ことほぎ日記

ことほぎ【寿・言寿・言祝】ことほぐこと。ことばによる祝福。ことぶき。ことほがい。そんな日記になればなあ、と思っています。

生きてるだけで

2012-10-29 | 日々、思うこと

テレビでは、身の毛もよだつような、凄惨な事件が報道されている。

病気の人、震災などで大変な思いをされている方、
今日も実家のご近所で子ども4人を抱えたシングルマザーが、大きな事故に遭い、
まだ大きな病院のICUにいる、という話を母から聞いたばかり。

そういういろいろな話を見聞きするにつれ、
「生きてるだけで丸もうけ」という、明石家さんまさんのモットーが頭に浮かぶ。

何気なく、毎日目が覚めて、日々過ごしているけれど、
生きているってそれだけですごいことなのだよなー、
生きている、という言葉より「生かされている」という言葉の方がふさわしい、と切に思う。



生きている、ただそれだけで丸もうけ。

生きている、ただそれだけでめっけもの。


私はよく落ち込んだり、悩んだり、ひとりくよくよしたりするのだけれど、
「そんなことしていたら、バチがあたるよなー」と改めて思う。


生きてるだけで丸もうけ。
それがさんまさんの子ども、IMALUさんの名前の由来というのは
ウソか本当か分からないけれど、
素敵なモットーだし、素敵な名前の由来。

本当に、そう思う。

 

すぐそこのたからもの
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くさってもしょうがない

2012-10-29 | 日々、思うこと

サッカーの長谷部誠選手がブログを更新し、
そこに今季で退任されるマガト前監督に対して感謝の意が述べられていた、という。

私は、サッカーは門外漢で詳しいことは分からないけれど、
長谷部選手がマガト前監督に冷遇されていた、というのは
ニュースなどで見聞きしたことがある。

そんな前監督に対し感謝の意をブログで述べたので、
ネット上では彼の著書をもじって「どれだけ心整ってるんだよ!」などと
コメントされていた。

本当に心の整った素敵な方だと思う。

そして、ここからは私の推測。

長谷部選手だって、不本意だったり、どうして?と思ったり、
やりきれない気持ちだったこともたくさんあっただろう。

けれど、そこで怒ったり、悲しんだり、くさったりしても何もいいことはない。

怒ると体も頭の中も硬直する。
そうすると、思ったような次の行動に心も体も動かない。
悲しんだって、ふてくされたって、同じように軽やかな次の手を打つことは出来ない。

感謝し、微笑んで、受け入れれば、次のチャンスが巡ってきたり、
何か新しい次の手が考えられたりする。

長谷部選手も、監督が変わるという。


私はごくごく小さなことだけれど、約束した時間にスタンバイしているのに待たされることがある。
小さな子どもがいると、時間をねん出するのは大変だし、貴重だから
むっとしたり、怒りたくなる時もある。

けれど、怒ったところで体も頭も硬直してしまって、何もいいことはない。

だったら、「10分程度で済んでよかった」と思って、さっさと仕事に取り掛かった方がずっといい。


心が整っている長谷部選手は本当に立派だけど、
それが合理的、理にかなっている、ということを
長谷部選手自身がきっとご存知なので

 

 

心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣
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時間がないのも、いいことだ。

2012-10-16 | 食事とか生活のこと

結婚前、出産前に比べ、今は圧倒的に自由になる時間が少ない。

最初はそれが苦痛で仕方なく、一日が終わろうとしても、
やりたいこと、やらねばならないことが全く終わっていなくて、
どうしよう、何で出来ないんだ、と気持ちばかり焦る日々だった。


