大地産笑~畑は笑顔を育てる~

新しいスタートラインに立っている今。いろいろなところに目を向けて未来につなげたい。

大阪人はやっぱたこ焼き

2005-12-31 21:24:56 | 旅行に行っちゃえば
大阪に行ってきた。大阪と言ったら「たこ焼き」だ!

大阪行って食べたかったのはたこ焼き。たこ焼きをアメ村で食べた。たこ焼きは美味かった。案内してくれた人によると大して美味しくないらしかったけど、美味しく感じた。としておく。東京住んでるとたこ焼きなんてそこまで食わないから違いがイマイチよくわからん。たこ焼き機が一家に一台なんてことはありえないし。

大阪にも東京で美味しいと有名な「銀だこ」ができたらしいがすぐつぶれてしまったらしい。銀だこはあんま美味しくないっていうことなんだよね。東京とかでは行列ができるほどなのにね。

アメ村に三角公園ってのがあるんだけど、そこでカップルたちが仲良くたこ焼きを食べている光景がなんともほほえましかった。というか、面白かった。やっぱりたこ焼きなんだなぁって。カップルだけでなく、家族連れも。誰もがたこ焼きを食べている。たこ焼きを食べ終わったトレイをゴミ箱に入れると、そこに鳩が寄ってきて、タレとかカツオ節のついたトレイをつつく。大阪の鳩もたこ焼きを食べる。そこがまた面白かった。トイレじゃなくて、トレイだから注意。

アメ村は古着屋が多く楽しそうなところ。若い人なら1日いても飽きないだろうね。昼飯にたこ焼き食べて。でもなんか迷いそうな感じ。ぶっちゃけ、東京の原宿とかとたいして変わらんね。まわりがみんな関西弁ってだけでそれ以外はあまり変わらん。

『愛』

2005-12-28 00:20:01 | 旅行に行っちゃえば
昨日っていうかもう一昨日になってしまたけど、夜行バスに乗って新宿から大阪へ。アジア学院で知り合った人に観光案内してもらうために大阪へ行った。初大阪。今日っていうかもう昨日になってしまったけど、京都清水寺へ。

清水寺で今年を表す漢字『愛』を生で見た。今までテレビで見たことはあったけど、生では初めてだ。

今年を表す感じは『愛』。愛・地球博やスポーツ界でのアイちゃんの活躍。卓球の福原愛やゴルフの宮里藍、テニスの杉山愛はなかろうが、スポーツ界では愛(藍)ちゃんの活躍が目立った。あとアイススケートもあるかもしれない。浅田真央とか安藤美姫のブーム。アイス(愛す)スケートってか。親父ギャグか…。

今年1年を振り返って自分の『愛』はどうだったんだろうか。愛・地球博は見に行ったけど、混んでただけでつまらなかったし。愛しもしたし愛されもしたなぁ(笑)まぁ1月終わりに彼女と別れてたけど、もう過去のことは振り返らん。アジア学院でたくさんの出会いもあったし。たくさんの人と話し、たくさんの人と笑顔をかわした。そこに愛情があったと思うよ。LOVEじゃなくてLIKEの方のね。野菜を愛したし、家畜を愛したし、そしてアジア学院を愛した。

今年は初っ端から『愛』はどん底だったけど、アジア学院でたくさんの人と出会ったからよかった。充実した半年研修だったし。終わりよければすべてよしってことで、今年を振り返りました。来年こそ本当の『愛』を探したいね(笑)

アイアイ・アイアイ・おさ~るさ~んだよ♪

街中はクリスマス…。

2005-12-25 00:27:09 | 生活リズム農者大
なんでキリスト教でもないのに日本はクリスマスで盛り上がるのだろうか。仏教徒にとってイエス様がこの世に来た日がいつかだなんてどうでもいいことなのに。イエス様の誕生日はいろいろな説があるらしく、12月25日ではないらしい。

詳しくはウィキペディアで。

クリスマスに特に予定のない人はこんな言い訳をしているに違いない。おれはキリスト教じゃないってね。おれも同じこと言ったが。

日本人の宗教は一体なんなんだろうか。ウェディングドレス着て教会で結婚して、死ぬときはお坊さんにお経たたかれて墓に埋葬される。クリスマスでパーティして、次の週には正月で神社に初詣。2月にはまた仏教とは関係ないバレンタインデーだ。夏にはお盆だし。建物建てるときは神主呼んで祝詞をする。日本人は楽しいこと好きだからなのか。祭りやイベントごとに盛り上がる。

