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5/3(水)、平泉町の柳之御所資料館の東屋がある築山の裾の部分に「カラスノエンドウ(烏野豌豆/鴉豌豆)が咲いていました。
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カラスノエンドウ(烏野豌豆/鴉豌豆)マメ科 ソラマメ属
Vicia angustifolia var.segetalis
野原や堤防、畑、道端など、日当たりの良いところに生える蔓性の1~2年草。茎は長さ30~100cm、葉は羽状複葉で、先端に3つに枝分かれした巻きひげがあり、この巻きひげをほかの草にからませながら伸び、茎先は立ち上がる。
葉のつけ根の托葉には蜜腺があり、アリ(蟻)がよく蜜をなめにくる。小葉は4~8対。若葉や若い豆のさやは食べられるという。
花期は3~6月、葉のつけ根にエンドウに似た紅紫色の蝶形花を1~3個ずつ咲かせる。花後には豆果になる。花の長さは1.5~1.8cm。豆果は長さ2.5~5cmで無毛。黒く熟すと裂ける。中の種子は5~10個。分布:本州~沖縄
和名は、豆果のさやが熟すと真っ黒になることからカラス(烏/鴉)に例えたものといわれるが、「カラスウリ」と「スズメウリ」のように、雀とか鴉のような身近な動物の例えて大きさを表現する場合も多い。
なお、葉の先が矢筈状にへこんでいることから、「ヤハズノエンドウ(矢筈豌豆)」の別名もある。
同属種に、豆果がさらに小さい「スズメノエンドウ(雀の豌豆)」がある。