能登の地震から1ヶ月

新年気分が吹き飛んだ元旦の能登の地震から早くも1ヶ月が経過するけど…、東日本大震災の時とは違って全てが遅いと思う…。地形的な問題もあるかも判らんけど、依然として被害の全貌が見えないというのはどういう事なんだろうか??。今だに手つかずの被災場所が多いだろうし、避難者の支援体制もなんか微妙な感じなんだろうなと思っている。日中にあんまりTVも見ないし、災害情報もチェックしていないんだけど、1ヶ月も経ってるのに復興の兆しすら見えて来ないのって、現地に住む人にはこの上ない不安でフラストレーションが蓄積されていくばかりだと思う。情報も今だに錯綜しているんだろうしなぁ…。levieには想像する事しか出来ないけど、あまり親しくはない人が一か所に詰め込まれてというのはやっぱり落ち着かないもんだろうなぁって思う。昨日は地震から1ヶ月っていう事で??、昼時のワイドショーでも時間を割いて放送していたのかな??、少しだけ見たけど、変わり果てた街並みは地元の人にとっては心にトラウマとしてずっと残るモノとして、自分の身に置き換えるとやっぱり重いなぁと思った。

経験した事がある人でないと、唖然とする真の心の空虚さは解らないモノだよなぁ…。映画を観て思ったり感じたりする虚無感とは全然違うもんねぇ、現実は…。ので、軽い気持ちで…頑張って…なんてlevieにはとてもじゃないけど言えやしないなぁ…。←何事でもそうだけどね→ガザの現実にしてもフランスの農民の行動にしても、性被害に遭った人に対しても、力になりたいと思っても本当の心の内の想いや葛藤は、他人には理解はしにくいと思うし…。←支援って簡単そうで難しいよね

さて昨日、北日本新聞のオフィシャルを見てみて↓これ↓を拾った。

能登半島の輪島や珠洲、七尾や和倉温泉の映像や画像はそこそこは見ていたけど、富山県側の氷見とか、高岡の方でも大小の被害は出ている。報道を逐一チェックはしてこなかったのであまり把握は出来てないんだけど…、やっぱり…(自然)災害…の国の支援体制には疑問しかないねぇ。千葉の台風被害の時も思ったけど、住宅被害/半壊とか屋根が吹き飛んだりした時の改修もなんとかしてもらいたいモノだよねぇ。不可抗力なんだしさ…。お金がないと修繕/建て直しも出来ないのって、…当たり前…のように大勢の人が思ってる事だろうけど、それで路頭に迷うのは蓄えが無いから悪い??…。保険に入ってないのが悪い??…。非常時に食べ物を買えないのも??…。何から何までもが…お金/財産…の有無で決まってしまうのって決して“公平”ではないよね…。

そんな事を漠然と考えながら↓これ↓を見た…。

1/31で解っている段階で↑この数↑で、まだ全体の被害を掴んでないという話だし、富山県にも大きな被害が出てるトコはあるんだし、もっともっと増えるだろうなとlevieは思っている。震源地が金沢や富山に近いトコだったらもっと大きな被害が出ただろうし、関東や近畿の人口の多い郊外都市だったらさらに大きな被害となるのは確実だろうとlevieは思う。自然、人為的、に関わらずね。大都市圏では地震速報やTVを見て…大変だ…、…怖いな…、…可哀想…、って思ってる人が大勢いて、募金したり義援金を振り込んだり、支援物資を送った人も少なくないと思うけど、それらが本当に困っている人の手に届くのかは不透明…。信頼出来る支援窓口みたいなのが金沢とか富山にあって、そこから確実に分配の手配がされて…、そんな非営利ネットワークでもあればいいのになぁ、ってこの間書いたっけか…(爆)

…せっかくの蓄えが…一瞬で消える不条理というか、なんというか…。それこそ身をもって体験しないと解らない事だけど…、地震保険に加入してさえいればなんとかなるんだろうか??。保険屋は何万軒にも支払って経営に影響はない??よく解らんがちょっと不思議…。東日本大震災の時はどうだったんだろ??←今更ながらの疑問

ん～、しかしぃ、道路とか瓦礫とか、いつになったら正常になるのかねぇ。TVでは観光に打撃とか言ってるけど、そんな場合ではないでしょ、まだまだ。お金を落としに行く事が～みたいな事を言う人もいると思うけど、それも違うと思うなぁ。ん～江戸時代だったら、町人総出で長屋を建て直したり、道路や畑の整備/片付けをしたり…??、食べ物を分けあったり??…。で悲しみを分かち合って励まし合って、困難に立ち向かって行く??…。みたいなイメージがあるけど、現代ではそういうのは薄いかなぁ。←TVや何やらの受け売りだけど…(爆)

考えると、地域住民で一丸となって、国民が一丸となって、みたいな感じは“今”は薄いよねぇ…。東京だったらどうなっちゃうかなぁ…、ってついつい考えてしまうなぁ…。