まぁ、それはどうでもいいんだが、このまま宗教もあやふやのままだとこの先の日本の方向性がまとまらない気もする。何を信じていけばいいんだかって。アメリカに吸収されてしまうかもしれんね。51番目の州として。

クリスマスってだけで街は盛り上がるし、景気よくプレゼントも買っちゃうし、ケーキも買っちゃうし、お店も繁盛するからいいとは思うけど。経済効果はあるんではないか。プロテスタントもカトリックの区別もわからない日本人だけれど、おめでたいならまぁいいと思うけど…。彼女がいたらこんなこと考える暇も時間もないんだけどね。街中のカップルをひがんでいる訳ではないけれど。

クリスマスは神様(イエス様)の誕生日と知られている。実際は違うのだが。日本人にとって昔は天皇が神様だった。なら、天皇の誕生日はクリスマス日本バージョンってことでもいいんじゃないか。もしそれなったら、12月23・24・25日、毎日イベントになるじゃん。

今年のクリスマスイブ、男同士で呑んで麻雀して寝てって感じで終わった感じだ。

イブの夕飯は、イエス様に感謝の「アーメン」じゃなくて「ラーメン」食べた。

明日のクリスマスは部屋の大掃除しよ。

“死に方用意”(男たちのYAMATO)

2005-12-23 12:20:05 | 平和なひととき
この言葉が書かれた黒板を見たらどんなことを思うのか…。戦争中でしかも15・16歳の年齢でどう思うのか。死ぬ準備をしろっていうことなんだが。親の顔、家族の顔、好きな人の顔、友達の顔、思い出を思い浮かべるのか…。

今という時代に生きている自分にとってはわからない。想像もできない。平和だからなのか。もう戦争はないと思っているからなのか。

“死に方用意”と黒板に書かれた。無言で沈黙の中で。死ぬ準備をしとけという意味もあると思うが、「生きろ」ということが本当の意味だったのように思える。生きなければならない。

昨日、『男たちのYAMATO』を見てきた。一人で。一人で来ている中年の男の人も多かったように思えた。自分の親の時代、自分の子供時代の人もいたかもしれない。思い出してなのか、それとも平和な時代になってよかったと思ってなのか、どこからともなくすすり泣く音が聞こえた。おれも泣いた。今、平和な時代に「生きている」というか、彼らに「生かされている」というように感じとった。

リアルな戦艦大和は6億円の投資による原寸大のセットらしい。しかしそのわりに紋章がプラスチックみたいでちゃちかった気がしてはならない。輝きがあまりなかった。しかし、原寸大のセットを使っての撮影だったからこそできた迫力というものもあった。敵の砲弾に打たれ飛ぶ兵士、爆風により壁に打ち付けられる兵士、手足が打ちちぎられる姿…。リアルに感じた。

奥さんも有名な2大俳優。反町隆史(奥さん:松嶋菜々子)と中村獅童(同:竹内結子)のビッグなコラボ。そのわりには演技はあまりよくなかった気もする。他のシーンがあまりにも迫力ありすぎて、そことのギャップがありすぎた。『今、会いにゆきます』の中村獅童の方がよかった。なんかずっと同じような緊張しっぱなしの顔立ちだった。反町隆史のほうはGTOの印象が強くて、渋すぎた。主題歌は長淵剛。これもまたまた渋すぎ。長渕はやっぱりかっこいい。あの声。映画に合っていた。キャスト重視というよりは内容重視の作品だった。

この映画、今の時代に生きている自分たちへの「生きろ」というメッセージなのかもしれない。「生きている」のではなく、「生かされている」ということ。そしてもう2度と繰り返してはならないということ。戦争が起きてもお国のためにだなんて言っても戦地には行きたくない。個人が尊重される時代だから、天皇制でないから。そんなことじゃない。ただ、怖いから。死にたくないから。他人を殺したくないから。これだけだ。

日本は戦争しないと言っているが自衛隊のことのかいてある9条も変わり、いつ戦争してもおかしくない状態。平和に慣れてしまっている自分たちはもしそのような状態になってしまったらどうするのか。反対はするだろうが。渋々行ってしまうのか。考えられない。けれど、近い時代そういう日がきてもおかしくない。今は考えないようにしたい。というか、考えたくない。戦争は反対だ。といっても世界のどこかでは戦争を現在進行形で行なっている。考えたくないと思っていても、映像が流れたら考えずにはいられない。他国のことだからというわけにはいかない。

