今週のPOSデータから/売れ筋・トレンド、POSに出る

PosBankシニアアナリスト・井上正敏が、トピックスを展開していきます。

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POSBANK,売れ筋リキュール。女性1位は,サントリー「ほろよい コーラサワー」。ビール系よりサワーが好み?

2014年03月27日 | 2013年後期トピックス

 
例年にない厳しい寒さが続いた今年は、桜の開花が心配されていましたが、無事この25日に、気象庁から都心の
ソメイヨシノの開花が発表されました。このところの暖かい気温に触発されたのでしょうか、結果的には、平年よ
り1日早い開花になったわけです。気分ウキウキ、春らんまん。お花見に、家飲みに、お酒の楽しい季節到来です。
最近は、アルコール度数が高めの缶チューハイが好まれる一方で、アルコールに弱い人や女性向きの低アルコール
飲料に、人気が集まる傾向があるようです。とくに家飲みに関しては、仕事を持っている女性は、男性と同等の頻
度でお酒を楽しんでいるともいわれます。癒しを求めてアルコールを楽しむ女性をはじめ、お酒の飲まれ方が多様
化しているわけです。こういったライフスタイルの変化は、首都圏250店以上のコンビニPOSデータを集計、
売れ筋とトレンドがいち早く捉えられるPOSBANKのデータにあらわれるものです。

グラフ1.は、リキュール類カテゴリー、女性層・日別販売数量推移です(第3週~第12週)。第12週の女性
層、売れ筋上位5商品の10週間の推移を見たものです。このカテゴリーは全客層の売れ筋ランキングでは、第3
のビールや缶チューハイの定番ブランドが上位を占め、蒸留酒にジュース類や砂糖などの甘味を加えて飲みやすく
した低アルコールのサワー類が、これに続いてランキングされる傾向が見られます。ところが、女性層に絞ってみ
ると、ランキングに大きな変動が見られます。グラフの右側、3月11日(火)に新発売されたサントリーチュー
ハイ「ほろよい コーラサワー」が、定番のサントリー「金麦」、アサヒ「クリアアサヒ」を抜いて第11週から
第12週にかけて連続1位で推移している様子が分かります。2週とも、金曜日から土日にかけて、ウイークエン
ドに大きな「山」が構成されています。コンビニPOSデータでは、リッチなひとときを味わえるプレミアムビー
ルも、週末に購入される比率が高いのですが、女性たちは低アルコールの「ほろよい コーラサワー」で週末のく
つろぎ気分を楽しんでいるのでしょうか。コーラ風味の炭酸で割ったサワーは、美味しさがイメージしやすいうえ、
今風気分が味わえますからね。

表1.は、リキュール類カテゴリー、女性層の売れ筋ランキングです(第12週)。サントリー「ほろよい コー
ラサワー」が新発売から2週連続して1位にランキングされています(太字)。またリニューアル発売された、既
存のサントリー「ほろよい」シリーズも3商品がランキングされています(太字)。中でも、1位にランキングさ
れている「ほろよい コーラサワー」は、若者女性、つまり20代女性の購入比率が、22%強と高めな点が目立
ちます(太字)。それと、もう一つが、「ほろよい」シリーズに共通している購入時間帯。夜20:00~22:
00の購入比率が45%前後から50%前後を占めています。家飲みは、食事と一緒にお酒を楽しむことが多いの
ですが、「ほろよい」シリーズの場合、夕食後のくつろぎ時間に飲まれることが多いと推察されます。コンビニで
はビールやビール系のアルコール飲料が夕方、17:00から19:00の間に購入される比率が高いのと好対照。
ここから、世代、性別、ライフスタイルの違いが見えます。ところで週末は、気温も上昇、いよいよお花見が楽し
めそう。首都圏250店以上のコンビニPOSデータを集計、売れ筋とトレンドがいち早く捉えられるPOSBA
NKのデータにどう出るか気になりますね。

   
 
                    売れ筋・トレンド、POSに出る                  
                         POSBANK

  

     グラフ1.リキュール類カテゴリー、女性層・日別販売数量推移(第3週~第12週)。

      
     表1.リキュール類カテゴリー、女性層・売れ筋ランキング(第12週)


     ※ 客層の年齢目安。子供:~15才。若者:16~29才。成年:30~49才。熟年:50才~
               (POSBANK:首都圏コンビニエンスストア250店以上、調査) 


     ◎「POSBANブログ」にアクセスいただきありがとうございます。おかげさまでブログ開設7年になりますが、
           この度リフレッシュを図るため、ブログのアップをしばらく休止することになりました。

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有楽の「ブラックサンダー」、売れ筋1位に急上昇。2位は、同じく「ビッグサンダー」。急進の理由は?

