ことほぎ日記

ことほぎ【寿・言寿・言祝】ことほぐこと。ことばによる祝福。ことぶき。ことほがい。そんな日記になればなあ、と思っています。

ピンチはチャンスさ、どこまでも

2009-07-31 | 日々、思うこと
ピンチはチャンス。
日ごろ、夫がよく言っている言葉だ。

今日、私の身に突然ピンチが降って来た。
降って来た、としか言いようがないほど、突然で唐突で、晴天の霹靂。


でも、私は比較的平然としている。

悲しいことがあるとすぐ動揺し、涙を流す。
「泣くな」という夫に
「泣きたくて泣いてるわけじゃない!出てくるんだから仕方がない」と
いつも私は返していた。

弟からの電話が来た。

「大丈夫。笑ったって泣いたって状況が変わらないのなら、
笑っていましょう」と言えるようになった。


負け惜しみかも知れない。
強がりかも知れない。

でも、なぜだか知らないけれど、体のそこからフツフツと力が沸いてくる。
この力はどこから沸いてくるのだろう?

泣いているより、悔やんでいるより、出来ることは山ほどある。
そう思ったら、いてもたってもいられない。


泣く暇なんてないんだぜ♪
笑う門には福が来るんだぜ♪


人間というのは科学とか医学では計り知れないような
アンビリーバボーな力を持ち合わせているんだぜ♪


笑う。
笑う。
どこまでも、笑う。


そして、禍転じて福となす、
人間万事塞翁が馬。


そして、一致団結した家族、兄弟に感謝。

小学生の作文

2009-07-30 | 日々、思うこと
私が中学生や高校生の頃、ブルーハーツや尾崎豊が流行っていて
「オトナになんかなりたくない」とか
「オトナはずるい」とか
「オトナは分かってくれない」のような歌がいっぱいあった。

翻って今。
年齢だけは立派な大人になった。

アルバイト先で、ご近所で、夫や家族を見て、
オトナって包容力とか余裕かな、と私は思う。

アルバイト先の上司で20代前半の人がいる。
仕事はとてもよく出来る。

その反面、「若さ」ともいえるかも知れないけれど、余裕がない感じがする。
本来の性格なのか、年齢のせいなのか、様々な経験の不足がそうさせるのか
分からないけれど、彼女の顔色をスタッフが伺いながら仕事をする日も少なくない。


オトナっていうのは、包み込むようなやさしさやあたたかさがあって、
心がほわっとあたたかくなって、
長年の経験を積んだところから生まれる余裕やのりしろ、余韻、
そういうものだと私は思う。


正直、自分がそういう意味で「オトナ」かどうかは分からない。
でも、そうありたい、そこに少しずつでも近づきたい、とは思う。


世の中の人が、日本のみならず世界中のみんなが
少し心に余裕や余白を持って、にこにこしていたら、
もっともっと、いい世の中になるのにな。
小学生の作文みたいだけれど、心からそう思った。


「じゃ、まず家庭内からね!」

と夫の声が聞こえて来そう・・・(笑)。

すてきな人

2009-07-29 | 好きな人のこと

以前、私が韓国で教壇に立つことになった時、
知人にアドバイスを請うたことがことがある。
その知人は、大学のバスケットボールのコーチをしている人だ。

彼から来た返事は

教える時に大事なことはこの5つ

1. 理解しているか
2. 話の内容
3. 話しぶり、態度、ジェスチャー
4. 人間性が伝わったか
5. 品位

とあった。

3番目くらいまでは分かるとして、人間性を伝えること、品位・・・。
なんとなくそうであったほうがいいだろうな、くらいは分かるけれども、
正直あまりよく分からなかった。

数年前、品格という言葉がブームになったけれども、品を格付けすることに
品があるとは思えないし、品がありますね、なんて言われたらうれしいけれど、
まだどういうことが「品」というものなのか、よくは分からない(探索中)。

インターネットの朝日新聞で須藤元気さんの記事が載っていた→こちら
拓殖大学レスリング部のコーチに就任され、
早稲田大学を破り、優勝した、と記事にあった。
私は大学レスリングの強者など分からないけれど、
記事にするくらいだから、早大に勝つ、というのはすごいことなのだと思う。

記事を読み進めると、須藤さんの名監督ぶりに
私まで彼にタオルで肩をくるまれたような気分になった。

教えることも教わることも、実はとても難しい。
須藤さんの記事を読んで、私に「品位と人間性の大切さ」を説いた方を思い出し、
私も須藤さんのように、こうして文章をつづることで、
時には誰かの方をふんわりしたタオルで包めたら、と思う。


