルールを作っている。

たとえば、買い物は極力しない、というルール。

日々、外に出て働いていると否応なしにいろいろなものが目に入り、
ほしくもなると思う。

今の私はほぼ24時間を娘と過ごしていて、
彼女と散歩に出る、近所のスーパーへ行く、
予防接種を受けに病院に行く、以外は
ほとんど外出する機会がない。

なので、目に入って訴えてくるものがまず少ない。
だから自然と「ほしいなあ」という気持ちになる回数も少ない。

たまに夫と3人で出かけ、
洋服や化粧品などが目に飛び込んでくることもある。

けれど、授乳し、抱っこするのに忙しい今の私にとって、
洗濯機で洗えない服は必要なく、
また、洗濯機で洗える服ならたくさん持っているのだ、たくさん。

クローゼットにはキュウキュウに洋服が詰まっている。
私の体は1つしかない。

ファッション雑誌を眺めながら、
「あれも足りない、これも買いたい」と思っていた頃が嘘のように、
今の私は洋服に興味がなくなってしまった。

まだまだ、持ち物の数が決して「少ない」とは言えない私だけれど
「ゆたかに暮らす」ってどういうことだろう?とよく考える。

きっと持っているモノの数ではなく、
微笑んだ数だったり、人を笑顔にさせた数だったり、
家族と、友達と目を見て話したり、
そんな些細なことを大切にしている生活のことだと思う。

低く暮らし、高く思う。
ワーズワースの考えを再確認する。



 

少ないモノでゆたかに暮らす (幻冬舎文庫)
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幻冬舎

オススメの1冊

2011-05-30 | ことほぎインデックス

私はたくさんの本を読む。
そして、1度読んだ本は滅多にもう一度手に取らない。

なので、本を購入することはあまりなく、
もっぱら図書館を利用している。

そんな私が図書館でたびたび借り、「買ってもいいかな」と思うのが
松浦弥太郎さんの本だ。

松浦さんは現在、「暮しの手帖」の編集長をされている。

松浦さんの本は出るたびに読んでいる。
おだやかで、丁寧で、真摯。

自分もこんな文章が書けたら、と思いながら読む。

 

 

あたらしいあたりまえ。
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PHP研究所

クッキーを焼く

2011-05-28 | 日々、思うこと

明日、夫のお父さん、お母さんが孫を見にわが家へ来てくださる。
特別、何が出来る、というわけではないけれど、
お茶でも飲みながら、クッキーをお出ししよう、と
いそいそとクッキーを焼いている。

まだまだ4ヶ月を迎えたばかりの娘と
外出するのは難しい。

スーパー、図書館、駅前くらいしか行かない。

だから、誰かが来てくれるのはとてもうれしい。

ましてや、ずっとずっとお待たせし続けてしまったご両親に
やっとやっとの私たちからの親孝行。

何も出来ないけれど、こうして孫が生まれ、
孫を通じて、お父さん、お母さんとする話も増え、
「この喜びを共有できる人!」と
夫のお母さんと私の母も電話でよく話をするらしい。

何だかほほえましくて、こちらまで笑ってしまう。

私に出来ることはクッキーを焼いたり、掃除をすることくらいだけれど、
お父さん、お母さん、お待ちしています。

気をつけていらしてくださいね。
そして、何度も何度もいらしてくださいね。

 

 

A.R.Iのクッキーの提案―中身を変えたり、大きく焼いたり、はさんでみたり…
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文化出版局

子ども、子ども、子ども

2011-05-28 | ことほぎインデックス

夫から「すっごくかわいい女の子の写真集があるんだよ」と
教えてもらった。

「どうやったらあんな風に育てられるんだろう?」
「とにかく、すっごくかわいんだよ」

ははーん、夫がこういうのは、
アイドルっぽい感じではなく、素朴な、野の花のような
女の子だな、と察しがつく。

見てみると、本当にかわいい。
私も娘がこんな風に育ってくれたらいいな、と思う。

野に咲く花のように。

 

 

