神楽女湖の花ショウブの続きです。
神楽女湖の後、塚原高原でどこかコーヒーを飲みたいと奥さんが言うのでとりあえず塚原高原の中の道を走っていましたが、だんだん道は狭く周りには民家しかありません。20年以上前に来た時にはお店が何軒かあったのを覚えていましたので、おかしいなと思っていましたら、ついに行き止まりになりました。その手前には乗用車でも切り返さないといけないような、曲がり角がありました。
一応看板は手前にかなりありましたので、なにかあるんだろうとは思っていましたが、行き止まりのところには「響谷」というお店がありました。
中に入ってみますと、料理もフグ料理や地元の野菜を使った料理ができるそうです。
私たちはそんなことは知らずに入ったものですから、自家製アイスクリームにひかれて入ってみました。
入って最初に見たテーブルを見て私はびっくりしました。というのは、このテーブル最近テレビで見たテーブルだと気が着きました。
最初はわからなかったのですが、今日の朝の「遠くへいきたい」でLiLiKoさんが湯布院の旅で行った喫茶店だと聞いてびっくりしました。
帰り際にご主人と話したのですが、このログハウスご主人がひとりで立てたそうです。
このログハウスだけで5年4カ月かかったそうです。
ご主人はもともと大分市の都町で仕事をしていて、夜はそこで仕事をして、昼間にログハウスを建てたのでこの年月がかかったそうです。全く建築は素人だったので大変だったそうです。
中に建築中の写真がありまして、大変だったようです。
ゴールデンレトリバーの写真がたくさんありましたので聞いてみると、名前は「ロッキー」で今7歳だそうです。
私は田舎育ちですの、小さいころから犬や猫、牛、馬、鶏の中で育ちましたので動物は大好きです。
平成24年に死んでしまいましたが、このブログの写真の「ペコ」も18年近く家族と一緒でした。
帰るときに「ロッキー」に会いに行きましたが、やはりゴールデンで人懐っこくて呼ぶと犬小屋から出てきて遊んでほしそうでした。
店のすぐ横は渓谷になっていまして、かなり深いようでした。
写真ではわかりにくいと思いますが、かなりの渓谷です。
駐車場からは由布岳をまじかに見ることができます。
まだ少し時間がありましたので、「ぽこあぽこ」という塚原にある手作りせんべいの店に行ってみることにしました。
以前に行ったことはあったのですが、なにせ20年以上前ですので記憶が定かではなくなかなか行きつかないので、車のナビを使っていったのですが、それでもなかなか行きつかずに苦労しました。
夕方遅かったので目の前でせんべいを焼くのは見ることはできなかったのですが、奥さんが対応されて、話をしていましたら、「ハーブソルト」というのが目に付きました。
以前「つるべの家族にかんぱい」という番組で聞いたことがありましたので聞いてみると、その通りで、ここと、湯布院の亀の井別荘でしか販売してないということでした。
現在は放送のおかげで入手が難しいそうです。手作りで、大量生産できないだからだそうです。
カルパッチョなどにはものすごく合うそうです。
今度はこれを使って作ってみたいと思います。
あらかじめ、決まったルートを旅するのは間違いなくてそれもいいですが、今日のように行き当たりばったりで行っても、そこのご主人とかと話をして、いろんなエピソードを聞いたりしながらの旅もいいものですよ。
とくに知らない土地に行った時の新しい出会いは、その土地その土地の面白さがいっぱいです。
でもどちらかと言うと、私は苦手な分野なのですが、うちの奥さんは得意分野で、誰とでも話ができるようですので旅行に行くとそういう出会いは楽しいですね。