掛け算

2009-07-28 | 出会ったコトバのこと

高校3年生の頃、受験勉強をしている私たちに先生がこう言った。
「お前たち、全員東大受かるぞ、ただし何年かかるかは分からないけどね」と。

先生曰く
結果というのは才能×努力なので、才能が100あっても、努力がゼロならゼロ。
才能が1しかなくても、努力を100すれば100になれる、という話だった。

「足し算じゃなくて、掛け算なんだよ」というのがとても印象的だった。

そして、最近・・・。

やはり、努力とか、費やした時間というのは裏切らないなあ、と
改めて思う出来事がいくつかあった。
私のおなかも少し凹んできたし(苦笑)。

栗原はるみさんもこう言っている。

「窓ふきでもシフォンケーキ作りでも、
1回しかやったことのない人と、毎日続けている人では全然違う。
どんな小さなことでも、回を重ねるほど上達し、楽しくなっていく。
継続は力なり。
知識ではなく、経験を重ねる中で分かっていく実感を大切にしたい」と。


高校生の頃、漕艇部に所属していて、努力しても正選手として選ばれない人もたくさん見てきた。
「努力は報われるとは限らない」と、若気の至りでその場は思った。

けれど、やはり思う。
努力や費やした時間は裏切らない、と。

正選手に選ばれることばかりが「報われること」ではない。
彼や彼女の中で成長や変化が見られたのなら、それがその人にとっての成果だと思う。


「失われた10年」なんてどこにもない。
いいことも悪いことも積み重ね、それを感じ、肥やしにして進んでいく。


ケイゾク、ケイゾク

2009-07-27 | 美しくなるためのこと

石井直方さんの「スロトレ」というのに関心を持ち、
珍しく本を購入していろいろやっている。
その中で一番出来ないのが、この「アームレッグクロスレイズ」だった。


簡単にいうと、四つんばいになって右手と左足、左手と右足をあげる、というものだけれど
体幹と言われる、体の芯の部分の筋肉がないせいか、
ふらふらしてしまって、全然出来ない。

それが。

この間、思い出したように久し振りにやってみた。

すると。

出来る、出来る!


腕も足も高くあげ、すぐふらふらしていたのが10秒くらいキープできるようになっていた。
知らないうちに・・・。

休み休みでも筋トレをしていたのがよかった?
なるべくよい姿勢を保とうとしていたのがよかった?


昨日、たまたま見たBSの番組で勝間和代さんが出ていらして
「ケイゾク、ケイゾク」と仰っていた。


始めることは比較的簡単だけれど、
続けることは本当に難しい。
でも、何でも続けてやってみたら本当に変わる。

鎮痛剤みたいに即効性はないけれど、漢方薬のようにゆっくりとでも確実に
体質から変えてくれる。

変わらなさそうな、プヨリとした私の体だって徐々に徐々に変わりつつある。
何かに向かって続けていると、顔も意志的になってくる。


朱に交われば・・・

2009-07-26 | 出会ったコトバのこと
朱に交われば赤くなる。

人は交わる友によって善悪いずれにも感化される、という意味。

私はこれを小さい頃、よーく聞かされた。
「悪に感化されるな」という方の意味で。
「いいか、白い紙は赤いライトの下で見たって白なんだ!」ともよーく言われた。

私は特段、悪に感化されることもなく、今に至るのだけれど、
願わくば、いい方の意味で「朱に交われば・・・」を使ってほしかった、と
今は思う。


夫はよく、私に対して
「群れを成して飛ばなくちゃだめだよ。
今のあなたは野球がやりたいのに、山の中で1人でボール投げている感じ」と言った。

「だって・・・」
「勇気がなくて・・・」
「でも・・・」

というのが私の口癖だったのだけれど、
私も夫の「善」や「積極性」に感化され、
出版社にメールを送ったり、電話をしてみたり、
出来ない理由ではなく、出来る方法を考えるようになった。


=====

この「ことほぎ日記」を読んで下さるみなさまに
メールやコメントを頂いたりする。

とてもあたたかくて、うれしいお話をたくさんもらう。
素敵な方々に読んでいただいて、その方々という「朱」に私も交わり、
赤くなりつつある、と思う。

季節は夏。
太陽を浴び、水や栄養分を大地からいっぱい吸収し、
大きな赤い実を実らせるのだ、と今日もまた自分に喝を入れる。

快よりはじめよ

2009-07-25 | 出会ったコトバのこと

まず、本当は「隗より始めよ」です
(中国の戦国時代の話より。物事は、まず言い出した者が
着手すべきであるという意)。


=====


先日、脳に関する本を読んだのだけれど、
その中で印象的だったのは「脳を快の方向にする」ということだった。
脳が、というか自分が楽しい! 快適! と思うようなことをすることが
早道だ、ということ。