未来ちゃん
川島小鳥
ナナロク社

お掃除で引き寄せ

2011-05-27 | 食事とか生活のこと

先日、大好きな人が遊びに来てくれた。

その友人と「掃除をすると運がよくなる、って本当かしら?」というような
話をしていた。

彼女は
「運がよくなるかどうかは分からないけれど、
自分が掃除をして『ああ、気持ちいい!』と思うことが
すでに『運がいい』ことの第1歩なのでは?」というようなことだった
(友よ、うまく伝わっていなかったらすまぬ)。

そこでもすでに「ははーん」と膝を打った私。

彼女が帰ってから、さらに考えてみた。

ザ・シークレット」とか「引き寄せの法則」という本が流行ったことがある。

私は今もその考え方が好き。

簡単に言ってしまうと、自分と似たもの、自分が考えたものを
引き寄せる、ということ。

日本語でいうところの「類は友を呼ぶ」とも少し近い気がする。


私は幼稚なので、床を水拭きしたりワックスがけしたりしたら
「すごいね」「きれいになったね」と褒めてもらいたい。

もちろん、はだしで歩いた時の足裏もとても気持ちいいのだけれど。

でも、友人のいうように、掃除をすることで自分が
「わー、すっきりした!」「気持ちいい!」と思えれば、
そういうすがすがしい、気持ちがいいものを
自分が引き寄せることが出来る。

すなわちそれが「運がいい」ということでは?と思った。

そう考えたら、夫の評価も他人の評価も関係なく
自分が「気持ちいい」「すがすがしい」「すっきりした」と思える掃除も
続けよう、という気持ちになれる。

宿題や、やらなければならないことも
「えーい、やってしまおう」という気にもなれそうな気がする。

お掃除→運がよくなる、はまだまだ身を挺して実験中。

小さいけれど、いい結果が出始めている。

 

 

なぜ「そうじ」をすると人生が変わるのか?
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ダイヤモンド社

量は質

2011-05-27 | 食事とか生活のこと

「ライ麦畑でつかまえて」で有名なサリンジャーの著書に
「フラニーとゾーイー」というのがある。

その中で私が好きな言葉。

「最初に必要なのは量だけ。
やがて、そのうちに、量がひとりでに質になる」

私の母は「何でも回数」というのが口癖だけれど、
これも結果として「量→質」ということだろうか?

今は娘とほぼ24時間一緒なので、娘の話ばかりで恐縮だけれど、
おっかなびっくりだった娘の入浴も
最近は少し余裕が出来た。
娘がお風呂の中であくびをしたり、うとうとしたりすると
「そっかー、母ちゃんのお風呂の入れ方でも
そんなにリラックス出来る?」とあやうく涙が出そうになる。

今日は3回目の友の会の講習会に参加してきた。

生後4ヶ月の娘と朝の9時に外出することはなかなか難しい。
「え、今からおっぱいなの?」
「え、いつまで飲んでるの?」と時計とにらめっこしながら
イライラしはじめる母ちゃんとは対照的に
娘はもくもくと飲み続けたりする。

最初こそ、あまりにばたばたして、4ヶ月の娘がいる人間が
講習会を申し込むこと自体が間違っていたのでは?と思ったけれど、
回数を重ねるにつれ、要領が生まれ、娘も協力的で、
今日は心から楽しんで講習を受けることが出来た。

出来なくて当たり前。
でも、回数を重ね、量を増やすことで
量はひとりでに質になってくれる。

そう考えると、出来るか出来ないか、と悶々と
考え込むよりは、「えいや!」と第1歩を踏み出してしまったほうが
いいように思う。

量はひとりでに質になる、のだから。

 

 

フラニーとゾーイー (新潮文庫)
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新潮社

頭の中の整理

2011-05-23 | 食事とか生活のこと

ほかの人はとっくに知っていることだろうけれど、
私には目からうろこだったことがある。

それは書き出して、整理する、ということ。

娘の予防接種を打つことになった。

やらなくちゃいけない予防接種はたくさんあり、
保健センターでしてくれるもの、
娘を産んだ産院でしてくれるもの、
近所の小児科でしてくれるもの、
1週間あけるもの、4週間あけるもの、
いろいろあって、打たなくてはならない期間もあって、
胸はどきどきし、頭の中は少しパニックになる
(大げさだし、馬鹿みたいだけれど、本当)。

