またまた久しぶりの更新。
記事を投稿しようとして編集画面を開くと、何だか体裁が変わっている。
文字数も自動的に表示されるし、辞書機能までついているではないか
浦島太郎になったような気分だ
食中毒騒動からすぐ、今度は歌の仕事関係の稽古や本番が続いた。
今回は久々に第九の合唱の仕事である。
昼間はいつもの仕事があり、夕方から夜にかけては歌関係が入るという
スケジュールが続いた後、本番が2回あったのだ。
それぞれ主催者もオーケストラも指揮者も違う公演で、なかなか楽しかった。
最初は広上淳一指揮の都響、もう1つは金聖響指揮の東フィル。
会場はいずれも、東急文化村オーチャードホール。
広上さんの第九は、オーソドックスなスタイルだった。
全体にたっぷりとしているので、ベートーベンの交響曲の醍醐味を堪能できる。
また、指揮も振りが大きく顔の表情も豊かなので、彼の作ろうとする音楽が
非常に分かりやすくこちらに伝わってくる。
彼の発する音楽を楽しむ雰囲気が現場に満ち満ちているためか、こちらとしては
とても歌いやすいのがうれしかった
一方、金さんの第九は恐らく新版の解釈だろうか。
オーソドックスなものに比べるとテンポは速く、あれよあれよという間に
次のモチーフが始まってしまうので、何だかめまぐるしい感じ。
しかもフェルマータのついた音ををしっかり保つのではなく、次の音が
覆いかぶさるように繋がっていたりするのだ。
オーソドックスなものを想像していたこちらとしては、非常に戸惑いを覚える。
今までに第九の公演に何十回も乗っているのに、こういうのは初めてだった。
金さんの指揮は、時に野武士が刀を振り下ろすような荒々しさを見せる。
新版の解釈とともに多少の違和感も否めなかったが、そこに彼の若さと熱さを
感じることができた。
なかなか面白かったな
今回の公演には研究生時代の同期生が6人も乗っていたので、ちょっとした
同窓会気分も味わえた。
研修所を修了して6年、こんなに多くの同期生と一緒になったのは初めて
ともに苦労しながら勉強し、試練をくぐりぬけてこの世界に残った仲間との再会は
とても感慨深いものがある。
みんなそれぞれ、頑張って歌い続けているのだ。
それは何よりも、音楽が、歌うことが好きだから。
歌のない生活は、考えられないから。
歌を歌える幸せ・・・
そのことを今更ながら強く感じた1週間だった。
記事を投稿しようとして編集画面を開くと、何だか体裁が変わっている。
文字数も自動的に表示されるし、辞書機能までついているではないか

浦島太郎になったような気分だ

食中毒騒動からすぐ、今度は歌の仕事関係の稽古や本番が続いた。
今回は久々に第九の合唱の仕事である。
昼間はいつもの仕事があり、夕方から夜にかけては歌関係が入るという
スケジュールが続いた後、本番が2回あったのだ。
それぞれ主催者もオーケストラも指揮者も違う公演で、なかなか楽しかった。
最初は広上淳一指揮の都響、もう1つは金聖響指揮の東フィル。
会場はいずれも、東急文化村オーチャードホール。
広上さんの第九は、オーソドックスなスタイルだった。
全体にたっぷりとしているので、ベートーベンの交響曲の醍醐味を堪能できる。
また、指揮も振りが大きく顔の表情も豊かなので、彼の作ろうとする音楽が
非常に分かりやすくこちらに伝わってくる。
彼の発する音楽を楽しむ雰囲気が現場に満ち満ちているためか、こちらとしては
とても歌いやすいのがうれしかった

一方、金さんの第九は恐らく新版の解釈だろうか。
オーソドックスなものに比べるとテンポは速く、あれよあれよという間に
次のモチーフが始まってしまうので、何だかめまぐるしい感じ。
しかもフェルマータのついた音ををしっかり保つのではなく、次の音が
覆いかぶさるように繋がっていたりするのだ。
オーソドックスなものを想像していたこちらとしては、非常に戸惑いを覚える。
今までに第九の公演に何十回も乗っているのに、こういうのは初めてだった。
金さんの指揮は、時に野武士が刀を振り下ろすような荒々しさを見せる。
新版の解釈とともに多少の違和感も否めなかったが、そこに彼の若さと熱さを
感じることができた。
なかなか面白かったな

今回の公演には研究生時代の同期生が6人も乗っていたので、ちょっとした
同窓会気分も味わえた。
研修所を修了して6年、こんなに多くの同期生と一緒になったのは初めて

ともに苦労しながら勉強し、試練をくぐりぬけてこの世界に残った仲間との再会は
とても感慨深いものがある。
みんなそれぞれ、頑張って歌い続けているのだ。
それは何よりも、音楽が、歌うことが好きだから。
歌のない生活は、考えられないから。
歌を歌える幸せ・・・
そのことを今更ながら強く感じた1週間だった。