娘は歩くようになり、どこへもやって来れるようになった。

ブログの更新をしていても、ドアをバタンと開けて入って来る。

このブログにも以前はとても時間をかけていた。


ブログ、買い物、料理…。
今までかかっていた時間の多くは、迷うことに費やされていた。


ショッピングなんてその最たるもの。

何も買わないのに、数時間費やすこともよくあった。

もちろん、寄り道したり迷ったりするのも、人生の大切なエッセンス、のりしろだと思う。


迷って来た中でいろいろなものとの出会いもあった。
でも今は、迷わない、迷えない。


迷うことに時間を費やすのなら、その間に別のことをしたい。

お金がないと本当に必要なものしか買わない、買えない。


場所も時間も同じ。



限られているから、有効に使える。

娘によりよい環境(つまり、お掃除とか整理整頓)や食事を提供したい。
天気がよいので公園にも行きたい。

優先順位が決まっている、ということ。
迷いがなくなる、ということは、こんなに気持ちのよいこと、と今さらながらに気付く。
これが「シンプル」っていうこと?


結婚前より、出産前より、家事や個人的な趣味のことなど含め、
今一番私は多くのことが出来ている、と思う。

自由に使える時間なんて前よりずーっとずーっと少なくなったのにね。
変なの(笑)。

 

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ミルフィーユ

2012-10-16 | 日々、思うこと

年齢を重ねるとものが思い出せない、とよく聞く。
脳の細胞が日々壊れている、とも聞いたことがある。

そんなものは、ウソ、ウソ(池谷さんの本で読んだ)。


データが多すぎて、引っ張ってくるのに時間がかかるだけ、らしい。
ハードが重くなってる、ということ?


このブログも以前はなかなか書くべきものが見つからず
PCの前に座って、ああでもない、こうでもない、とよく思案していた。

でも今は、過去に書いたもの、読んだもの、聞いたこと、いろいろなものがリンクし、
ミルフィーユのように重なりあって書きたいものがわんさかと沸いてくる。


40歳は目の前だけれど、なんだか豊かで幸せで、
よりよくしようと思うことが日々生まれる。


私自身もおいしいミルフィーユになれますように。

 

脳には妙なクセがある
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まずは自分を大切に。

2012-10-16 | ことほぎクッキング

セルフネグレクトという言葉がある。
自分で自分を虐待する、という意味。

失業、パートナーの死などから自暴自棄になって、
家の中がごみだらけになったり、ご飯なども食べなくなってしまう人のことだという。

そこまではいかずとも、自分も含めみんなもっと自分を大切にしてほしい、と心から思う。

自分が大切だからこそ、人も大切に出来る、思える。


松浦弥太郎さんの言葉に、この仕事に関わる50人を思う、というのがある。



あなたにも私にも、多くの人が関わっている。


お父さん、お母さん、それぞれのご先祖。

産院の先生、助産師さん、健診で見てくださる先生、看護師さん。
街で声をかけてくださる見知らぬ方。
保育士さん、幼稚園の先生、学校の先生・・・。

いろんな人に支えられ助けられ今がある。


愛情や寝不足や涙や笑い声、

いろいろなものであなたも私も出来ている。

そんなとびっきり手間ひまかかった作品であるあなたや私だもの・・・。


大切にしてほしい、大切にしよう。
自分自身も、家族も、他人も・・・。

 

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母ちゃんは強い!

2012-10-11 | 食事とか生活のこと

娘がいつになく駄々をこねる。
いつもなら、かわいくて目を細めるのに、それがちっともかわいく感じられない。


いい加減にしてほしい、とすら思う。


あれ、なんだかおかしいな、こんな気持ち。
と思ったら37度の熱があった。


寒気がしたので、湯たんぽを引っ張り出して当てたり、
生姜湯を飲んだりしたけれど、38度まで上がり、急いで病院に向かう。


以前の私だったら、もうぐったり。

けれど、娘と二人分の夕食を作り、お風呂にも入れ寝かせた。

病院に行くのも面倒臭いし、熱が出るのは菌を殺しているから、とも聞くので
とりあえず様子を見よう、なんて今までだったら思ってた。

けれど、守る人がいるとそうもいかない。
うつしたら困る。このままじゃ娘の面倒もよく見れない。

迷うことなく病院へ行き、薬を頂き、熱も徐々に下降。



母ちゃんはすごい!