2014年03月19日 | 2013年後期トピックス

       

世の中には、何度でも繰り返して食べたくなる、いわゆる病みつきになってしまう食物が色々あるものです。
一般的には激辛系カレー、あるいはパクチーの風味がクセになるエスニック系のトムヤムクンスープあたりが
思い浮かびますね。ただ食品科学的な視点から見ると、砂糖や油脂には、やめられないないおいしさがあると
いわれ、それだけに私たちは砂糖や脂肪に対する嗜好性が強いようです。その点では、白湯スープがたまらな
いコッテリ系の豚骨ラーメンとか、最近コンビニで人気のロールケーキなどのスイーツ類にはまってしまう人
が多いのも分かります。病みつき商品には、理由があるわけです。首都圏250店以上のコンビニPOSデー
タを集計、売れ筋とトレンドがいち早く捉えられるPOSBANKのデータに、最近の傾向が見られます。

 グラフ1.は、POSBANKポケット菓子カテゴリー、日別販売数量推移です(第2週~第11週)。第
11週のポケット菓子売れ筋上位への躍進が目立った、有楽製菓のチョコバー4商品の推移を見たものです。
今年発売20年を迎えたポケット菓子「ブラックサンダー」は、第10週から売れ筋ランキング1位で推移し、
第11週にはさらに推移グラフが急上昇を見せています。また姉妹商品の「ビッグサンダー」も同様に急上昇、
1位、2位を占めています。このポケット菓子カテゴリーは、1個の値段が10円、20~30円、高くても
50円前後と低価格で、衝動買いや、ついで買いが多く、ヤガイ「おやつカルパス」、やおきん「ボノボン 
チョコクリーム」、そして「チロルチョコ レーズンサンド」といった定番商品が交互に売れ筋1位にランキ
ングされる激戦カテゴリー。今回の「ブラックサンダー」や「ビッグサンダー」のように、何かのキッカケで
販売数量を大幅に伸ばすことも考えられるわけです。それでは、今回のケースは? ひとつ考えられるのは、
3月17日(月)から5月31日(土)まで実施される、20周年ありがとうキャンペーン(ブラックサンダ
ー専用保冷庫プレゼント)への応募目的での事前購入でしょうか。それとも、販売元の有楽製菓がホームペー
ジ(HP)で発表した、「ビッグサンダー」の販売休止前の早耳購入? この「ブラックサンダー」と「ビッ
グサンダー」は2~3年前から台湾でも販売され、品切れになることも多いといわれますが、病みつきになる
美味しさなら、なおさらですね。  

 表1.は、ポケット菓子カテゴリー、売れ筋ランキングです(第11週)。有楽製菓のチョコバー4商品が
1位、2位、6位、そして17位と、売れ筋ランキングの上位を占める人気ぶりで、この4商品を合わせた販
売数量構成比は、20%強を占めています。
買っているのは、誰かということですが、成年女性、若者女性、それに若者男性の比率が高くなっています。
「ビッグサンダー」の場合、成年女性と若者女性を合わせた購入比率は、35%強。コッテリと甘いポケット
菓子が、女性の好みのようですね。

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                          POSBANK

  

        グラフ1.は、ポケット菓子カテゴリー、日別販売数量推移(第2週~第11週)。


        表2.ポケット菓子カテゴリー、売れ筋ランキング(第11週)。


         ※ 客層の年齢目安。子供:~15才。若者:16~29才。成年:30~49才。熟年:50才~

               (POSBANK:首都圏コンビニエンスストア250店以上、調査) 

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缶チューハイが売れている。度数強めが売れている。1位、キリン「氷結ストロングレモン」。お酒もコスパ?

2014年03月10日 | 2013年後期トピックス


つい先ごろ、2013年のビール類(ビール、発泡酒、第3のビール)出荷量が発表されました。結果は、前年比
1%減と、現行統計となって以来、2005年から9年連続して過去最低を記録。プレミアムビールが人気になっ
ているものの、若者や女性のビール離れが拍車をかけているように思われます。その背景として、コスパ、つまり
コストパフォーマンス(内容対価格比)を重視するトレンドを反映して、不振のビールカテゴリーの中でも割安の
第3のビール、あるいは缶チューハイが販売数量を伸ばす傾向が見られます。とくに、近ごろの缶チューハイの躍
進ぶりは、RTD (Ready to Drink。栓を開けて、そのまま飲めるアルコール飲料)人気もあり、顕著なものがあり
ます。その点を、首都圏250店以上のコンビニPOSデータを集計、売れ筋とトレンドがいち早く捉えられるP
OSBANKの売れ筋データが物語っています。

グラフ1.は、POSBANKのスピリッツカテゴリー、月間販売数量推移グラフ(2011年~2013年)で、
過去3年間の販売数量の推移を見たものです。昨年(2013年)の推移グラフを見ると、2012年と2011
年に比べ、ほぼ毎月同等以上の販売数量を記録しているのが一見して分かります。とくに昨年は梅雨明けが極めて
早く、7月から9月中旬まで猛暑が続いたとはいっても、需要期の春先から秋にかけて販売数量を急伸させた、缶
チューハイカテゴリーの人気ぶりがグラフに表れています。また、この時期の特徴として、度数8%のサントリー
「-196℃ストロングゼロ」や、キリン「氷結ストロングレモン」といったストロングタイプがコスパの良さと、
飲みごたえの強さで、徐々に売れ筋ランキング上位を占めていたわけです。 

グラフ2.は、スピリッツカテゴリー、日別販売数量推移です(第52週~第9週)。年末から、直近の第9週ま
で10週間にわたる、売れ筋上位5商品の推移を見たものですが、やはり度数の高いストロングタイプが連続して
上位を占めています。昨年末から度数を1度高い9度に上げたキリン「氷結ストロングレモン 500ML」が1位
で推移しています。また、度数を8度に上げ、昨年に続いて期間限定発売されたサントリー「-196℃桃ダブル」
が2番手で続いています。このサントリー「-196℃桃ダブル」の場合、発売時の「山」の高さと、それ以降の
推移から、リピート購入している人が多いものと推測されます。理由は、やはりコスパと飲み応え? それと、飲
んでいるのは、どんな人?