上司の命令には絶対服従しなければならない。もし歯向かった場合は体罰を与えられる。この影響が伝統のように残っている。悪い伝統。今の日本にはふさわしくない。若い人たちがどんどん世界へ飛び立っている時代。若い世代の考えがこれからの日本を変えていく。政治の世界でも農業の世界でも、年寄りが頑張ってしまっている。若い人の考えはあまり反映されない。だから若い人たちの活躍する場が消えていく。新しい時代にしていくためにも、新しい農業体系にしていくためにも、この伝統は変えていかなければならない。よい伝統は残しておく。悪い伝統は変えていく。それを今しなければならないだろう。

男の背中はかっこいいというが、今はそんな時代じゃない。面と面を向かって接していく時代だ。かっこいいのではなく、悲しいだけだ。“生きろ”。

トリビアの酒

2005-12-23 01:17:51 | 生活リズム農者大
今日久々に飲み会があった。飲み会って言っても大学の先生たちのおごりで飲んだんだけど。研修あけの2年生おつかれってことでおれともう一人の2年生で。なんか知らないけど1年生も2人ついてきちゃったけど、先生たちのおごりだから問題ない。久々ってわけじゃないけどジョッキで生ビールうまかった。3杯しか飲んでないけど、軽く酔った感じだ。半年研修で酒弱くなりすぎたゎ…。これじゃやってけない。研修前までくらいにレベルを戻さないとなぁ。

帰りにアイスを買って、おれら4人で風呂んなかで食べようって考え、寮かえって風呂に直行した。軽く洗って湯船の中へ。アイスが溶けないかと思い急いでた。

そこでトリビアがおきた。

湯船につかってアイス食べているとツーッと鼻血がたれてきた。アイスは生チョコアイスだ。チョコレート食べ過ぎると鼻血出るってよく言うがそれは血行がよくなってるからだなぁと。

酒を飲んだ後に風呂の中で血行がさらによくなった状態でアイス、しかも生チョコアイスを食べると鼻血が出る。

へぇ。へぇ。へぇ。へぇ。へぇ。  5へぇ獲得!

血行がよくなってるときに生チョコアイスを食べるのはやめた方がいい。今日はこれを学んだ。これがわかっただけでも今日はよしとするかぁ。もうしません。コタツでアイスは最高なんだけど。。

東京…。

2005-12-21 18:01:42 | 非現実世界アジア学院
アジア学院から1歩外に出てしまうと非現実の世界だと思っていた。しかし、実際のところ今いる東京が現実の世界なのだ。

東京に戻ってみて思ったこと、それはたくさんある。星の見えない空(大学のある多摩の方は星見えたけど)、人の多さ、そして他人との関わりのない人たち、会社と家の往復の一方通行の人たち、汚い空気、あふれかえるファーストフードの店、サ○ゼリ○の野菜がほとんど入ってない安くて不味いドリアとピザ、あいさつのない世界…。

東京に戻ってあんな人がいるのに1回も人と話さなかった。まぁそれが東京では普通なんだが。この東京の世界、まだ慣れない。慣れてしまうのもイヤだが。これが当たり前の生活と思えるようにはなりたくない。

外から見てアジア学院のすごさというか不思議さ、奇怪さがよくわかった。国籍も年齢も性別も性格も文化も育った環境も宗教も価値観も公用語も人種も職業も全く違う人たちがひとつのテーブルを囲んで食事している。こんな姿を普通の人は想像できようか。

すべての人が英語を使って他人と会話している。食事だって日本食だけではなくてアジアン料理。味だって辛かったり酸っぱかったり甘かったり、さっぱりした味がほとんどない。生野菜なんてほとんど出ないし。辛さだって日本と韓国とバングラディッシュでは辛いという味覚の基本が違う。

トウガラシを生のままかじる人、辛くないから食べてみなと言われて食べてみると喉が焼けるように辛く感じた自分。すべてが違うのだ。

このような人たちに囲まれて生活していた自分はなんという場所にいたのだろうかと、今実感している。あぁ、もう過去のことになってしまった。あの頃の食事が会話がすべてが懐かしい。

でも今はこの東京での新しい生活を満喫したい。新しい物事にも挑戦したい。当たり前の生活から脱却した生活を送りたい。 

ホワイトバンドがこんなところに…。

2005-12-20 01:27:03 | 平和なひととき
 今はもうブームも廃れてきていると思うんだけど、今年流行ったモノのひとつにホワイトバンドは欠かせないでしょう。そのホワイトバンド変なところで発見してしまった。売れ残りかなんなのかはわからんけど…。

 東京都多摩市にある大型ショッピングセンターっていうのかわからんけど、その本屋さんのレジの脇にコッソリと置いてあった。アジアン雑貨屋とか国際協力フェスティバルの会場で売ってるならなんとなくわかるんだけど、本屋さんってのはちょっとな…。