そんなことを夫に告げたら
「カレンダーに書き出して、記入していけばいいじゃない。
その日がくれば予防接種を受けるだけなんだから」と。

頭の中で「どうしよう、分からない」とばかり思っていたけれど、
カレンダーを作り、書き込み、わからないことは
保健センターや小児科に電話し、予防接種の予約もした。

書き出したら頭の中は空っぽになって、
すごくすっきりした。

ついでに、家事の予定表も作ろうと思う。
今まで行き当たりばったりでやってきたけれど、
余裕を持った予定表を作り、それのとおりにやっていけたら
どんなに気持ちがいいだろう?

今よりもう少し快適になるわが家を想像しながら。

 

 

思考の整理学 (ちくま文庫)
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つじつまは合う

2011-05-23 | 家族のこと

つじつまは合う。
最近、つくづくそう思う。

大学から両親の元を離れ、一人暮らしをはじめ、
大学卒業後は韓国へ留学。

距離が離れていることが多く、仲が悪いとは思わないけれど、
あまり接点がなかったように思う母と私。

ところが、母が大病をして手術をした後、
私は毎週実家に帰り、母の代わりに家事をすることになった。

また、孫が生まれてからというもの、母はよく遊びに来てくれるようになった。
母と私では大して話は弾まずとも、
娘を見て、母と私、二人でにっこり微笑むのもまたいい。

娘を寝かして、母と二人で、食事をするのもいい。
実家の家族みんなで食べることはあっても、
母と私二人が落ち着いて食事をする機会などあまりなく、
だからこそ、そんな貴重な時間に感謝する。

10代の終わりから20代にかけて、私は決して親孝行ではなかったけれど、
今、娘を産んだことで少しでも親孝行が出来たようで
とてもうれしい。

子はかすがい、というけれど、
娘が母と私のかすがいになって、よりよい関係を築いてくれたように思う。

ありがとう、お母さん。
ありがとう、娘。

 

新「親孝行」術 (宝島社新書)
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友の会のこと

2011-05-19 | 友の会のこと

友の会の生活講習会(主に家事のこと)に参加してみた。

以前からその存在は知っていて、町田貞子さんの
以前から愛読していた。

でも、読んで知っているのと行動に移すのはまた別のこと。

講習会は1回2時間でこれからあと4回残っている。

前回教わったのは、朝すべきこと(朝仕事と言っていた)を
何時までに終わらせるか、計画を立てる、
ひとつの家事にどれだけ時間がかかっているか、計ってみる、
といったことだった。

今の私にとっては、計画、予定などはあってないようなもので、
何か計画を立てても、娘の授乳が始まってしまえば、
いつ終わるか分からないので、動きようがない。

だから、計画など立ててもストレスになるだけ、
ストップウォッチで時間を計る? なんだかせせこましい、とさえ思っていた
(ごめんなさい)。

でも。

ストップウォッチで時間を計ってみたら、意外に短時間であることに気づく。
お皿を洗うこと、洗った器を拭いてしまうこと。
あれ、こんなに短時間? だったら次もやってみよう。

乾いた洗濯物を畳む。
あら、これもためてなければすぐ終わる。

それをただ感じるのと数字にしたのとでは、大きく違う。

朝にやってしまいたい家事が全部出来ることはなく、
娘の機嫌を伺いながら「今日はあれが出来た!」という状態だけれど、
でも、計画を立てることによって、多くのことが出来るようになった。

試験前の学生のように、
「勉強しなくちゃいけないんだけど・・・」といってテレビを見ているような
生活をしがちな私だけれど、
先にやることを済ませると、それだけでとても優雅な気持ちになれる。

娘が泣いたり、授乳時間が1時間くらいかかるのは変わらないけれど、
部屋も片付いていて、気持ちに余裕があると、
娘が泣いても、「んもー」という気持ちもなく、
軽やかに走っていける。