だから、苦痛だと思う勉強も、ダイエットもうまくいかない。
どうせなら、「勉強楽しい!」とか「こんなに変わった!」と
どこかしら「快」を見つけるのが秘訣なんだとか。

そういえば孔子先生もこう仰っていたっけ。

「子曰、知之者不如好之者、好之者不如楽之者」と。

(子曰く、之を知る者は之を好むものに如かず、
之を好む者は之を楽しむ者に如かず)


如かずは及ばず、と考えればいいでしょう。

つまり、平易に訳すと
「孔子先生は仰った。
これを知っている者も、これを好きな者には及ばず、
これを好きな者も、これを楽しむものには及ばず」ということかと。


紀元前(前551~前479)の孔子先生と現代の脳の専門家が
同じことを言っている、ということに驚いた。
そして、楽しむということの大切さ、重要性を改めて思う。

楽しめることはもちろん楽しめばいいし、
日頃苦痛だと思っていることも、見方を変えれば何かしら
「楽しさ」を見出せるはず。
「今日は6時の目覚まし、鳴ると同時に起きれた!」とか(幼稚ですが)。


笑顔で、笑って、楽しんで。
そんな日々を送りたい。
そのためには周りのせいにするのではなく、
自分から変わらなくちゃ。
つまり、まず「隗」より「快」をはじめよ、ってことかな?
(調べてみたら、隗というのは「自分」という意味はなく、
中国戦国時代の燕の賢人。燕の昭王に仕え、
人材登用策を説いた、という「郭隗」という人物名でした)。


まず味方から

2009-07-24 | 日々、思うこと

「敵を欺くにはまず味方から」
戦国武将か何かの話で聞いたことがある。

先日、「はっ」とした私の話。

私は翻訳や通訳、ライターを少ししているのだけれど、
まだまだ本業といえるほどではない。
なので、アルバイトで接客業もしている。
翻訳や通訳、ライターの部分が本業となり、それの収入がもっともっと
増えるといいな、とは思っている。

が、しかし。
今日、「今のままじゃ増えるわけない!」と思うことがあった。

というのも。
会いそうもない駅でばったり従兄弟に7年ぶりくらいに会い
「お姉さんは何をしているんですか?」と聞かれ、こう答えた。

「翻訳とかもしてるけど、それだけじゃ食べていけないのでアルバイトもしています」と。


その時は何とも思わなかったけれど、散々「ザ・シークレット」だの
「引き寄せの法則」だの言っていて、自分がこれか!と少々恥ずかしくなった。

そんな言い方じゃ、一生翻訳じゃ食べていけないな・・・、反省。

「翻訳もしているし、興味があるので接客業のアルバイトもしています」
まだこの方がずっといい。


脳に関する本を読んでいたら
脳にとっては1回のウソはウソだけれど、
100回のウソは脳にとっては本当になる、とあった。
私、100回くらい「翻訳じゃ食べていけない」と言っていたかも知れない・・・。
これでは「本当」が「さらに強烈な本当」になってしまう・・・。


反省。
猛省。


敵を欺くにはまず味方から。
この場合の味方っていうのは、私や私の脳のこと。
私が思い込まずして、人が「この人に翻訳お願いしたい」と思うはずがない。

脳にはIRA(Instinct Reflect Area 本能反射領域)というのがあり、
私たちが思っているのはすべてそこに蓄積されたデータが判断しているんだとか。
IRAは誰もが白紙で生まれてきて、熱いものを触ったり、怖い経験をしたりして
どんどん蓄積されていくそう。

幸いなことにIRAというのはパソコンのハードのように、上書きが可能!
反省するところは反省し、自分の耳にも響きのいい言葉を発し、
まず自分から進んでだまされよう。


在日外国人のための再入国の話

2009-07-23 | 在日、韓国、韓国語のこと

再入国許可が切れ、近々必要になりそうなので入国管理局へ行って来た。

日本国籍で日本に住んでいる方には全く必要ない話だけれど、
そのほかの人のために・・・。

中国生まれの中国人の友達に「入管、どこに行った?」なんて話をしたら
「なぜあなたが必要なの?」と逆に驚かれた。
私が韓国人で韓国のパスポートを持っている、というところまでは
彼女は理解できるようだけれど、再入国が必要、というのは
よく分からなかったみたい・・・。

その、再入国。
パスポートやら婚姻届に比べたらずっと簡単。

持ち物は
①パスポートと外国人登録。
②1回のみなら3000円、数次なら6000円の収入印紙
③申請用紙は入管にもあるし、こちらからダウンロードも可能。
 私はダウンロードしてあらかじめ記入して行きました。