私一人の力は微々たるものだけれど、母ちゃんとしての私は頑張れる。


役割が時として力を与えてくれる、ということを改めて思う。
私がへこたれた時は、母ちゃんに出てきてもらう。
それでもダメな時は、妻の私、嫁の私、娘の私。

いろいろな私がそれぞれ力を出せばいい。

とりあえず、母ちゃんとしての私はまあまあ、合格点だった!

 

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祝!ノーベル賞

2012-10-09 | 好きな人のこと

山中慎弥さんがノーベル賞を受賞された。
本当に、おめでたく、またすごいこと。

受賞の記者会見をテレビで見たけれど、
その謙虚さ、研究に対する真摯な態度に頭が下がる。

「僕らの1日1か月と患者さんや患者さんのご家族のそれは違うということを
きちんと認識しなければならない」

「感謝と責任を感じる」

聞いているこちらが頭が下がり、心が洗われるような
そんな記者会見だった。


山中教授の会見を見て、桂枝雀さんの言葉を思い出した。

 

「自分を思うことは、結局自分を滅ぼすこと。
 人を思うことが、結局は自分を思うこと」と。


自分を思うことには限界がある。
なぜなら、自分は一人しかいないから。


家族、道ですれ違う人、お客様、わが家に来る人、
いろいろな人の幸せを願い、思う。


家族が、お客様が、親戚が、いろいろな人が笑うと
自分も幸せになる。


自分を思い、自分を幸せを突き詰めても
そこからは何も生まれないけれど、
人の幸せを思うとその人と自分で簡単に幸せは2倍になる。


家族が増え、責任が増え、母性も増量した。


自分以外の人の幸せを願うことの幸せを心から感じる。

 

 

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きよらかであること

2012-10-09 | 美しくなるためのこと

40歳目前である。

でも、20代の頃に戻りたいとは思わない。
その頃より顔も体もすっきりとしている。
心も、頭の中も。

先日、ある方に「20代かと思った!」と言われた。
それを喜びいさんで夫に報告すると
「女って怖いねー、言う方も喜んでる方も」と。

そして、私の友人の20代の友達を例にとり
「彼女の肌のはりつやと一緒だと思ってるの?」と言われる。

そんな具体的に言わなくても、ほんのり、夢を見させてくれればいいのに・・・。

これから、年齢を重ねていく上で私が思っているのは、「きよらかである」ということ。

私がいろいろなところで見て「素敵だな」と思う人は、
どこかみなきよらかさがあるように思う。

肌が澄んでいる。
瞳が澄んでいる。
心が澄んでいる。

肌が澄んでいるのは、お化粧品だけではなく、食べているものの表れだとも思う。
瞳が澄んでいるのは、パリの下水ではなく、美しいものばかりを見ているから。
心が澄んでいるのは、自分よりも人のことを思う時間が多いから。

私はまだまだ修行中、発展途上。
年齢を重ねることを否定しようとは思わない。
年齢を重ねた上でこそ生まれるきよらかさ、美しさ、頼もしさ。

そんな素敵なものを持ち合わせたきよらかな大人になりたい、と思う。

 

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一軍と二軍

2012-10-09 | 食事とか生活のこと

キッチン、洗面所、浴室、下駄箱など狭くてものが多くなりがちなところは、
厳しく一軍と二軍に分けるようにしている。


毎日使うもの、頻繁に使うものは一軍、
少しでも使用頻度が下がったら、二軍落ち。

二軍落ちしたものは、床下の収納や、メインの場所から少し離れたところに収める。


二軍に落ちたものの中で返り咲くものもあるし、人に譲ったり、処分の対象になるものも見つかる。


狭いスペースにあれこれつまっていても、結局使うものはそれほど多くない。



スペースや予算、いろんなものに制限があるのも、またよいことだと本当に思わされる。


自分にとって本当に必要なものが、お陰でよく分かるようになった。
そして、すぐ二軍落ちしてしまいそうなものや、「使わないだろうな」と思うものは
100円でも50円でも安易に買わないようになった。

それも、とてもよいこと。

その100円や50円を何度も我慢すれば、本当にほしいものがちゃんと買える。
そして、それはきっと二軍に落ちることもなく、大切に何度も使う、と思う。

 