 どっかの会社とかがホワイトバンドブームに乗っかって作られた普通の白いバンドではなくて「***」もちゃんと付いてる紛れもないホントのホワイトバンド。

 本屋さんで買っても仕方ない気もするけど…。レジの脇にあったらついつい見てしまうもんなぁ。だから売れちゃうと思うけど。それかもうブーム過ぎ去ったから買わないか。ブーム過ぎ去ったあとでもおれはまだイエローバンドと一緒にホワイトバンドもつけているんだけどね。ってか、本屋さんで売れたホワイトバンドからの収入ってちゃんと寄付されるんだろうか…。本屋さんの利益になってしまう気がするんだけど。


 貧困をなくそうっていうホワイトバンドって何でもいいらしい。白い紐でもゴムでもバンドでもなんでも手首にまきつけておけば、貧困をなくそうっていう意思表示になるんだってよ。

 でも貧困をなくそうとか思っているなら、まず行動に移さないと。国際協力のNGOに顔出してみるとか。自分はまだできてないけど。アジア学院で生活していて思ったよ。
 あと食べものを粗末にしないとか簡単なところから始めたりしたらいいんではないか。食べ物粗末にしなかったら貧困をなくせるってことはないけどさ。アジア学院いて思ったよ~ミャンマーの人の話なんだけど、日本の大食い選手権とか見ていると腹が立つって。必要以上に食べているってことと、食べ物を使ってテレビ番組のネタ、見世物にしてるっていうことが。たくさんの量を全部食べあげているけど、あれは逆に食べ物を粗末にしているってことにつながると思う。飽食だから故に出てきたものだろうね。
 自分は知らないけど、日本も昔は飢えに苦しんでいた時代もあった。その頃のように食べ物を粗末にしないということが大切なのではないかな。
 「米粒一粒、涙千粒」っていう言葉はないだろうけど、米粒一粒でも残してしまうとお百姓さんは涙流してしまうよ。丹精込めて作り上げた米なんだから。

 あ、そうそう、スポーツメーカーのN社から出てる白と黒のゼブラバンドは人種差別なくそうってことらしいし。ホワイトバンドのブームに乗って他の会社から販売されているいろいろな色のバンドは寄付もされることもなく、そこの会社の利益になってしまうんだろうなぁと、ホワイトバンドのブームが過ぎ去った今になって思ってしまった。もう遅いか。

アジア学院研修終了!

2005-12-19 21:10:52 | 非現実世界アジア学院
 半年研修として行っていたアジア学院から東京へ戻ってきた。実家は千葉だけど、とりあえず友達んちと大学がある東京に。東京の夜は栃木と比べたらまだまだあったかかった。東京には当分慣れそうにないなぁ~今じゃ東京が非現実だ。人多すぎだし、星見えないし、飯うまくないし、温泉ないし、コンビニ近いし。こういうのも次第に慣れていってしまうんだろうなぁ。はぁ。。

 やっと終わったぁっていうのとあぁぁ終わっちゃったっていう、嬉しいのと寂しいという気持ちが半分ずつだ。でもひとつだけ言えること、それは充実した約半年間だったっていうことかな。

 新しい発見ができ、いろいろ考え、自分の価値観が広がったというかいろいろなところに目を向けるようになった。そしてもっともっと外の世界に出てみたくなった。

 これから1年と3ヶ月の残りの大学生活は自分の将来につながると思うから、どう動いていくかをちゃんと考えていかなければならないと思っている。ただ大学内にとどまり授業を聞くだけではせっかくアジア学院で得た知識を活かせないから、外へ外へ出て行かないともったいないだろう。どっかのNGOでボランティアしてみるなどの。今、国際協力に興味を持っている大学生は大学内にとどまらず、いろいろなNGOなどで活動しているということがアジア学院を通してわかった。おれもそういうの参加しなければ…。みんなやっているからとか、ブームとかだからじゃなくて、自分の価値観、世界をさらに広げるためにも。


 アジア学院は終わってしまったが、また行きたい。まぁ1月に有機農業サッカー大会があるから行くんだけどさ。それだけじゃなくて、来年度も1週間だけでもいいから行きたい。新しい学生を見たいというのもあるし。新しいコミュニティの形成を見てみたい。

 アジア学院は終わっちゃったけど、このブログはまだまだ続かせる予定。そのうち、アジア学院研修総集編でもテーマごとに分けて書こうかと思っている。テーマは、今のところ大きく分けて3つ。国際交流と有機農業とアジア学院とその地域。さらに細かく書くと思うけど。でもこれ書く前に派遣実習報告書を書かなければ…。もう冬休みだけど、やることは多い。12月は師走ってだけあるなぁ~忙しい。がんばらないと。