表1.は、スピリッツカテゴリー、売れ筋ランキングです(第52週)。売れ筋上位をストロングタイプが占めて
おり、購入者の中心はアルコール類のヘビードリンカーの成年男性と成年女性。中でも、「-196℃桃ダブル」
の購入者のうち12%強が成年女性。購入の理由としては、桃のみずみずしい甘みとソフトな香りをWで実現した
風味だけでなく、酒豪の女性が増えてきたからでしょうか(太字)。それとも、コスパに厳しい女性たちが、4月
からの消費税アップに備えているのでしょうか。そうなると、首都圏250店以上のコンビニPOSデータを集計、
売れ筋とトレンドがいち早く捉えられるPOSBANKのデータウオッチングが、欠かせないものになってきまし
た。
   

                       売れ筋・トレンド、POSに出る                  
                            POSBANK

  

      グラフ1.スピリッツカテゴリー、月間販売数量推移グラフ(2011年~2013年)
 
            
      グラフ2.スピリッツカテゴリー、日別販売数量推移(第52週~第9週)


      表1.炭酸飲料カテゴリー(小型PET・びん)、売れ筋ランキング(第51週)


      ※ 客層の年齢目安。子供:~15才。若者:16~29才。成年:30~49才。熟年:50才~

             (POSBANK:首都圏コンビニエンスストア250店以上、調査) 

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POSBANK、売れ筋カップ焼きそば。ペヤング「ポテトやきそば」、上位躍進!レジェンド(=伝説)の味?

2014年02月26日 | 2013年後期トピックス

 

 日本には、その地方だけで受け継がれている食文化が、いろいろなところで見られます。メジャーではないけれど、
その地域の人がごく日常的に食べていることが多いのが特徴といえます。栃木県の足利市を中心に、食べられる店が
点在している、ポテト入りやきそばは、その好例です。インターネットでポテト入りやきそばを検索すると、やきそ
ば専門店、お好み焼き店、駄菓子屋、コーヒー店、食堂、居酒屋と、幅広い飲食店のメニューにポテト入りやきそば
が見られます。 トッピングというか、付け合わせというか、ボイルされたポテトが焼きそばと一緒に食べられてい
るわけです。焼きそばが夜店や屋台の食べ物として一般に普及したのが、戦後の昭和20年代といわれていますが、
いろいろなお店への浸透ぶりから推測して、同じころからポテト入りやきそばが足利市の屋台も賑せていたと思われ
ます。その点、ポテト入りやきそばを、はやり言葉でいうと、焼きそばのレジェンド(=伝説)といったところで、
ぜひ食べてみたくなるものですね。今回新発売された、ペヤング「ポテトやきそば」が、そのキッカケになるかも知
れません。首都圏250店以上のコンビニPOSデータを集計、売れ筋とトレンドがいち早く捉えられるPOSBA
NKのデータに、どう反応しているのでしょうか。

グラフ1.は、カップめんカテゴリー(焼きそば・パスタ・そば・うどん等)、日別販売数量推移です(第51週~
第8週)。第8週の焼きそば、売れ筋上位5商品の10週間の推移を見たものです。このカテゴリーは、ペヤング、
UFO、一平ちゃんの3ブランドが安定的に上位を占めていますが、年末から年初にかけても同様の推移をみせてい
るのが分かります。グラフの右端、2月18日に発売されたペヤング「ポテトやきそば」は、発売初日と翌日にピー
クを記録しています。反対に、前週に売れ筋1位と2位を続けていたペヤング「ソースヤキソバ 超大盛」と、ペヤ
ング「ソース焼そば」の推移グラフがかなり下降しています。いつもペヤングを食べていた人のうち、何割かの人が、
ペヤング「ポテトやきそば」にトライアルしたのでしょうか。ペヤング派にとっては、発売と同時に気になる存在な
のかも、知れません。ある意味では、焼きそばのレジェンド(=伝説)でもありますから。ここでもうひとつ、気に
なるピークが見られます。ペヤング「ポテトやきそば」の発売前週と前々週の2つの「山」の存在です。ピークにな
ったのは、大雪の2月8日(土)と14日(金)。稀に見る豪雪は、カップ焼きそばの出番だったようです。焼きそ
ば以外のどん兵衛や、赤いきつねといったカップうどん・ソバも、おなじようにこの2日の推移グラフが上がってい
ることから推測して、都心部で30㎝近い豪雪には、近くのコンビニのカップ麺がありがたい存在だったのでしょう
か。このように、カップ焼きそばにはちょっとしたドラマがいろいろとありますね。その点では、これから春に向か
って、カップ焼きそばに、どんなドラマが待っているのでしょうか。首都圏250店以上のコンビニPOSデータを
集計、売れ筋とトレンドがいち早く捉えられるPOSBANKのデータウオッチングが、楽しみになってきました。
     

                    売れ筋・トレンド、POSに出る                  
                         POSBANK
  

        グラフ1.カップめんカテゴリー(焼きそば・パスタ・そば・うどん等)、日別販売数量推移(第51週~第8週)。

 
         ※ 客層の年齢目安。子供:~15才。若者:16~29才。成年:30~49才。熟年:50才~

         (POSBANK:首都圏コンビニエンスストア250店以上、調査) 

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オリオン社のマーケットOに、新フレーバー登場。「ブラウニーバニラ」が、2週連続1位の人気!