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アウトからインへ

2012-10-08 | 日々、思うこと

私は韓国籍だった。
今年、帰化して、日本国籍を取得し、夫の姓を名乗るようになった。
娘と三人、同じ苗字なのは、やっぱり、とても、嬉しい。

日本で生まれ、日本語を母語とし、私はどっぷり日本人のようだった。
けれど、韓国籍だった頃選挙権はなかったし、
日本国籍じゃないから出来ないこともままあった。

だからかどうか分からないけれど、私は常にアウトサイダーの気分だった。



働いていても「ずっとお世話になる気はないし・・・」と思う。

応対コンテストでお店の代表になりませんか?と言われ、本当に嫌だった
(最後の3名までには残ったけれど、結局別の方が行った)。

どんな団体にいても、何をしていても、どこかどっぷりつかれなかった。
その理由はよく分からないけれど。

韓国に7年住んでいたけれど、韓国にいても選挙権はなし
(日本の永住権を放棄すれば、韓国で選挙権が得られる)。

日本にいても、韓国にいても、選挙権もないのかー。
根付くことなくアウトサイダーのような気分は続く。

そして、結婚し、子どもが生まれ、日本国籍も得た。
家族三人が同じ苗字となり、同じ方向を見て進む。

私は今、この家に、この地域に根を下ろし、
夫と娘と三人で生きている。
どっぷりつかろうとしている。

選挙権も得た。
よき仲間もたくさん得た。
家族も得た、笑顔も得た。
喜びも楽しみも得た。

もう、どこかすねたアウトサイダーはやめて、インサイダーでどっぷりつかって
あちこちに根を張り、巣を作り、溶け込んで、なじんでいこうと思う。

 

愛さなくてはいけない ふたつのこと
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楽しんで、笑って

2012-10-08 | 食事とか生活のこと

何事も、どんなことも、楽しんで笑ってやりたい、そう思っている。

世の中選択の自由があって、私が無理矢理やらされていることなど、おそらく何一つない。


娘を育てること。
朝早く起きて、食事やお弁当を作ること。
家の中、家族の心を整えること。

その他もろもろのことは、みな私が好きでやっていること。
仮に好きじゃなくても、自分が選んでやっていること。

嫌だったら、「やーめた!」とその場を離れることは
いくらだって出来る(するつもりは毛頭ないけれど)。

今の私は、今までの私が選択し続けてきたことの結果。

身長くらいは持って生まれたものだと思うけれど、
体重、顔かたち目鼻立ち、内臓の状態、足腰の丈夫さ、
結婚、住んでいる家、周りの環境などなど。

そういったものはみな、自分が選択し続けてきた結果だと思っている。


だから、過去の私の選択に自信を持つ。
そして、今を楽しもう、と思う。


そして、何か今後選択する機会があった時には
「明日の、1年後の、5年後の私が楽しめるか、笑えるか?」ということを考えて
選択しようと思う。

 

マエノリ流 25年間「去年よりキレイ」と言われ続ける習慣術
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お金に対すること

