虫と鳥とペンタ

出会った昆虫と野鳥の記録です。

クロコノマチョウに呼ばれる

2021-09-24 | 飼育
ジャコウアゲハが一段落した数日後、久しぶりに歩くか~と意気込んで
よく行く散策場所へ。
季節は進んでいて彼岸花がたくさん咲いていた。その情景をぼんやり眺めていると
花の下に積まれた刈られたジュズダマが目に入った。
あれ?ここはクロコノマチョウを観察しようとか保護してますとかの看板立ってなかったっけ?
あっちの株はそういう扱いでこっちの株は別扱い?
なんて考えていると、草刈りしたご本人が「彼岸花の前に生えちゃって邪魔だから刈ったんだ(ドヤ)
まだ数珠玉採るには早いし」
おい、どこに生えていようがクロコノマチョウの幼虫はくっ付いているんですよ!!!
この言葉は心にしまって、黙々とウサコこと、クロコノマチョウの幼虫を大回収。
刈りたてが幸いして、蛹、前蛹の子、終齢幼虫、おチビちゃん、あれ?顔が違う子が一匹、誰?
15匹程エコバックに入れて、もちろんジュズダマももらって即帰宅。

ここからが本題。また幼虫出ます。今回はカワイ子ちゃん♬ネコ顔の幼虫ちゃんです。

クロコノマチョウはススキも食べるので、途中から餌はススキに。
作業をする度に見失っていた小っちゃいネコ顔いもちゃん、ある日衝撃のご対面。
ベランダにポツン。。。
やばい死なせてしまったのか!!


ごめんね~( ノД`)シクシク…ビクともしないネコ顔いもちゃん。


望みを捨てずに個室を作って入れてみた。餌を食べない。

翌日こんなことになっていた。


前蛹。そりゃ、餌を食べないわけだ。生きててよかった。9月16日


9月17日蛹化 大きさ縦1.5㎝


要らなくなったいも皮をポイッ。


9月21日


9月23日


同日 蛹にネコ顔が。(なんとかの欲目?)

時間を追う毎に中の色が変化していったので、多分翌日には羽化かな。

9月24日朝 無事に羽化していました。


普通のサイズの ヒメジャノメ 女の子でした。


お初の飼育でした。一応申し添えておきますが、私は落ちていたイモムシを持ち帰って飼育しています。
採取ではありません。

あの草刈りの山の中に居てくれてありがとう。
今日、元居た場所に放蝶します。







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