2014年02月20日 | 2013年後期トピックス


  先週、先々週の週末と、2週連続して記録的豪雪に見舞われた日本列島。豪雪の方に話題を奪われてしまった
キライはありますが、恒例のバレンタインディーは、それなりに盛り上がりを見せていましたね。プレゼントの傾
向としては、この日のために欧米のパテシエが手掛けたブランドチョコを用意したり、手作りチョコや手作りケー
キも相変わらず人気だったようです。ところで、バレンタインに贈りたい手作りケーキに関する調査では、「チョ
コレートブラウニー」は1位に輝くほどの人気といわれています。こってりした濃厚なチョコレートの味は忘れが
たい存在の様です。コンビニでは、韓国・オリオン社「MARKET O(マーケット・オー)、「リアルブラウ
ニー」が2年半ほど前に彗星のように現われ、いきなり10週間以上にわたり売れ筋ランキングの1位を連続、最
近ではクッキー・ビスケットカテゴリーの定番商品として売れ筋10位前後を占めていますが、2週間前に、バニ
ラ味が登場。この「ブラウニーバニラ」がちょっとした人気になっています。かっての「リアルブラウニー」ブー
ム再来のキザシ? 首都圏250店以上のコンビニPOSデータを集計、売れ筋とトレンドがいち早く捉えられる
POSBANKのデータに、兆候が現われています。

グラフ1.は、クッキー・ビスケットカテゴリー、日別販売数量推移グラフで(第50週~第7週)、第7週の売
れ筋上位5商品の推移を見たものです。第6週、2月4日(火)に「マーケットO ブラウニーバニラ」が発売と
同時に、定番商品の3倍前後の数量ピークを見せて推移しているのが分かります。翌週も、ピークの「山」は小さ
くなっていますが、1位で推移。普段「マーケットO リアルブラウニー」を購入している人、以前何度か購入し
た人が、味覚違いの新製品に手を伸ばしたのでしょうか。ただ、「ブラウニーバニラ」の発売後に、「リアルブラ
ウニー」の「山」も高くなっています。バレンタインの調査にもあるように、女性に人気のブラウニーだけに、相
乗効果で両方とも、購入数が増えているのかも知れません。それと、「ブラウニーバニラ」のグラフには、14日
(金)のバレンタインの日に小さなピークが見られます。「マーケットO リアルブラウニー」も、14日(金)
に小さなピーク。自分のおやつだけでなく、バレンタインに活用した人がいるのかも知れませんね。

表1.は、クッキー・ビスケットカテゴリー売れ筋ランキングです(第7週)。バニラ味の新製品「マーケットO
 ブラウニーバニラ」が売れ筋1位、定番の「マーケットO リアルブラウニー」が5位にランキングされていま
す(太字)。ひと口おやつに、ブラウニーの小さなブームといったところですが、この姉妹商品には、ひとつの傾
向が見られます。成年女性と若者女性の購入比率の高さで、両方合わせて40%以上。この女性たちが、ランキン
グを押し上げていることになりますね。その点では、発売3週目以降の女性たちの動向が、気になります。首都圏
250店以上のコンビニPOSデータを集計、売れ筋とトレンドがいち早く捉えられるPOSBANKの来週のデ
ータに、注目です。

 
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                     POSBANK
  

      グラフ1.クッキー・ビスケットカテゴリー、日別販売数量推移グラフ(第50週~第7週)


      表1.クッキー・ビスケットカテゴリー売れ筋ランキング(第7週)

      ※ 客層の年齢目安。子供:~15才。若者:16~29才。成年:30~49才。熟年:50才~

                 (POSBANK:首都圏コンビニエンスストア250店以上、調査) 

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POSBANK、売れ筋缶コーヒー。30~40代女性の売れ筋1位、「ボスグリーン」。メタボが気になる?

2014年01月30日 | 2013年後期トピックス


  太鼓の胴のように丸く大きく張り出した太鼓腹、あるいはビールが原因とも思えないけれどもドンと突き
出たビール腹。メタボ(内臓脂肪型肥満)の体型は、昔から30代~40代の男性をイメージさせるものが多
かったようです。必然的に、メタボは男性のことと思われがちですが、メタボ検診の対象世代である40歳以
上女性の調査によると、女性のメタボ層が増えています。ちなみに、40歳以上のメタボ該当者とメタボ予備
軍を合わせると約20%になるといわれ、さらにメタボに関心を持っている女性は、70%以上にも上ってい
ます(国民健康・栄養調査)。体型を気にするダイエットへの関心だけでなく、メタボをはじめとする健康へ
と関心がシフトしていると思われます。それだけ健康志向の商品に関心が向けられるわけですが、首都圏25
0店以上のコンビニPOSデータを集計、売れ筋とトレンドがいち早く捉えられるPOSBANKのデータに、
その傾向があらわれています。

