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今月の売れ筋商品(試食感想等)・流通革新レポート

PosBankシニアアナリストの村上が、座長を務めます。(尚、POSBANKは、商標登録済みです)

第1回・・・炭酸飲料(まとめ)

2009年05月20日 | ランキング上位試食・試飲
 第1回目のプログと言う事で、季節柄(これから夏に向け炭酸飲料が美味しい、美味しいということは売れる
ということで選択し、炭酸飲料の直近の売れ筋商品【コンビニ店…250店】を試飲して、各々の率直な感想を
プログに掲載いたしました。【下記は補足説明です】

 * 炭酸飲料【定義や益】とは?

・炭酸【強弱】が含まれたソフトドリンク
・甘味料や栄養素(ビタミン類等)を加え飲みやすくした
・口の中に入れると清涼感がある

 * 炭酸飲料の弊害(ウィキペディアからの引用)

・砂糖を含有しているため、糖分の過剰摂取による血糖値の上昇(ペットボトル症候群)
・砂糖は、健康上(肥満、虫歯等の関連)問題があるため人口甘味料が使用されている
(人工甘味料も、アスパルテーム等も健康上の議論が活発)
・酸味料としてリン酸を用いる場合が多く、健康上の影響ついて様々な研究がある

 * 炭酸飲料の市場動向と試飲結果

・炭酸飲料の市場動向【2007年見込…5379億円、2008年予測…5382億円…㈱富士経済より引用】
・当社のコンビニ・カテゴリー別月間比較




・売れ筋ベストテンの試飲からのコメント等
① 炭酸飲料の属性【小分類として】を4分割すると
コーラフレーバに代表される…【黒系】
低果汁含有やサイダー等に代表される…【透明系】
栄養素(ビタミン等)含有…【有色系】
その他(ボトルデザインに特色)…【癒し系】)
② 更に、糖分やカロリーをカットした(ゼロに代表される)ダイエット系が増加
③ もう1つのの特長は、炭酸そのものの強弱が売り

 * まとめ【今後の方向性、嗜好の変化、売れ行き予測等】

・炭酸飲料については、今後も横ばい傾向【やや下向きに推移】が続く
・健康問題の高まりによる、無害な安心商品への移行(嗜好の多様化にも対応)
・商品を試飲してみてはじめて、味覚の違いが明確になりました、ところが・・・、
(いざ、購入は認知度であったり、価格であったり、賞味期限で決める場合も多いのでは)
なので、健康志向の高まりもあるが、慣れ親しんだ商品が、売れ行き上位に!






* 売れ筋商品とは

カテゴリー(クラス)毎にABC分析を行い、2~3割の商品が7~8割の売上を上げる
Aランク商品群のことを売れ筋商品という。

① 商品の購入動機
(1) 原材料重視(鮮度含む)
(2) 味覚・見栄えを重視(パッケージを含む)
(3) 価格・量を重視(価値含む)
(4) その他(CM、口コミ、無関心等)

② 商品が売れ筋として売上上位にランクされるためには、
リピート需要がだいじであり、上記(1)~(3)を満たす必要があり、
そのトータルバランスで商品が購入される。

③ その為に、メーカーは新商品の発売には、
十分なマーケット調査(ニーズ把握)と認知・宣伝(価格、価値、差別化)政策、
物流を含めたサポート体制を確立した上で、新商品の発売をしないといけない。


【皆様のご意見をお待ちしております。】

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