あなたの数は11です。

2005-12-17 12:19:31 | サッカーがんばれ日本・柏レイソル
 昨夜、トヨタ杯5位決定戦が行われた。

 シドニーFC VS アルアハリ 2-1(前半1-1)によりシドニーFCの勝利。

 シドニーFCでのラストゲームだと思われる日本のキング・カズは38歳とは思えないほどの動きだった。前線からプレスをかけ、味方の陣地まで戻っての守備、果敢な前線への飛び出しなど、最高のプレーを見せてくれた。今のJリーグの選手でもカズのように最後まで全力で走る選手はなかなかいないだろう。得点こそははできなかったが、チームの勝利に貢献してくれた。

 カズのプレーを見て、Jリーグの選手はどう思ったのだろうか。カズの半分しかまだ生きていない若い選手もいるだろうし。特に応援している柏レイソルの選手たちにカズのプレーを見てもらいたかった。最後まであきらめない姿勢を。カズこそが柏レイソルの今シーズンのテーマであった「走魂宣言」をしていたのではないか。若くて体力のある選手が多い柏レイソルはカズを見習ってほしい。38歳でもできたんだからできるはずだ。サッカーに対する情熱、場所がJ1でもJ2でもイタリアでもクロアチアでもブラジルでも今年できたばかりのAリーグでもどこでやっても変わらない姿勢、そしてサッカー愛を。

 カズは後半35分くらいに一時交代かと思われた。しかし、観客の大ブーイングで交代が取り消された。日本での試合だからということもあるだろうが、38歳になってもまだ現役、全力疾走のカズのプレーが観客にブーイングをさせる結果になったのではないかと思う。最後まで自分のチームの勝利に貢献しようとプレーしていた姿は、最高だった。

 試合終了後、カズが肩車されて少しグラウンドをまわった時、少し感動した。ググッてきてしまったね。泣きそうになった。シドニーに愛され、チームメイトに愛され、観客に愛され、視聴者に愛されているカズ、あなたは世界に誇れる最高の日本人です。このままシドニーに残ってほしいとも思うが、今度はJ2でそのプレーを見せてほしい。横浜FCにいれば柏レイソルとも戦うし、日立台で見れる日も来ると思うから。

 カズ、あなたの数は「11」です。

籾殻薫炭作り

2005-12-15 19:14:33 | 農業を考える
 籾殻薫炭=rice husk charcoal

 アジア学院では籾殻薫炭を畑に利用している。有機農業をするには、アジア学院の畑には欠かせないものになっている。

 籾殻薫炭の作り方はいたって簡単だ。火を起こしたところに自家製薫燃機をかぶせ、その周りに籾殻を山のようにかける。それであとは待つだけ。時間が経過すると、表面の一部分が黒く炭になる。その炭になった部分にまだ炭になってない周りの籾殻をかけてやる。全体的に表面が黒くなったら水をかけて鎮火してやる。水は煙が出なくなるまで。くすぶったままだとまた燃え出してしまい危険。また全体的に黒くなった後も、あまりにほっておくと炭ではなく灰になってしまうから注意する。炭と灰では違うからね。

 写真の右上の方に見えるのが薫燃機。もちろん手作り、自家製だ。ただ単に穴を多数開けた一斗缶に煙突を取りつけただけ。もう少し改良してやれば木酢液も同時に搾取できるようになる。薫燃機は店でも売っているが作った方が安く仕上がる。


炭は畑になぜいいのか?
①保水性・排水性・通気性の促進。
②細根、根毛の発育を促し養分吸収効率を高める。
③有効微生物の増加等の土壌改良効果。
④炭は遠赤外線を放出する。
 →遠赤外線は植物の光合成を促進する。
 →植物の根からブドウ糖を出す。
 →ブドウ糖を餌にする菌根菌は、根がミネラルや水分を吸収しやすい状態になる。
⑤地温制御効果(熱帯:高温被害・日本:低温被害に効果がある)。
⑥土中の有害ガスを吸着し、有害菌の発生を抑制する。
⑦堆肥醗酵促進効果(水分調整・悪臭の軽減・発酵期間短縮・切り返しの減少)


 人間だって炭で浄化した水はミネラルウォーターとしていいんだし、消臭効果もある。だから畑にもいいんだよね。炭食べる人もいるって聞いたことあるし。人間にもよし、植物にもよし、住まいによし、動物によし、そして地球によし。

 炭の力はすごいんです!