 グラフ1.は、缶入り飲料カテゴリー(ボトル缶除く缶コーヒー等嗜好飲料)、成年女性の日別販売数量推
移グラフです(第47週~第4週)。第4週の成年女性の売れ筋上位5商品の推移を見たものです。全客層と
成年女性層のデータを比べると、ランキングされた上位5商品は変わりがありませんが、順位に大きな変動が
あります。食事中の脂肪の摂取が抑えられる特保の缶コーヒー、サントリー「ボス グリーン」が新発売と同
時に成年女性の1位になっている点です。POSBANKのデータでは成年女性は30才から49才の人たち
で、メタボ世代とかなりオーバーラップしています。健康志向の高まりで、最近は微糖や無糖・ブラックの缶
コーヒーに人気が集まる傾向がありますが、とりわけ脂肪の摂取が抑えられる特保に手を伸ばしたのでしょう
か。それは、なぜ? メタボへの関心が高いから? 今年の4月に新発売された、脂肪を燃やす効果のある特
保、「ヘルシアコーヒー」のPOSデータを見ると、なんと「ボス グリーン」と同じ傾向。花王「ヘルシア
コーヒー 微糖ミルク185G」は、新発売と同時に大きなピークを見せ、やはり成年女性の売れ筋1位にな
っています。その後の直近ランキングでは、新発売された2商品とも売れ筋ランキング10位台~20位台で
安定推移、花王「ヘルシアコーヒー」の固定ユーザーになっているのでしょうね。その点では、花王「ヘルシ
アコーヒー」と、サントリー「ボス グリーン」、2つのケースを見ると商品の魅力もありますが、大人の女
性たちの特保への関心の高さが推察されます。

 表1.は、缶入り飲料カテゴリー、売れ筋ランキングです(第4週)。こちらは、全客層の売れ筋ランキン
グですが、サントリー「ボス グリーン」が第3位、花王「ヘルシアコーヒー無糖ブラック」が15位、花王
「ヘルシアコーヒー微糖ミルク」が第22位と、特保の缶コーヒーが3商品を占めています(太字)。ここで
も、ひとつの傾向が見られます。成年女性の購入比率(太字)。女性に人気のカフェオレと同様に、成年女性
が約10%の構成比になっていますが、サントリー「ボス グリーン」と、花王「ヘルシアコーヒー」の今後
の推移は? バーガーショップで、コーヒーチェーンで、コンビニで、コーヒーを飲む機会が増えてきた女性
たちが、「ボス グリーン」の登場をキッカケに、特保の魅力を持った缶コーヒーにシフトしていくのでしょ
うか。首都圏250店以上のコンビニPOSデータを集計、売れ筋とトレンドがいち早く捉えられるPOSB
ANKのデータに注目です。


                  売れ筋・トレンド、POSに出る                  
                        POSBANK
  

       グラフ1.缶入り飲料カテゴリー、成年女性の日別販売数量推移グラフ(第47週~第4週)


      グラフ2.缶入り飲料カテゴリー、売れ筋ランキング(第4週)

      ※ 客層の年齢目安。子供:~15才。若者:16~29才。成年:30~49才。熟年:50才~

               (POSBANK:首都圏コンビニエンスストア250店以上、調査) 

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POSBANK、売れ筋乳酸菌飲料。インフルエンザ感染者急増。明治ヨーグルト「R-1ドリンク」、急上昇。

2014年01月22日 | 2013年後期トピックス


  先週15日、この冬で最高の冷え込みを見せた日本列島。その翌日には、都心の最低気温が僅かながらですが
氷点下を記録。いよいよ冬将軍の到来、インフルエンザの季節というわけです。空気の乾燥とともに5℃を下回る
低気温では、インフルエンザが流行しやすいといわれています。厚生労働省によれば、先週に入り感染者が急増、
例年通り今月末から2月上旬にかけて、流行のピークを迎えることが予想されます。さらに今年は、昨年、一昨年
に流行したウイルスと違うタイプのウイルスの感染が増えており、感染を防ぐためには、ウガイ、手洗い、マスク
の着用など、予防の徹底がアナウンスされています。その点、この2~3日前から朝の通勤電車を見渡すと、あち
こちに不織布の「マスクの花」が開いているのが目立ちます。人ごみの中で、インフルエンザを拡散させないエチ
ケット、感染しない防衛策が進んでいますね。それに加え、この時期になると毎年、体の防衛機能である免疫力を
高め、インフルエンザを予防する働きがあるヨーグルト、とくに乳酸菌飲料が人気になります。今年の状況も、首
都圏250店以上のコンビニPOSデータを集計、売れ筋とトレンドがいち早く捉えられるPOSBANKのデー
タに、しっかりと現われ始めています。