2012-10-04 | 食事とか生活のこと

私はお金をあまり使わないことには自信があった。

外食はあまりしないし、ペットボトルもほとんど買ったことがない。

外出する時には水筒を持参するし、家族で出掛ける時には
おむすびなどを準備して出掛けることが多い。

でも、私は少し考え違いをしていたことがある。

それはお金に対する考え方、とらえ方。

お金に関する本を読むと「お金=悪、という考え方を改めなくてはいけません」という文章を
よく目にする。

「私はお金=悪なんて思ってない」
そう思い、深く気にも留めなかった。

けれど、先日松浦弥太郎さんの本を読んで
「お金は困った時に助けてくれる大切な友人」というようなことが書いてあった。

「お金=友人」とは思ってもみなかった。

何に例えればいいのか分からないけれど、
あまり触れていはいけないもののように思っていたし、
仕事をしても、どこか「お金は二の次」と思っているフシもあった。

何となく、触れてはいけないもののように思っていたから、
家計簿をつけるのもとても億劫だった。

よくよく考えてみると、少なからず私もお金=悪、と思っていたみたい。

自覚症状すらないくらい、深く、自然に思っていたみたい。


自分のことを「悪」と思っている人間に、人もお金も近づいてくるわけがない。

そーかー、
それで今まであまりお仕事に出会えなかったのか、と何だか腑に落ちた。

人間でも、動物でも、モノでも、大事にしたものには大事にされる、
愛したものからは愛される。

私はお金を邪険に扱ったつもりはないけれど、
もっと愛情を注ぎ、注目し、仲良く出来る、と思った。

近々、後日談がお披露目できることを願いつつ・・・。


松浦弥太郎の新しいお金術
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小さなことからコツコツと

2012-10-04 | 食事とか生活のこと

家計簿をつけるのが苦手。
掃除機をかけるのが好きではない。
食器を洗ったり、拭いて、棚に収納するのも出来ればやりたくない。

やりたくないことだけれど、しなくてはいけないことはたくさんある。

そんな時に私が心がけていることは、ちょっとだけしてみること。

どうせ出来ないんだったら手をつけるのをやめよう、ではなく、
出来ないかもしれないけれど、1つだけやってみよう、そう思うようにしている。

家計簿未記入のままたまっているけれど、レシート5枚分だけ記入してみよう。

薄いテキスト最後までやってみよう。

こつこつ、コツコツ。



0と1の差は1と99のそれよりも大きいと宇野千代さんはいっていた。

「算数出来ないの?」と笑われちゃうかもしれないけれど、
今でも私はそう思っている。


やってみる、手を動かしてみる。

 

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不安をなくす、ということ

2012-10-04 | 日々、思うこと

分からない、ということは、人にとって猛烈な不安を呼び起こすものだと思う。



放射能

地震

将来のこと

お金のこと

結婚出来るか

子どもを授かるか

お腹にいる子どもは元気に生まれるか

などなどなど。


分からないことはたくさんあり、未経験だったり知識が少なく
情報が乏しいとさらに不安になる。


調べて解消出来る不安もある。
お金に対する不安だったら、家計簿をつけたり、
収入と支出のバランスを考えたり、講じる手立てはある。

でも結婚や地震など分からないことも、ある。


だから、分からないものは調べて不安を一つずつ潰す。

調べても仕方がない、分からない不安は誰もが持っているもの。


そんな不安と握手したり、ともに歩いたり、
見てみぬふりをしたり、時にはハグしたりしながら、
前を向いたり、上を向いたりして歩いて行こうと思う。

 

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セルフおもてなし

2012-10-03 | 食事とか生活のこと

セルフネグレクト、という言葉を聞いたことがある。
自分で自分を虐待?と不思議に思い、調べてみると
家族の死や様々な要因で無力になり、
食事や身の回りのことを疎かにすることだという。

それがやがては孤独死につながっていくので、
注意していかなくては、ということだった。

私はセルフネグレクト、などというレベルでは全くないけれど
「忙しい」「時間がない」「猛烈におなかがすいている」などの理由で
おざなりなご飯を食べたりすることもある。

しっちゃかめっちゃかな空間に自分を置いていることもある。

私がよく陥りがちな「炭水化物祭り」
とりあえずおなかをいっぱいにしよう、と思いうどん大盛り、パスタ大盛りでささっと済ませてしまう。

それをご飯、味噌汁、おかず、青物などバランスよく食べると
おなかも心も満たされる。
おなかだけではなく、目でも満足する。

洗い物は多くなるし、冷蔵庫に作り置きのおかずがないと
それだけ準備するのは難しいけれど、やってみる価値はある。

自分を大切にする、自分を自分でおもてなしする。
お客様が来るからと掃除するのではなく、
今家にいる夫や娘、私のために掃除する。ぴかぴかにする。

そんなことで、また頑張るぞと力が湧いたり、
ちょっとした精神的な余裕が生まれたりする。

 

100の基本 松浦弥太郎のベーシックノート
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