まだまだ講習会は続く。

講習会で発表してくださった方々の家事は
完璧すぎて、帰宅後少なからず落ち込んだ。

まだまだ出来ないことばかりだけれど、
行ってみてとてもよかった。

結婚していてもそうじゃなくても、
子どもがいてもいなくても、
男性でも女性でも、
生きている限りしなくてはいけない家事(大げさですが)。

だったら、楽しく余裕を持って。

明日は何を教わるのか楽しみ。

 

 

シンプルライフをめざす基本の家事―暮らしにゆとりをつくります
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似合うことしか起こらない!

2011-05-19 | 食事とか生活のこと

人には、似合うことしか起こらない、とどこかで読んだことがある。

幸福そうな人はきっと肌がツヤツヤだろうし、
いつもニコニコしているのだろう。

だから、肌をツヤツヤさせ、いつもニコニコしていなさい、と
どこかで読んだことがあった。

「へー、似合うことしか起こらない、ねえ」と頭の片隅に置いておいたのだけれど、
昨日まさしくそんなことが起こった。

週末、もりもりと部屋を片付け、きれいさっぱりした。

今まで授乳で眠たいから、とゆっくりめに起きていたのを
夫よりも早く起きるようにした。

やはり、朝早く起きれば何事も早く終わるし、
家の中を片付ける余裕も、今まで手が回らなかった部分の掃除も
出来るようになる。

片付いた部屋でさわやかな気持ちで授乳をしていたら、
友達から「今から遊びに行ってもいいですか?」とメールが。

部屋をきちんとお掃除して、さわやかな気分でいれば、
来客、という似つかわしいことがやってくる。

偶然かも知れないけれど、なんだか私はとっても腑に落ちた。
「似合うことしか起こらない」ということが。

肌ツヤツヤさせたり、ニコニコしたり、お掃除したり。
どれも全然お金がかからないし、
やってみたところで1つも損しないところも、とっても魅力。

一度お試しあれ。
よかったら、メールやコメントで実験の結果、教えてください。

 

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素敵な来客

2011-05-19 | 好きな人のこと

昨日、わが家に素敵な来客があった。
もう、いつ産まれてもおかしくない!という時期に差し掛かった妊婦さん。

「助産院で、今日明日って言われたんですけど、
まだ陣痛もないので、今から遊びに言ってもいいですか?」とのこと。

ハラハラしつつも、生まれたらなおのこと会えなさそうなので、
「大歓迎! でも体調には気をつけて」と念を押して。

今まで1対1でゆっくりと話をしたことがなく、
初めて、ちゃんと対話をした。

3歳の娘さんがまだ小さい頃、
「かわいい坊ちゃんですね」と言われ、
否定もせず、にこりと微笑むのだそう。
そして、心の中で「そうだよなー、私が見ても男の子みたいだもんなー」と。

わが娘は夫似で、私も同じように「男の子ですか?」と言われる。
そのたびに少なからず、むっとするのだけれど、
こんなにさわやかに受け入れる人もいる。

そして、授乳が始まってしまい、彼女は食事した器を洗ってくれた。

「いいの、置いといて~」という私に
「一度、このキッチンに立ってみたかったんです」と。

なんてさわやかなセリフ。
私も今度、使わせてもらおう。

まだまだ私は授乳中。彼女に飲み物も出せない。
「そこに麦茶あるから~」

麦茶は作ってまもなくて、初夏の陽気なのに冷えてもいない。

でも、「ぬるい方が体冷やさなくて、いいんです」と
にこっと微笑んでくれた。

何て素敵♪ 何てさわやか♪

何せ、いつお産が始まってもおかしくないので、
お皿を洗ってくれて彼女はさわやかに帰っていった。

5月の風みたいに・・・。

私もあんなふうに、さわやかに余韻を残す、
さわやかな訪問をしてみたい、と心から思った。

 

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ちょっと誤解(断捨離について)