 グラフ1.は、乳酸菌飲料カテゴリー、日別販売数量推移グラフで(第46週~第3週)、第3週の売れ筋上位
5商品の推移を見たものです。このカテゴリーは、明治のドリンクヨーグルトが上位を占めることが多いのが特徴
ですが、グラフを見ると、とくに明治ヨーグルト「R-1ドリンク」が大きな「山」の高さで連続して推移してい
るのが分かります。年末最後の週末は、会社も、学校も休みに入っているので「山」は低く出ていますが、注目は
1月に入ってから。インフルエンザの感染報告が増え始めた6日過ぎに最初の「山」、翌週に第2の「山」が続い
ています。中でも、第2の「山」のピークになっている15日、16日あたりは、寒さと感染者が急上昇した日。
ほかのヨーグルトドリンクに比べて、「山」の大きさだけでなく、グラフの上昇角度が急峻になっています。イン
フルエンザの広がりとともに、急いで「R-1ドリンク」を購入した様子が推測されます。ちなみに、免疫力を高
め、インフルエンザを予防する働きがあるといわれる明治ヨーグルト「R-1ドリンク」に使用されているのは、
R-1の由来になっている、「1073R-1乳酸菌」。この乳酸菌の働きで、乳酸菌インフルエンザウイルスが
体内に侵入した際に攻撃をするNK(ナチュラルキラー)細胞の活性・増強によって、インフルエンザウイルスに
対する優れた感染防御力を発揮しているのです。

  表1.は、乳酸菌飲料カテゴリー売れ筋ランキングです(第3週)。明治ヨーグルト「R-1ドリンク」が、
約23%の販売数量構成比で売れ筋1位を占めていますが、POSBANKのデータベースで数量の前週比を見る
と、先週、先々週よりも、それぞれ販売数量構成比が10%強伸びています。この2週間で、それだけ「R-1ド
リンク」が購入される比率が高くなったわけで、ここでもインフルエンザ感染者急増ぶりが反映しています。感染
者急増=「R-1ドリンク」急増、ということになります。ところで、インフルエンザのピークは、2月上旬です。
首都圏250店以上のコンビニPOSデータを集計、いち早く売れ筋とトレンドが捉えられるPOSBANKのデ
ータをチェックする機会が、まだまだ増えそうです。

                  売れ筋・トレンド、POSに出る                  
                      POSBANK
  

      グラフ1.乳酸菌飲料カテゴリー、日別販売数量推移グラフ(第46週~第3週)


      表1.乳酸菌飲料カテゴリー売れ筋ランキング(第3週)

      ※ 客層の年齢目安。子供:~15才。若者:16~29才。成年:30~49才。熟年:50才~

               (POSBANK:首都圏コンビニエンスストア250店以上、調査) 

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POSBANK、年末年始ビールの売れ筋。大晦日は自分にご褒美、コンビニ限定「ザ・プレミアム・モルツ」。

2014年01月09日 | 2013年後期トピックス


  久しぶりに、日並びに恵まれた年末年始。2回の土日をはさんで、9連休という11年ぶりの大型休暇になった
人たちも、多かったようです。報道によれば、年末年始を海外で過ごした人も、帰省を含めて国内旅行をした人も、
それぞれ前年比で約2%増と、過去最高を記録したといわれています。また毎年、初詣の参拝者数で1位を記録して
いる東京の明治神宮では、今年も、約320万人と過去最高を記録(1月3日、17時現在)。こういった海外旅行
派や、国内移動派の非日常ライフスタイルが話題になる反面、普段の生活とあまり変わらない休暇を送るライフスタ
イルも、しっかりと存在するわけです。首都圏250店以上のコンビニPOSデータを集計、売れ筋とトレンドがい
ち早く捉えられるPOSBANKのデータには、イベント続きの年末年始ならではの購買傾向が現われています。と
くにこの時期は、一年のうちでかなり、お酒を飲む機会が増えることもあり、ビールやビール系アルコール飲料のコ
ンビニPOSデータには興味深いものがあります。

 グラフ1.は、ビールカテゴリー、日別販売数量推移です(第44週~第1週)。2014年第1週(第53週)
の売れ筋上位5商品の10週間の推移を見たものです。グラフ上位にNO1.ブランドの2商品、「アサヒスーパー
ドライ缶」の350MLと500MLが3位以下の商品を大きく引き離して推移しています。10月下旬から1月初
めの全期間にわたって、ほぼ平行に推移しているのが分かります。また、この時期、他の3商品も並行して推移。ビ
ールの売れ筋商品が、安定していると推測されます。ところが、グラフの右端、12月最終週の年末から年始にかけ
て、「アサヒスーパードライ缶」の350MLと500MLと、「サントリーザ・プレミアム・モルツ 330」2
つのピークが見られます。ひとつ目は、12月27日(金)。仕事納めが終わって、「缶ビールで、一杯!」。NO
1.ビールやプレミアムビールなら、ちょっとリッチな気分が味わえるわけです。この2つのブランド、27日(金)
以上に大きなピークが見られるのが、大晦日。とくに「ザ・プレミアム・モルツ 330」の場合、27日(金)の
ピークに比べ大晦日のピークが大きくなっています。普段の週末に飲むビールと違って、大晦日は特別の日。自分へ
のご褒美に、「ザ・プレミアム・モルツ」を味わっているのでしょうか。ちなみに、他のビール系アルコール飲料の
年末年始の売れ筋1位をPOSBANKのデータベースで見ると、第3のビール(リキュール)は「サントリー金麦
 350ML」、発泡酒は「キリン淡麗グリーンラベル缶 350ML」、もうひとつの第3のビール(その他・雑
酒)は、「キリンのどごし生 350ML」ですが、いずれのカテゴリーも、大晦日でも元旦でもなく、27日(金)
に圧倒的なピークの高さが見られます。仕事納めのひと缶と、ご褒美のひと缶には、選ぶビールに違いがあるようで
す。

