投下しておく・・・
まず、自分も含めてだがなぜ今回の政権交代について好意的な書き方をしたのか・・・
一つには自民党ー霞ヶ関と言う制度疲労を何とかするには政権交代しかないと言う事と
それともう一つ、付いてしまった勢いはそうそう簡単には変えられない・・・
さらに付け加えるなら、選挙前半年間の発言を聞いていて、民主は充分に政権を担う
準備をしているなと巧妙に思わせられたと言えるだろう。
何度か書いているが、民主党の本体は小沢側近の連合内部でも左派系の労組であり
同時に公労協の復活を目論む勢力と言える。
この背景として変わらぬ市川房枝信仰とも言える・・・ある意味宗教的とも言える
神格化をしているメディア勢力があったと言う事だ。
この神格化をしている勢力を背景としているのが言うまでもなく菅直人であり
その菅をいつの日か首相にする事が市川房枝の薫陶を受けたと自認自称している
連中の悲願なのだ。
今、メディアで報道部や政治部のデスクで、デビューしたての菅直人と親しく
交流をしなかった人間はいないと言われるほど、市川房枝と言う看板は重い。
しかも、市川は交流の幅が広く菱の三代目とも交わった程であり、その意味で
マキャべり的な性格を持っている事からどんな人脈を裏で持っていたのか、正直
不明ではある・・・ただ、戦前に翼賛政治運動に関わり公職追放を食ったと言う
経緯からも右翼と関わっても実は不思議ではない。
この点で、菅が小沢と深い繋がりを持っても不思議はない。
手段はともかく、市川の直弟子である菅が民主党にいる限りメディアは民主支持だ。
景気を考える時に民主党に政権を任せられるのか・・・そのジレンマは
程度の差こそあれ経済を知っている人間なら抱いた。
しかし、勢いは凄まじかったし、例えば勝谷の様なまともに働いた事もなく
ただ無頼漢で腕っ節が強いだけで世渡りをしてきた連中が民主だ鳩山だと
言えば、勝負は付いてしまっていたと言える。
一言言うけれども、中川秀直の跋扈だけは絶対許す事は出来なかったし、まして
安倍晋三の復権はもっと許せない話だ・・・仮に安倍政権が出来ていたら
果たして今よりましだったとは思えない・・・そのくらい自民党は金属疲労が来ていた。
極右の安倍を、しかも一度は政権を投げ出した無責任男を受け容れるほど
政治も経済も世界は甘くない。
同時に、中川が狙っていた郵貯資金の利権確保は許しがたい話で、それこそ
国民の預金をいったい何に使うんだと言う凄まじい疑惑が生じた事だろう。
なぜ冷静に政策を述べて、その是々非々を問える自民党の人材が払底してしまったのか・・・
そして、政権交代をせざるを得ないだろうと考えた知識人や官僚が日に日に
増えていき、その空気を読めなかった菅義偉の様な馬鹿男が安倍に堤燈を
付けた事も事実だ・・・だから、選挙前の情勢ではどっちもどっちと言えるだろう。
自民党が読み違いをした最大の点は、小沢がそうそう日教組中心の旧官公労勢力と
一緒になれる訳がない事だった。
これは、輿石と対峙している参院自民党が警戒サインを出していたにも拘らず
それを無視し、楽観主義に走った結果一気にその蜜月状態が進んだのが昨今の
状態だね・・・
冷静な判断と言うか、自信満々すぎた麻生が参院からの勧告やアドバイスを
菅の段階で全て撥ね付けた事に起因している。
同時に、菅はメディアに対して圧力を掛けた為に全てのメディアを敵に回す
事になり、報道は悉くネガティヴになった。
結果国民は事実を知る機会を失してしまう。
この年末年始特番は制作費が足りずに下らないバラエティばかりなのだが
そのバックにいるのが怪しげなスポンサーと広告代理店であり、そのゴマすり
メディアやくざと言えるだろう。
その好い例が勝谷だ・・・
番組を作るにあたり、菅直人に取材をして個人的に親しいメディア人は相当いて
これが全て民主支持に回っている。
その全てが下らない政治ショーの仕切りをやっているから、当然民主に甘い内容になる。
仕切りの内幕を明かすと言えば、これは視聴率を稼げるからどうしても民主寄りの
内容にせざるを得なくなり、これが格好の宣伝になる・・・だから、この週末の支持率は
さほど下がらないだろう。
田原総一郎が蓮舫に敵意を持つのも、自分がやりたかった事をやられてしまったからに過ぎず
国家国民を思っての話ではない。
その位下らない人間がメディアで間違った知識を振り撒いている事を知る事が大事だ。
今メディアに求めたい事は、経済を知らない芸人風情に政治や経済を語らせるなと言う事であり
同時に深刻な事態である事を包み隠さず冷静に報道する事だ。
