When I Dream

~気侭な戯言日記~

日曜劇場 -JIN-仁 最終回

2009-12-20 23:45:30 | TV/ドラマ/芸能
小公女セイラと同じく、いったいどんな終わり方になるのかなぁっと思っていた、TBSのドラマ・・・日曜劇場 -JIN-仁・・・だったけど、最後のシーンは原作にはない、この上ない無惨な最後だと思っちゃった。TVドラマ版として楽しんで見れたのは、放送当初の数話だけだったなぁ。回を重ねる毎に原作コミックスとは違う人物配置が増えて、違和感しか感じなくなってきたんだけど、最も疑問に感じていたのは、中谷美紀が演じる現代の恋人の設定だった。あれがなければ、もうちょっと原作に近づける事が出来たんじゃないのかなぁ??のでlevie的には、ドラマ版-JIN-仁は、・・・決してつまらなくはないけど、決して面白くもなかった・・・かなぁ。←前に書いたっけ??

前回のラストは、南方仁役の大沢たかおと坂本龍馬役の内野聖陽が崖から落ちて、・・・えっ??龍馬が現代へタイムスリップ??・・・みたいな、含みを残して終わったけど、原作漫画を読んだ事がない人には、最終回を楽しみにさせる終わり方だったかもしれないけど、levieのように、原作を読んで知っている人は、・・・全然違うじゃん・・・っと、ガッカリしたり呆れたんじゃないかと思う。
あぁいう思わせぶりはやめて欲しいよねぇ。そういう、原作と違うところが多くなればなる程、原作のファンは冷ややか目線になって、ドラマは見なくなるだろうねぇ。

そんな事を思いながら、最終話を淡々と見ていたんだけど、綾瀬はるかが演じる咲が、見合いの席で・・・この話はなかった事に・・・と言った直後の一幕、兄の恭太郎に、首根っこを掴まれて庭の花壇だったか畑だったに突き落とされ、咲の着物が泥だらけ~っと思い気や、勘当されて家を飛び出して足袋で走る先の着物は、全く汚れていなかった(爆)
っていうのはどうでもよくて、確か原作では、兄じゃなく、母に勘当されるんじゃなかったっけ??そこまでして小出恵介の出番を作りたいのか??って思ってしまいました(爆)

そして、三隅俊斉の雇った浪人がオペ中に押し入ろうとした場面で、咲が到着して啖呵を切って扉の前で立ちはだかるのは原作通りだけど、最早これまでの場面で、・・・“脅しじゃない”・・・と、覚悟を決めて自らの首に短刀を刺そうとしつつも迷うところで、原作では、新門辰五郎親分が子分を引き連れて駆けつけて浪人を追っ払うのに~、なぜそれを大沢たかおなんかに差し替えるかなぁ。
そんなんばっかやってるから、出番が少なくなる人が出てくるんじゃないの??

そしてラスト・・・、なに??あの最後のキスシーン、あんなモノいらないじゃん。てか、その後の数分は丸ごと不要で余計だよ。そんなシーンを突っ込む暇があるなら、もっとちゃんと原作に沿って、主要キャストに命を吹き込んで描いて欲しかったなぁ。やっぱさ~、たかだか1クールで描こうとする事にムリがあるよなぁ。たかだかコミックスで5巻分程度のトコまでで、エピソードもかなりスっ飛ばしてるというのに、終わってみると、薄っぺらい感じしか残ってないんだよねぇ。
もう一度書いちゃうけど、現代の恋人って設定自体が全くもって必要などなかったよ。

ってわけで、なんだか味気なくて消化不良な -JIN-仁 の最終回でした。

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