 表1.は、ビールカテゴリー、売れ筋ランキングです(第1週)。販売構成比を見ると、1位と2位の「アサヒス
ーパードライ缶」、350MLと500MLで、40%近くを占めています。そのあと「キリン一番搾り生ビール 
缶」、「サッポロ 黒ラベル」、「サッポロエビス缶生」、「キリン ラガー」と定番ロングセラーブランドが続く
中、この年末年始も「サントリーザ・プレミアム・モルツ 330」が3位を占めています。コンビニ限定で、35
0MLよりちょっと少な目の330MLでもプレミアムビール、350MLの缶ビールよりちょっと高めでもプレミ
アムビールよりは低価格。価格とサイズで、手に取りやすくやっている点が、大晦日のピークに結びついているので
しょうか。それとなぜか気になる、購入時間帯。「サントリーザ・プレミアム・モルツ 330」の場合、昼前後と
午後早めの購入比率が、どのビールよりかなり高め。11時から16時台で約40%の購入比率(太字)。昼のビー
ルは美味しいといわれますが、昼のご褒美ビールは格別なのかも知れません。

                     売れ筋・トレンド、POSに出る                  
                          POSBANK
  

      グラフ1. ビールカテゴリー、日別販売数量推移(第44週~第1週)。

      表1. ビールカテゴリー、売れ筋ランキング(第1週)

      ※ 客層の年齢目安。子供:~15才。若者:16~29才。成年:30~49才。熟年:50才~
               (POSBANK:首都圏コンビニエンスストア250店以上、調査) 

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POSBANK、売れ筋新製品。ぜひ試したい、炭酸飲料。「すっぱい! CCレモン」、「チェリーコカ・コーラ」。

2013年12月26日 | 2013年後期トピックス

 

食物の味わいには、甘さ・辛さ・苦さ・酸っぱさ・塩辛さ、5種類の味覚があるといわれますが、どんな味覚が
好みなのか、今どんな味覚を欲しているのかによって、その人の性格や体調が反映されるようです。米国の脳科
学者・心理学者であるアラン・ヒルシュ博士の説では、食物の好みや選択は私たちの潜在意識を映す鏡であり、
その人の感情、欲求が食物に現われるといわれます。辛いもの好きの人は、挑戦心のあるスリル好き。甘いもの
を好むのは、人に優しいタイプ、など。また漢方をはじめとする東洋医学でも、体や心の状態が味覚の好みに現
われるようです。ちなみにイライラしている時は、酸っぱい物を求めるケースが多いといわれていますが、こう
いった味覚への嗜好、売れ筋商品の動向に反映されると推測されます。首都圏250店以上のコンビニPOSデ
ータを集計、売れ筋とトレンドがいち早く捉えられるPOSBANKのデータに、どう映っているのでしょうか。

 グラフ1.は、炭酸飲料カテゴリー(小型PET・びん)、日別販売数量推移です(第42週~第51週)。
第51週の売れ筋上位5商品の10週間の推移を見たものです。「コカ・コーラ」と、「コカ・コーラ ゼロ」、
とくに「コカ・コーラ」が大きな「山」で、定番1位の推移を見せているのが分かります。このグラフを見てい
くと、レギュラータイプの「コカ・コーラ」は、ほぼ毎週土曜日ごとに大きなピークを記録しています。スポー
ツや趣味で過ごすことが多いオフの日は、「コカ・コーラ」の爽快な飲みごたえは、欠かせない存在ですね。そ
して先週は、コカ・コーラの季節限定商品の「チェリー コカ・コーラ」と、サントリー「すっぱい!CCレモ
ン」が新登場。いずれも売れ筋上位5商品の一角を占めています。売れ筋2位にランキングされた「すっぱい!
CCレモン」に関しては、既存の「C.C.レモン」(500ml)の4倍量のクエン酸を配合。刺激感あふれた酸味が
特徴なわけですが、イライラ解消に向いているといわれる酸味の衝撃でストレスを吹き飛ばしたり、二日酔いの
体を刺激する飲物として貴重な存在ですね。もうひとつが、チェリー味の「チェリー コカ・コーラ」。ボトル
を傾けると、甘酸っぱいチェリーの味と香りが広がって、「コカ・コーラ」のやさしく新しい風味が楽しめると
いうワケ。今回の炭酸飲料カテゴリーのように、他にない味覚の新製品は、ぜひ試してみたくなるものですね。
コンビニPOSデータを集計したPOSBANKのデータが、それを物語っています。

