大地産笑~畑は笑顔を育てる~

新しいスタートラインに立っている今。いろいろなところに目を向けて未来につなげたい。

和歌山から帰ってきた

2006-03-13 03:25:54 | 農業を考える
NPO共育学舎主催の『田舎』論文コンクール2次審査のため和歌山へ行ってきた。詳しくはのちほど。


このブログは終わらしたいと思います。このブログは元々アジア学院に行ってたときに始めたもので、アジア学院日記を書いていくつもりだった。でももうアジア学院での生活は終わらしてしまったので心機一転ということでさ。

ってことで新しくまたブログを書き始めました。2nd.シーズンということで。
コンクールに関しても載せたので新しい方を見てくださいよ。

新ブログ⇒大地産笑 ~畑は笑顔を育てる~ 2nd. 

ただ2nd.がついただけだけど。ブログ運営会社も変えての再始動しています。

プレゼンテーションについて

2006-03-09 02:27:55 | 農業を考える
今週の土曜日、和歌山県に行ってプレゼンテーションをしてくる。プレゼンなんて初めての経験だ。なんで和歌山に行くのかというと『田舎』論文コンクールの1次審査に通過して、その2次審査のためだ。そのためのプレゼンテーションの準備をここ2,3日はずっとしている。やっと資料を書き終えた。明日中にプレゼンを考えなきゃ。プレゼン時間は5分間で15分間は質疑応答らしい。


プレゼンテーションについて少し調べてみた。

プレゼンテーションをするために必要なものは、大きく分けて3つある。

①内容(Program)
②伝え方(Presentation skill)
③人柄(Personality)

これらは、『3つのPの原則』と呼ばれている。
つまり、「誰が(人柄)」「何を(内容)」「どのように伝えるか(伝え方)」がプレゼンテーションの3大要素になるわけである。

①内容(Program)について
☆目的の明確化
 プレゼンテーションで何を一番伝えたいのか、何のためにプレゼンテーションをするのかを、まず最初に短い文章に書き出しておくことが大切。
☆聴衆の分析
 聞き手の知識レベルや態度、興味の対象を把握しつつプレゼンテーションを構成していく必要がある。
☆プレゼンテーションの構成の作成
 自分は何を伝えたくて、そのためには具体例や、自分がそう思う理由などをいつ、どんなタイミングで言えばよいのかという具合に、プレゼンテーションの全体の流れ、つまり骨組みをはっきりさせる必要がある。
☆結論の位置
 先に結論を言う方法と、結論を後にいう方法の2つがある。結論を先に言うことのメリットは、聞き手にとって話を聞く心構えができることである。また、目の前にいる人に対して反対意見を話さなければならない場面では結論を後に言ったほうがいいだろう。
☆始め方と終わり方

②伝え方(Presentation skill)について
道具を用いてさらにボディランゲージをする。ボディランゲージでは声・視線・ジェスチャー・服装が大切である。

③人柄(Personality)について
 聞き手と語り手との間には、最初は心の壁がある。それを乗り越えるためには、双方に共通な面(同じ出身地・趣味・友人など)をたくさん見つけることがよい。共通の話題を話していくうちにだんだん知らないことも話せるようになるだろう。


プレゼンテーションの最大のコツは、「自信を持つこと」と「慣れること」である。

論文コンクール2次選考に推薦された

2006-03-03 10:57:04 | 農業を考える
NPO共育学舎『田舎』懸賞論文に応募したところ、1次選考が通り2次選考に推薦された。

昨年12月にあった農ゼミで早稲田大学の人に、私も優秀賞取れたからみたいな感じで教えてもらい、なんとなく書いてみた。そしたら1次選考通っちゃったんよね。

1次選考通ったのはありがたいのだが、問題はここからだ。2次選考プレゼンテーションの場所はなんと和歌山県新宮市熊野川町。交通費往復で2万円まで出してくれるのだが、どう考えても往復2万円では足りない。そして移動時間がかかりすぎる。名古屋からでも大阪でも、そこからが時間がかかりすぎる。新幹線&特急で行こうか、飛行機&特急で行こうか、車で行こうか…。

お金が問題じゃないんだろう。そこでの出会いっていうか、そこに行ったら何かを得られるかもしれないっていうのはあるのだけど、今月末には福岡へ友達の結婚式で飛ばなきゃならない。金がかかる。今一番の問題は金になっちゃってるんだよなぁ。

どうしよ。。あさってまでに2次選考に行くか行かないか決めないといけないし。あ~悩む。迷う。。せっかくだから行ってみようかなってのもあるしね。ってか和歌山県って駅多すぎる。

車で行くと往復4万近くかかる。ガソリン代含めて。13時間もかかるし。
電車(新幹線・特急)だけだと3万強かかる。時間は7時間くらい。
飛行機使うとそれ以上。6万近くなるから無理。

