peaの植物図鑑

ユスラウメ(山桜桃/梅桃)

奥州市江刺区のユスラウメ(山桜桃/梅桜)の花と実
 2006年5月4日&7月1日






2006年7/1(土)、奥州市水沢区にある「奥州市埋蔵文化財
調査センター」主催の「史跡胆沢城跡ウォッチング・胆沢城
を歩く」に参加し、広大な城跡を歩いた。

胆沢城東方の祇園(ぎおん)地区にある「牛頭天王社(ごず
てんのうしゃ)」という所(北上川の直ぐ傍)で、真っ赤に熟
した果実が沢山ついた「ユスラウメ(山桜桃/梅桜)」を見つ
けました。子どもの頃、赤く熟した実を食べたことを思い出し
ました。サクランボのようで、おいしかったです。
ユスラウメは「毛桜桃/梅桃」とも書くようです。


「牛頭天王社(ごずてんのうしゃ)」について、貰ったパンフ
レットに次の通り記載されていました。
「安永風土記」には祇園社とあります。祭神は牛頭天王。祭日、
旧6月15日。牛頭天王は祇園社(八坂神社)をはじめとする全国
の祇園系神社で祭られている祭神です。
元来古代インドの祇園精舎の守護神で、日本では平安時代以降、
牛頭天王が蘇民将来の子孫を疫病から守る約束をした伝説に基づ
き、疫病や虫害を除去する神として信仰されました。
病気のとき、キウリを寺社などに持参して拝んでもらい、その
キウリを地下に埋めておくと、キウリの腐敗と共に病気が治ると
いう俗信を「キウリ封じ」といいます。このことから一般には
「キウリ天王」の名で知られています。



 
2006年5月4日(木)、奥州市江刺区で行われた「江刺甚句まつ
り」に行ったとき、祭りの山車が駐車していた所に「ユスラウメ
(山桜桃/梅桃)」の花が咲いていました。


 




ユスラウメ(山桜桃/梅桃)バラ科 サクラ属 Prunus tomentosa
中国北部原産の落葉低木。古くに日本に渡来し、江戸時代
初期には栽培されていた記録がある。昔は観賞用や果樹とし
て栽培されていたというが、今では広く庭園などに植えられ
ている。盆栽にもされる。

大きいものは高さ3~4mになり、樹皮は暗褐色ではがれ易い。
ニワウメ(庭梅)と似ているが、葉は有柄で互生し、倒卵形で
長さ5cmほど、縁には細かい鋸歯があり、裏面には縮れた毛が
密生している。果実の柄はごく短い。

3月下旬~5月上旬、葉よりも先かほとんど同時に白色または
淡紅色で直径1.5~2cmの5弁花を開く。果実は直径1cmほどの球
形でわずかに表面に毛があり、6~7月に赤く熟し食べられる。
分布:中国華北地方

今年の3月で85歳の「後期高齢者」。花や木の実、特に山野草が好きで何時もデジカメを持ち歩いています。

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