表1.は、炭酸飲料カテゴリー(小型PET・びん)、売れ筋ランキングです(第51週)。ランキング上位5
商品のうち4商品が、コーラ系。その中に1商品だけ、「すっぱい!CCレモン」が第2位にランキングされて
いるわけで、「C.C.レモン」のエクステンション新商品としての魅力と、酸味の魅力で、衝動買いしている人
も多いように推察されます。とくに成年女性の購入比率が高いのですが、そういえば健康ドリンクカテゴリーの
定番ブランド、ポッカ「キレートレモン」も、他の客層に比べ、成年女性の購入比率がかなり高め。梅干し、お
酢や、レモンなど、酸味の刺激が好みの女性が多いのかも知れませんね。これからの年末年始、炭酸飲料が飲ま
れる機会が増えそうです。その点、首都圏250店以上のコンビニPOSデータを集計、売れ筋とトレンドがい
ち早く捉えられるPOSBANKのデータウオッチングが欠かせなくなってきました。   

               売れ筋・トレンド、POSに出る                  
                   POSBANK

  

      グラフ1.炭酸飲料カテゴリー(小型PET・びん)、日別販売数量推移(第42週~第51週)
 

      表1.炭酸飲料カテゴリー(小型PET・びん)、売れ筋ランキング(第51週)


      ※ 客層の年齢目安。子供:~15才。若者:16~29才。成年:30~49才。熟年:50才~
               (POSBANK:首都圏コンビニエンスストア250店以上、調査) 

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POSBANK、売れ筋袋キャンデイ(女性)。1位、不二家「いちご大福ミルキー」。好きな果物、苺が1位!

2013年12月19日 | 2013年後期トピックス

       
  
  突然ですが、皆さんは果物をよく食べますか。好きな果物は、何ですか。日本人の好きな果物ランキングによる
と、好きな果物の1位に挙げられているのは苺で、約77%の人が好きと答えています(NHK放送文化研究所・世論
調査部。2007)。じつに、日本人4人のうち3人が支持している計算です。また男女別・世代別では、男性より
女性の方が10%~20%前後、苺の好きな比率が高め。このように多くの人たちに好まれ、春から初夏にかけては、
露地栽培の苺はみずみずしく美味です。ところが、旬ではないのですが、12月になると、なぜか苺を使った食物と
か飲物の存在が目につくようになります。たとえば、スイーツショップでは真っ赤な苺がのったクリスマスケーキや
ショートケーキ、それと、チョコレート、クッキー、キャンデイ、炭酸飲料、ヨーグルト、アイスクリームと、苺味
が賑やかです。あたかも、冬が苺の旬のような光景です(ハウス栽培で大切に育てられた苺が主役となって、寒さの
厳しい店頭に賑わいをもたらせているワケです)。また、これ以外にも、冬の売れ筋商品があります。それは、のど
飴を中心とした袋キャンデイですが、今回は、のど飴系よりも、フルーツキャンデイ系、とくに、いちごフレーバー
の袋キャンデイが上位を占めています。とりわけ苺好きの女性たちの支持が多いと思われますが、首都圏250店以
上のコンビニPOSデータを集計、売れ筋とトレンドがいち早く捉えられるPOSBANKのデータベースには、そ
の動向が現われています。  

 グラフ1.は、袋キャンデイ・袋チョコレートカテゴリー、女性客層・日別販売数量推移グラフです(第41週~
第50週)。第50週の女性客層・売れ筋上位5商品の推移を見たものですが、今回は特徴が顕著です。女性の売れ
筋上位5商品のうち、3商品が苺味・苺フレーバーで占められています。この3商品、11月下旬と12月上旬発売
に新発売されましたが、いずれも定番キャンデイブランドの苺味フレーバーです。とくに、不二家「いちご大福 ミ
ルキー 袋」が、2週連続1位を占めて推移しているのが分かります。2番手は、それよりも1週早く新発売された、
味覚糖「特濃ミルク8.2 苺ミルク」で、「いちご大福 ミルキー袋」の後を追って推移、売れ筋4位の明治「チ
ェルシー いちごミックス」とともに、苺好き女性たちの動向を物語っています。

 
 
 表1.は、袋キャンデイ・袋チョコレートカテゴリー、女性客層・売れ筋ランキングです(第50週)。ご覧のよ
うに、上位5商品のうち3商品が、いちごフレーバー(太字)。一般的なフルーツ系キャンデイや、のど飴系キャン
デイをしのいで、いちごフレーバーのキャンデイが1位と2位を占めています。とくに1位の不二家「いちご大福 
ミルキー 袋」は、恒例の期間限定新商品。ミルキーの味わいといちご大福の味わい、2つのおいしさが楽しめる点
が魅力の様です。ところで厚労省の発表によると、今年も本格的寒波の到来とともに、インフルエンザの流行が予想
されています。のど飴の季節、キャンデイの季節到来というワケですが、袋キャンデイの今後の売れ筋は? 首都圏
250店以上のコンビニPOSデータを集計、売れ筋とトレンドがいち早く捉えられるPOSBANKのデータベー
スに、その動向はどう反応するのでしょうか。

                  売れ筋・トレンド、POSに出る                  
                       POSBANK

  

      グラフ1.袋キャンデイ・袋チョコレートカテゴリー、女性客層・日別販売数量推移(第41週~第50週)


      表1.袋キャンデイ・袋チョコレートカテゴリー、女性客層・売れ筋ランキング(第50週)

      ※ 客層の年齢目安。子供:~15才。若者:16~29才。成年:30~49才。熟年:50才~

                 (POSBANK:首都圏コンビニエンスストア250店以上、調査)  

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