時間と値段と疲れを考えると電車が一番いいかな。でも自由がきかないしな。
ああぁ、どうしよう…。プレゼンテーションも考えなきゃだし。


3社、中国で農業経営に本格参入

2006-02-28 10:56:11 | 農業を考える
アサヒビール、伊藤忠商事、住友化学の3社は、共同で中国に農業法人を設立し、中国山東省で農業経営に乗り出すことが27日明らかになった。yahooニュース

日本企業が中国国内で本格的な農業事業に参入するのは初めて。生産から流通販売まで一貫した農業経営を進め、工業分野に比べて遅れている中国農業の近代化を後押しする。

→生産から流通販売までの農業経営の体系がすべての農家で定まっていないのは今の日本の農家もそうだと思われる。JA・市場任せの農業ではこれからやっていけない。自分で販売ルートを確立していき、一農家独特の生産から販売までの農業をしていかなければならないだろう。

3社は4月にも共同で山東省に約100ヘクタールの農地を借り、最新の農業技術を駆使してレタスやイチゴなどの栽培や酪農を行う。酪農で生じた堆肥(たいひ)を野菜や果実の畑に散布する循環型農法を導入し、中国の都市部で関心が高まっている安全性の高い農産物を生産する。伊藤忠は中国国内で販売する流通ルートを開拓し、住友化学は農業資材などを供給する。

農業法人には国内から技術者を派遣し、最先端の農業技術や経営手法を導入する。今回の事業は、山東省でビール事業を展開しているアサヒビールに対し、同省が農業分野での協力を要請して実現した。

→国内から技術者を派遣するのは、結局日本人が上からのモノを言い中国の安い労働者に働かせるようになるに違いない。そうすると、言われるがままの労働者に農業技術は根付くはずがない。また技術者というのはどんな人なんだ!?実際に農業経営を実践している人ならまだしも研究者みたいな人だったら、中国という日本と異なる土地での農業は研究のようにうまくはいかないだろう。

近代化・最先端の農業技術と、安全性の高い農産物の生産は必ずしも相対しないだろう。日本でいう農業の近代化とは一昔前の農薬・化学肥料を駆使しての農業だったから。最先端の技術でも野菜工場などに見られる施設栽培のような気がしてはならない。その土地のこともほとんど知らないで農業するのは間違っている。農業ではそこの風土を活かして私達のフードが生み出されるものだ。

大豆

2006-02-24 16:06:13 | 農業を考える
最近追いコンやらバイトやらでブログ書く暇がなくなってきた。今日は3年生の卒論発表だったが終わって時間が空いたので書くことにした。テーマは「大豆」ということで。以前、水田利活用論という授業で水田に変わるもの、大豆・麦栽培の現状について学んだ。


大豆の需要量(国内消費仕向量)は年間500万トン。ここ5年間は横ばいだ。そのうち食品用は100万トン。食品用のうち国産は20~25万トン強。

食品用における国産シェアは約25%。国産大豆の使用量は豆腐用途が6割程度、煮豆・総菜用、納豆用及び味噌・醤油用が各1割程度。また全使用量に占める国産大豆の割合をみると、大粒で良質な大豆を原料として使用する煮豆・総菜用では88%と高いが、それ以外の用途では低い。

《全使用量に占める国産大豆の割合》
 煮豆・総菜:88% 豆腐:31% 味噌・醤油:15% 納豆:13%

この割合をみておかしくは思わないだろうか。現在スーパーに売っている納豆や味噌、醤油、豆腐に「国産大豆使用」とか「遺伝子組換は使用していません」という表示を見たことはないだろうか。ほとんどの商品に書かれているような気がする。しかし、現状からいったら、豆腐の約70%、味噌・醤油、納豆の約85%は外国産であるか、遺伝子組換(GMO)なのである。ってことはスーパーで売っている大豆加工品のほとんどが外国産かGMOになる。

加工業者も本当は国産を使いたいと思っているらしいが、現状としてほとんどが外国産のため仕方なく使っているらしい。大手の加工業者ではなく、昔からやっている豆腐屋さんとか納豆屋さんとか。


次に大豆の値段は上がっている。16年度産を見てみると60kgあたり16628円である。しかし大豆というのは米の減反政策によっての転作でしかない。本気で大豆を作っていないのが現状である。

単収をみても10a(1000㎡)あたり180~190kg程度である。

180~190g/1㎡ 100粒=30g
600~700粒/1㎡
  ↓
1000粒/1㎡にしたい→300kg/10a

このくらいにすれば経営は成り立つのである。


2月4日に府中にあるカフェスローに地大豆カフェというのに参加した。最近会員になったナマケモノ倶楽部とトージバというNGO(NPO?)が共催しての。そこでは地大豆を作っている農家さんや地大豆を使用している加工業者(豆腐屋さんとか)が来て話してくれた。地大豆豆腐の食べ比べもあったし。今はゼミ室にいて地大豆カフェの資料とかメモを持ってきてないから、地大豆に関しては今後また書きたいと思っています。