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JR一ノ関駅前の真ん中(タクシー乗り場の脇)に「大槻3賢人像」が建っていますが、その後に「市の木」ブナ(橅)が植えられています。
旧・一関市の「シンボルツリー」がブナ(橅)だったので、わざわざ植えたのだと思いますが、5/6(土)、黄緑色の瑞々しい若葉を繁らせていました。
一関市では、標高のあまり高くない真湯温泉付近でもブナの大木を見ることができます。
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ブナ(橅)ブナ科 ブナ属 Fagus crenata
山地に生える落葉高木で、大きいものは高さ30mほどになり、樹皮は灰白色でなめらか。葉は有柄で互生し、長さ5~8cmの卵形で、質はやや厚く、表面は濃緑色で裏面脈上のみ毛がある。側脈は7~11対。
5月ごろ、葉が開くのと同時に開花する。雌雄同株。雄花は丸く集まり、長い柄の先に垂れ下がってつく。雌花は上向きに2個ずつつく。雌花穂には線形の長い鱗片が密生し、やわらかなイガのように見える。花柱は淡紅色。
果実は卵形の堅果で、2個がトゲのある殻斗に包まれる。分布:北海道(渡島半島)、本州、四国、九州
なお、ブナより樹皮が暗灰褐色で葉がやや薄い「イヌブナ(犬橅)」というのがあり、これを「クロブナ(黒橅)」と呼ぶのに対して「シロブナ(白橅)」とも呼ばれる。