週明けの東京は再び一週間で五百円位下がる相場になるんじゃないかとの
声も出ていて、そうなると含み損で年度末には奈落の底だろう。
そうなりそうな以上、現実を冷静に述べる勇気がメディアに求められる。
政治思想も何でも転ぶ女だ。
台湾出身であり・・・台湾はある女性タレントが未だに日台メディア関係の
全てをある勢力をバックに仕切っている。
最初、その人脈を背景に右派に近づくが相手にされなかった。
偉そうな事をいろいろ言ったし、寝ればその見返りをしつこく求めたから
相手が辟易して放り出されていった。
あんなトリガラ女のどこが良いんだとして、二級品以下だね・・・扱いは。
抱き枕状態になり、それがばれて日本に居辛くなって北京に逃げていった。
その手引きをしたのは恐らく今姦しい元歌手だろう・・・と言うのも、天安門以降
北京に好意的なタレントを探していたからだ。
テレサ・テンは絶対歌わないと意地を通したが、そうでない歌手が居たと
言う事であり、蓮舫もその勢力に加わったというのが真相だろう。
つまり、蓮舫にとって日本メディアを仕切る事は自分の仕返しに繋がる事であり
あの凄まじい勢いと小沢をバックの腕力で蓮舫に逆らえるメディアは無いと言える。
仕切り作業はその結果がどうなったではなく、全ての予算立案から執行は党中央が
仕切るスキームを確立させたと言う事であり、そのスポークスマンが蓮舫だと
言う事だ・・・
それは、現政権が正だと言うのではないが、世論の動向がどうなっているか・・・
報道2001を見ても支持率は殆ど変わっていない。
それよりも・・・ひとつ注目すべきは、何故あの席に映画監督がいたのかだ。
それが民主党政権の本質だからだ。
ある時・・・と言っておく。
マスコミに出まくっている人物が、政治家の顧問弁護士にたっぷりやっつけられた。
それは行政問題に関する打ち合わせの席で、同じ弁護士でありながら全く行政問題を知らずに
完膚なきまでにやっつけられた・・・
勿論相手は、それなりの対応はしたが内容は一方的にやられて、その悔しさどうしようと
言う事で、メディア仲間に訴えた。
それが広告代理店に流れ、さらに番組視聴率稼ぎでスポンサーから金が入り
選挙を有利に戦う事が出来て勝利を収めるのだが、本当の意味で行政を知っている訳ではない。
だから、当然色々な人間に話を聞くことになる。
その輪が大きくなり・・・もちろんその人物の選挙結果が全てではないが
勝手連的な文化人の輪が民主党を押し上げて行った。
だから、どこか知的な進歩的な匂いに、自分もそうかもしれないと感じた
有権者は少なくなかった・・・ただ、その数があまりに多かったし、色々聞いてみると
自分も仕分け人として役人をやっつけたいと考えている人が全て民主支持に今も
回っている・・・それが現状だね。
為替や株価は鳩山政権にとって大マイナスなのだが、危機意識を持ち得ない人々のおかげで
支持率は下がらない。
日本の危機であるし、しかもその危機を認識し得ない人があまりに多いからだ。
特に先端技術に対する認識の甘さは相当なものだ・・・
理数系に対する弱さが相当進んでいて、それは小学校段階での理数科教育に
根ざしているとの指摘が相当あるが、悉く窒息させられそうだ。
理由は幾つかあって、その調査結果をまとめた団体が仕分けの結果
予算を削られそうな団体であり、しかも小学校において理数科の・・・
特に算数の図形や文章題を解く時間を増やし、且つ理科の実験観察を増やせと
主張している団体だからだ。
理数科を増やす事は、当然教師の負担増を招き同時に日教組が目指している
歴史教育の時間さえ削ってしまう事に繋がる。
だから大反対なのだ。
理数科教育削減という”新たなゆとり教育”が民主党の手で行なわれようとしている
事を認識しなければならない。
そして、幾つかの事件が闇に葬られて行ったか・・・
誰かの選挙の時に、ものすごい下半身接待が行なわれたか・・・
なぜある漫才師は椅子を蹴飛ばされながら起訴されなかったのか・・・
メディア人の表の顔と裏の顔、特にエロに関しての本音と建前の違いを
世間の人は知らないし、それが様々な工作に使われ、金主を縛ったか・・・
映画監督がでかい顔をして政治を語っても誰も何も言えなくなるのか・・・
なぜ漫才師は政治を語れて、学識経験者を呼ばないのか・・・
小沢が持っている隠し球はまだ幾つかあって、それを炸裂させられたら
自民党は一溜まりも無い事を知っているのは誰なのか・・・
全て表と裏と闇の世界を結んでいる。
それに共通するのは金と女だ。