五里霧中

政治家や文化人など世の中のバカ退治! もいいけどその他のネタも・・・

京都 龍安寺にて

2007-10-16 22:55:54 | TRAVEL 日本

   京都 龍安寺へいきました

  

   関西に住んでいながらこの石庭を見るのは初めてです。

 

 この庭を楽しむためには是非とも庭の由来や寺について勉強してからいくべきです

   

               

 

  ウィキペディアより

龍安寺方丈庭園(史跡・特別名勝)

 幅25メートル、奥行10メートルほどの敷地に白砂を敷き詰め、帚目を付け、15個の石を5か所に点在させただけのシンプルな庭である。近世の地誌類には、室町幕府に仕えた相阿弥の作庭と伝えるが、作者、作庭年代、表現意図ともに諸説あって定かでない。室町時代末期の作で特芳禅傑らの優れた禅僧によって作られたものとも伝えられる。

 15個の石は、庭をどちらから眺めても、必ず1個は他の石に隠れて見えないように設計されているという。しかし、中の部屋から1ヶ所だけ15個の石すべてが見える位置がある。ハルト・バン・トンダによれば、それは方丈の間の中心であり、15の石の配置は、ここを根元とする「二分岐構造」になっているという。ただし、この程度の面積の庭に15個の石を並べれば、そのうちの一つは隠れて見えなくなるのはむしろ当然のことだとする意見もあり、これを表現意図とする考え方には賛否両論がある。なお、東洋では十五夜(満月)にあたる15という数字を「完全」を表すものとしてとらえる思想があり、15に一つ足りない14は「不完全さ」を表すとされている。また、日本には、日光東照宮陽明門にみられるように、「物事は完成した時点から崩壊が始まる」という思想があり、建造物をわざと不完全なままにしておくことがある。

 この庭には近世以来「虎の子渡しの庭」の別称がある。この庭を「虎の子渡し」という中国の説話と結び付けるのは伝承にすぎないが、参考までに説話の概略を以下に示す。

 虎は、3匹の子どもがいると、そのうち1匹は必ずどう猛で、子虎だけで放っておくと、そのどう猛な子虎が他の子虎を食ってしまうという。そこで、母虎が3匹の虎を連れて大河を渡る時は次のようにする。母虎はまず、どう猛な子虎を先に向こう岸に渡してから、いったん引き返す。次に、残った2匹のうち1匹を連れて向こう岸に行くと、今度は、どう猛な子虎だけを連れて、ふたたび元の岸に戻る。その次に、3匹目の子虎を連れて向こう岸へ渡る。この時点で元の岸にはどう猛な子虎1匹だけが残っているので、母虎は最後にこれを連れて向こう岸へ渡る。つまり、3匹の子虎を渡すのに3往復半するわけである。龍安寺の石庭はこの様子を表わしたものだというわけである。

イギリスエリザベス女王が1975年に日本を公式訪問した際、石庭の見学を希望。女王が石庭を絶賛したことが海外のマスコミでも報道された。

 

 

  石庭の横にこのような苔むした風景があり、作庭の妙ですな。

        

 

  これから紅葉に時期になりますが、ここはお勧めです。

 

  思ったほど観光客はおらずいい環境で楽しめました。外国人の比率は

 やはり高く事前に知識を仕込んでいる人は多いように見えました。

 日本人は「またくることもできるし・・・」的な考えで来ますが、もったいないですね。

 

   龍安寺には約50~70台の駐車場があります。

  1時間内の拝観であれば無料です、ここから徒歩で仁和寺へもいけます。

  しかし、地図上で金閣寺も掲載されてますが徒歩ではおすすめしません。