10月突入~。今年もあとわずか?
雨の日曜日でした。くすん。
こんな日はカラッとした話題を書きたいものですが、
「悔しい思い出 1」を昨日書いちゃったものだから、天気にふさわしく、ジトジトと続きを書きます。
小3のときの4時間目の書道の授業こと。3時間目と4時間目の間の休み時間にトイレに行って、
席に戻ってみたら、その日の朝、家から持ってきたはずの書道バッグがない!
机の横にたしかにさげておいたのに。
探すところもないし、もう2~3分で授業が始まってしまうし、持ってきたのは勘違いだったのかな~と思いながらも、
当時の担任の先生(女)がかなりこわい先生だったので、忘れ物したと思われたら怒られる!と、
急いで6年生の教室まで階段をのぼり、姉をつかまえて書道の道具を借りました。
???という思いを抱えたまま授業をこなし、授業を終え、書道の道具を洗って、
給食の用意が始まるころ、再び姉の教室に行って書道道具を返してから自分の教室に戻ってみたら、
私の机の横にきちんと書道バッグがかけてあった。
え~。
中を開けたら、使ったままで硯に墨がはいったままだったから、
バッグの中が真っ黒になっていた。
ガ~ン。ショック。
たしか女の子は赤いバッグだったから、絶対にクラスの女子が私の道具を使ったことは間違いない。
持ってくるのを忘れちゃったんだろう。
借りられそうな人もまったくいなかったんだろう。
でもね、おとなしかったわけじゃないんだけど、そこで大騒ぎしない子どもだったんだな。私が。
家に帰ってから、母親にその日の事件を打ち明けたら、
母はもう悔しがって、悔しがって。
「どうして先生に言わないの!」
だって、先生、こわいんだもん。子どもごころに先生に言いつけるのは告げ口みたいで嫌だったし、
きっと先生は怒って、授業をつぶしてまでクラスのみんなを調べるだろうし。
「あんたが先生に言わないだろうってことを、犯人はわかっていたんだよ。
ねらわれたんだよ」
おお、すごいこと言うな、母親。
だけど、そこまで言われちゃ、私の悔しい心はどんどんあおられ、
悔しくて悔しくて仕方がなかった。ねらわれたのかもしれないことが。
相手の思うツボだったことが。
(今考えると、相手も必死で、とくに私をねらったんじゃなく、私が休み時間教室にいなかっただけだからかもしれない)
小学生時代は時々思い出しては悔しがっていたけれど、
それから二十年以上も忘れていて、ペンギンハウスに来てからこの出来事を思い出した。
子ども時代を振り返ることが多いから。
で、まだ悔しかった(笑)。
でも、最近じゃ、その子も(誰だかまったくわからない)今もそのことが
忘れられなくて重荷になっているかもしれないな~、
子ども時代の暗い思い出になってるかも~と思うとちょっとかわいそうになる。
ケロッと忘れてるかもしれないけど。