再入国はどこでも取れるのではなく、
入管によってエリアが決められているので、こちらで確認を。

パスポートのように時間もかからず、即日で取れる。
私は到着してから10分くらいで終了。

日本人以外で日本に暮らす外国籍の方。
ご存知とは思いますが、これがないと日本から出れても日本に入ってこれません。
くれぐれもご注意を。


喜びのリンク

2009-07-23 | 日々、思うこと
むかーし、むかし、私は人付き合いが少し苦手で、
お互いに分かり合える友人が、すこーしいればそれでいい、と思っていた。
でも、最近思うのはたとえそれが広く浅くであっても、
たくさんの人と知り合うのもまたいいものだな、と思った。

ことほぎ日記を夫のいとこが読んでくれたり、私の姪っ子が読んでくれたり。
そうすることで、なかなか会えなくても近況報告にもなるし、
会っていなくても、ちょくちょく連絡を取ることが出来るようになった。

感謝、感謝。

このことほぎ日記を読んでくれている姪っ子のことを考えながら
駅で歩いていたら、近づいてくる男性が!
思わず警戒すると、なんと従兄弟でまたびっくり!
お互い韓国に留学していて時以来だったので、7年ぶり!

声をかけてくれて、ありがとう。
じゃなかったら、きっと分からなかった。

血のつながりがあろうと、なかろうと、
人と人のつながり、人の頭の中と私の頭の中のつながり、
考えと考えのつながり、
いろいろなものがつながって、リンクしていくのって、
とてもうれしい。
私にとっての大きな喜び。

たまに手打ちで麺を作るのだけれど、1時間寝かすことでグルテン同士の
結びつきが強くなる、と本で読んだ。

私もこの日記を通じて、みなさまと結びつきを生み、
考えを共有したり、分かち合ったりして結びつきが強くなり、
おいしい麺になれるような気がする。

如雨露

2009-07-22 | 出会ったコトバのこと

先日、雑誌を読んでいて「如雨露」という漢字を知った。
私は知らなかったのだけれど、草木などに水をやるジョーロ、
あれを漢字で「如雨露」と書くらしい。

ワードでも「じょうろ」と入れると「如雨露」と変換される。
広辞苑を調べると
「一説にポルトガル語 jorro の転訛(発音がなまって変わること)」とあった。

雨露の如く。
こんなに美しく、また言いえて妙な表現ってあるだろうか?
私がその漢字を当てはめたわけでもなく、
30数年生きて来て、今頃知った「如雨露」という言葉だけれど、
その美しさに驚き、なんだか自慢したくなった。


すなおが簡単

2009-07-21 | 日々、思うこと
結婚する前は両親に、結婚してからは夫に同じことを言われる。
「どうして『ハイ』が言えないの?」
「なんで素直になれないの?」
「本当にああ言えばこう言うんだから」と。

別に反抗しようなどと思っていたわけではないけれど、
自分の主義主張はしっかり通さなくては!
自分の思いを伝えなければ!
違うことには違う!と正々堂々と言わなくては!と常々思っていた。

でも、最近思うのが、主義主張や思いを通すこと、
違うことは違う、ということと逆らう、反抗する、というのは少し違うかも、ということ。

物は試し、と夫に何か忠告された時に
今まで言えなかった「そうだね」とか「次から気をつけるね」と言ってみたところ、
驚くほど流れがスムーズ。
まるでのれんに腕押し(笑)。
夫には少し物足りないかしら?(笑)。

考えてみると、素直になるということは
追い風が吹いている時に、風に背中を押してもらって気持ちよく走ること。
その方が気持ちよく走れるし、エネルギーも消耗しない。

私が今まで長い間してきたことっていうのは、
背中を教えてくれる追い風が吹いているのに、
進む方向を90度変えて、わざと逆風の中を突き進む感じだったのかな、と今更ながら思う。
それはエネルギーも余分に使うし、進まないし、いいことが何もない。

素直になれば、忠告してくれた人は気分がいいし、
忠告してくれた人が気分がいいなら、私も気分がいい。
その上、私は忠告にきちんを耳を傾けて、さらに伸び~る。
と言うわけで誰も損をしない。

けれども、素直じゃないと
忠告してくれた人も気分を害するし、
私も気分を害する。
その上、私自身は何一つ変わらない、と得るものが何もない・・・。

素直になること。
素直に相手の言っていることに耳を傾けることって
こんなに簡単で単純で、得るものが多いことだったんだ、と
30年以上生きてきて、今頃気付く。

「失われた私の30年返して!」と泣きたいところだけれど、
それでも気付けてよかった、よかった。

暑中お見舞い申し上げます

2009-07-20 | 好きな人のこと

暑中お見舞い申し上げます。
暑い日が続きますが、いかがお過ごしですか?