2011-05-17 | 食事とか生活のこと

先日、テレビに断捨離を提唱している
やましたひでこさんが出ていらした。

それを見て、目からうろこが落ちたこと。

「断捨離が目指すものは何ですか?」という
番組のインタビューに対し

「『ご機嫌』ですね。『ご機嫌な自分、ご機嫌な家族、
ご機嫌な空間、ご機嫌な仲間』」

といったようなことを答えていらした。

私はやましたさんの著書を読んだり、雑誌を読んだりしたけれど
なんだか捨てる、処分する、ということばかりに
目がいってしまって、なんだかもったいないような気がして
仕方なかったのだ。

けれど、断捨離が目指すものは、さっぱりした空間でも、
シンプルな空間でもなく、「ご機嫌」。

それでなんだか腑に落ちた気がした。

自分が管理できる範囲内なら、別に処分しなくても構わない。

「私」は、無精者だから、どうやったら管理できるか、と考えて
最低限のものを持つようになった、というふうにも仰っていた。

ここでやましたさんがテレビで仰っていた断捨離の復習

1 主役は「モノではなく私」
2 「重要軸は私」そして「時間軸は今」
3 「減点法」から「加点法」へ


だ、そうだ。

主役は私なのに、私が苦痛になるほど
モノに取り囲まれていたら、
私が苦痛になるほど、手入れが大変なモノだったら
それは主役は私じゃないなあ、と思う。

急いで、浅く、読んでしまったのかも知れないな、「断捨離」。

また、読み直してみよう。

 

新・片づけ術「断捨離」
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言葉は使いよう

2011-05-12 | 日々、思うこと

「ここが彼の悪いところよね」
「ここさえ直したら、彼はもっといいのにね」

悪いところは一緒でも、後者の方がなんだか明るくて
前向きな気がする。

父が遺してくれた切手に関しても、そう。

その切手の量があまりにも膨大なので
「私が死ぬまでに使い切れるかしら?」と言いかけて
「一生涯使い続けられるね」と言い方を変えてみた。

余談だが、いろいろ考えた末に、
父が遺してくれた切手を新しいものから順に、普段に使っている。
よほど価値があるもの以外は、親戚や友達に出すお手紙に
ポン、と貼ってしまった方が、父も喜んでくれると思うのだ。

「千の風になって」ではないけれど、
封筒やはがきに貼った切手に父が飛び乗って、
あちこちを旅してくれたら、とてもうれしい。

当たり前で、言い古された事実だけれど、
言葉は使いよう。
同じことを言っているようでも、受け取る人はもちろん
その言葉を発する人も感じ方が大いに違ってくる。

いつも明るく前向きな夫に促され、導かれ、
私も少しずつ、よい言葉を口に出来るようになった。

お掃除やら言葉の使い方やら
私の「社会実験」は日々続いている。

お金が一切かからず、時としてお褒めの言葉や
笑顔が頂けるから、とってもうれしい。

 

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お掃除、私の場合

2011-05-12 | 食事とか生活のこと

昨日、午前中娘がよく寝てくれたので
あちこちお掃除をした。

そうしたら、ご近所の方から
「出張に行って来たので」と島らっきょうを頂き、
別のご近所の方から、お手製のあさり入りのトマトソースを頂いた。

島らっきょうはおしょう油に漬け込み、
あさり入りのトマトソースは久々に早く帰宅した夫と
おいしくパスタにして頂いた。

運に関する本に必ず、といっていいほど
「お掃除をすること」と書いてある。

午前中のお掃除と頂き物に関係があるかどうかは分からないけれど、
うれしい、うれしい。

おまけに、昨日はブログの更新もしなかったのに、
とてもたくさんの方がこのことほぎ日記を見てくださった。

お掃除で運が上がる?

関係があるかないかは分からないけれど、
お掃除、整理整頓、お片づけをして、
悪いこと、損することなんて何1つない。

今日は娘が少し元気がなくて、お掃除もいっか、と思っていたけれど、
ものは試し。

実験もかねて、またお掃除してみることにする。

家の中も、頭の中もすっきりするし、
おまけに運もよくなったら、言うことない。


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