大地産笑~畑は笑顔を育てる~

新しいスタートラインに立っている今。いろいろなところに目を向けて未来につなげたい。

あなたの数は11です。

2005-12-17 12:19:31 | サッカーがんばれ日本・柏レイソル
 昨夜、トヨタ杯5位決定戦が行われた。

 シドニーFC VS アルアハリ 2-1(前半1-1)によりシドニーFCの勝利。

 シドニーFCでのラストゲームだと思われる日本のキング・カズは38歳とは思えないほどの動きだった。前線からプレスをかけ、味方の陣地まで戻っての守備、果敢な前線への飛び出しなど、最高のプレーを見せてくれた。今のJリーグの選手でもカズのように最後まで全力で走る選手はなかなかいないだろう。得点こそははできなかったが、チームの勝利に貢献してくれた。

 カズのプレーを見て、Jリーグの選手はどう思ったのだろうか。カズの半分しかまだ生きていない若い選手もいるだろうし。特に応援している柏レイソルの選手たちにカズのプレーを見てもらいたかった。最後まであきらめない姿勢を。カズこそが柏レイソルの今シーズンのテーマであった「走魂宣言」をしていたのではないか。若くて体力のある選手が多い柏レイソルはカズを見習ってほしい。38歳でもできたんだからできるはずだ。サッカーに対する情熱、場所がJ1でもJ2でもイタリアでもクロアチアでもブラジルでも今年できたばかりのAリーグでもどこでやっても変わらない姿勢、そしてサッカー愛を。

 カズは後半35分くらいに一時交代かと思われた。しかし、観客の大ブーイングで交代が取り消された。日本での試合だからということもあるだろうが、38歳になってもまだ現役、全力疾走のカズのプレーが観客にブーイングをさせる結果になったのではないかと思う。最後まで自分のチームの勝利に貢献しようとプレーしていた姿は、最高だった。

 試合終了後、カズが肩車されて少しグラウンドをまわった時、少し感動した。ググッてきてしまったね。泣きそうになった。シドニーに愛され、チームメイトに愛され、観客に愛され、視聴者に愛されているカズ、あなたは世界に誇れる最高の日本人です。このままシドニーに残ってほしいとも思うが、今度はJ2でそのプレーを見せてほしい。横浜FCにいれば柏レイソルとも戦うし、日立台で見れる日も来ると思うから。

 カズ、あなたの数は「11」です。


最新の画像もっと見る