究極の醤油

東京在住の頃から東京の醤油になじめず、
鹿児島からわざわざ送ってもらっていたほど
醤油にこだわりを持つ私。

鹿児島に帰ってきてから
否応無しにまた自ら包丁をふるわなくてはならない立場となり、
その間もずっと探し続けておりました。

真砂に店を出してから昼食時ずっと通っている惣菜屋さん。
そこでなにげなく買ったさばの塩焼き。
そこにあった醤油をタラッとたらして店で食した瞬間、
いままで味わったことのない甘味と深み。

これだ！！と思い、
早速店へ。
そこで店主にその銘柄をきいたところ、
「これです。どこにでもある醤油ですよ」
との返事。

そして店が終わり、早速スーパーへ。

しかし、探せど探せど見つかりません。
これだと思えば、地獄の底まで探し回りたくなる性格の私。
市内のスーパーを血眼になってさがしましたが、
どこにも置いてない。
その日は結局７～８件はしごしたでしょうか。

次の日、
その旨店主に伝えると
「あー、これはスーパーには置いてないみたいですね」
「ガーーン！！」

そんなことで諦める私ではありません。

無理言って業者に注文してもらいました。



そんな幻の一品がこれ！！




今日の晩飯はもちろん「さばの塩焼き」。
いや、季節もそろそろ終わるであろう「さんまの塩焼き」かな。

久しぶりに
なかなか手に入らないレコードをゲットした時のような
充足感に浸りました。