ことほぎ日記をはじめて1年と3ヶ月ほど過ぎました。
毎日毎日、書くようになって、1年になろうとしています。
日々の喜び、私が感じたうれしいこと、人と分かち合いたい喜びなどを
書き綴ってきました。

「久保田カヨ子さんバブル」もありましたが(苦笑)、
自分の想像以上に多くの方に毎日、毎日読んでいただき、
こんなにうれしいことはありません。

本当にありがとうございます。

読んでくださっている方に精神安定剤のようだ、と言われたり、
やる気が出る、励まされる、と言われることもあります。

私自身、やる気がない自分を、ことほぎ日記を書くことで奮い立たせたり、
自分の精神が不安定(というか凹みがち)だからこそ、
「安定したい自分」を夢見て書いている部分もあるのかも知れません。

それが読んでくださる方にとって
「読む精神安定剤」
「読むライナスの毛布
「読むユンケル」だとしたら、
こんなにうれしいことはありません。


私の父世代の男性のように「だまってついて来い」とは申しません。
読んでくださる方と私。
一緒に、ちょっといい気分、ちょっとにっこりする気分。

宮崎駿さんがいうところの
「1階から入って2階から出る気分」を、
ことほぎ日記を読んで下さる方と私とで
共有出来たらな、と思っています。


パーマネント笑顔

2009-07-20 | 日々、思うこと

先日、友達がわがやに遊びに来て、私を見てこう言った。
「笑顔が増えましたね」と。

私は自覚がなかったけれど、
夫も私も「日頃の生活が楽しいし満足しているからかな?」となんだかうれしくなった。

その時はそれで終わったけれど、よくよく考えてみたら
もちろん、日々の生活が楽しく、満足している、というのが第一だけれど、
もしかしたらアルバイトのおかげかも知れない、と思った。


働き始めてからもうすぐ2年。
朝礼でも働いている最中でも笑顔、笑顔と言われ、
朝礼で笑顔のキープをストップウォッチで計られたり,
勤務中にも上司から「○○さん、今の笑顔いいね」なんて
インカムで流れたりする。


職場でも笑顔、笑顔と言われ、家ではえがお教の教祖(わが夫)に
笑顔、笑顔と言われ、最初は本当に嫌だった。


けれども、笑顔でいると、なぜだか疲労感が少なかったり、
物事がうまく運ぶような気がして
「言われてする笑顔」から「率先してする笑顔」にだいぶ変わってきた。


職場で「真顔が笑顔」って人が何人かいるけれど、
私はそこまで行かずとも「パーマネント笑顔」くらいにはなれたかな、と思っている。
固定された、作られた、変な笑顔じゃなく、
出来れば、内側からにじみ出て、笑顔の私も、それを見る方も
両方いい気分になるような、どうかそんな笑顔でありますように・・・。



楽しく、楽しく

2009-07-19 | 節約やら貯蓄のこと

結婚してから、というもの収入は増えたけれど、備えが必要なので
必然的に可処分所得が減った。

100円稼ぐよりは100円使わないほうが簡単、という説にのっとり、
我が家も節約生活をすることに。

そんな中で結婚してからずっと続いてるのがこれ。
 

無印良品で買ってきたアクリルのケース
(下が磁石でくっつくようになっていて優秀、しかも取り出しやすい)に
街でもらったポケットティッシュを入れて使用。

結婚してから、ボックスティッシュは買ったことがない。
結婚前はポケットティッシュなどもらったこともなかったけれど、
今は積極的にもらう・・・(笑)。


そして、私が好きなメニューがこれ。

お麩丼。
お麩を戻し、あまったうなぎのたれをまぶし、焼く、というもの。
お麩の下にはしそや白ゴマが振ってあり、おいしいし、
お麩の柔らかく、何ともいえない歯ごたえと香ばしい香りがいい。


困窮している訳ではないけれど、せっかく二人ともがんばって働いた対価なのだもの。
大切に使いたいし、使わなくていいところには使わなくてもいい、と思っている。
上記二つとも、人から見たら「そんなの節約とはいえない」というレベルかも知れないけれど、
私たちは楽しんでいるし、少しは出費も減るだろうから
私たちにとってはそれでいい。

それが節約でもダイエットでもなんであっても
笑顔で、楽しく、心に余裕を持って出来たら半分成功、と思っている。