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今月の売れ筋商品(試食感想等)・流通革新レポート

PosBankシニアアナリストの村上が、座長を務めます。(尚、POSBANKは、商標登録済みです)

2012年 第5回 マスター((4)店・レジ部門取扱マスター)

2012年05月22日 | 流通革新             
2012年 第5回 マスター((4)店・レジ部門取扱マスター)

主に、仕入データをチェックするために、店・レジ部門取扱マスターがあり、店舗形態により、各店舗の商品の取扱いをチェックすると共に各種資料の整合性を調整し、統合するレジ部門に変更を行うためのマスターであり、本部及びセンター分も考慮する。

そこで、コード体系を含めて概要を述べて行きます。

マスター区分      040(店・担当者マスター)
会社区分        100 会社①で、連番で複数会社を登録
店舗コードの場合        5桁+CD1桁 (本部、センターを含む)
レジ部門             3桁
変換レジ部門          3桁(店舗にレジ部門がない場合に記入)

以下の項目は、帳票等の利用する、基本的には店・担当者マスターより自動作成
名前               20桁(管理担当者の名前)
略称               5桁
サブ担当名           20桁(サブ管理者の名前)
サブ略称             5桁
処理年月日           8桁
更新年月日           8桁
年度                6桁

社店マスター及び商品分類マスターから、必要な部分のみ本部及び店の管理職(担当者)を展開して店・担当者データ1を作成する(本部系はマスターから、店長・バイヤー等の管理職の名前を引継、店組織(店次長、副店長、マネージャー、課長、チーフ、主任等)については、入力し、店・担当者マスターを作成する、更に、店・レジ部門取扱マスターを作成する。

1、 このマスターは、店舗規模の違いによりレジ部門がない場合に、仕入れデータを自動変換する為に活用する
2、 個別の仕入れデータには変換せず(単品管理では、生データで)に、レジ部門でサマリーするときに変換する
3、 本部(店舗コード99900+CD)及び各種センター(店舗コード99910~)にも、対応させる。(但し、センターについいては原材料も考慮する)

2012年 第3回 マスター【(3)店・担当者マスター】

2012年03月02日 | 流通革新             
2012年 第3回 マスター 【(3)店・担当者マスター】

社店組織マスターや商品分類マスターを関連付区分で展開をした後に会社・店舗の組織体系に合わせて、
本部の管理職名・バイヤー及び店舗の管理職名を付加するために、店・担当者マスターを作成する、
更新する機会が多いため単独で持つ(改廃を短期間で行う為)。
そして、小売業にとって、あらゆる帳票(ぺーパレス方式でも)に担当者名を入れることにより
責任感とモラルアップの為に必要不可欠なマスターである。

そこで、コード体系を含めて概要を述べて行きます。


マスター区分      030(店・担当者マスター)
会社区分        100 会社①で、連番で複数会社を登録
組織区分        010 リージョン・地域(例、東日本、西日本)
              020 ゾーン・地区(例、北海道、東北、関東、・・・九州)
              030 県
              040 ディストリクト・(複数市町村)
              050 店舗コード
              090 本部・管理・バイヤー(エリアバイヤーも考慮)
有無区分 1桁  スペース、0、1が有り、9・無し
店舗コードの場合(050)    5桁+CD1桁
事業部(部)           3桁(999は、管理関係)
レジ部門             3桁(990から999は管理関係)
名前              20桁
略称               5桁


社店マスター及び商品分類マスターから、必要な部分のみ本部及び店の管理職(担当者)を
展開して店・担当者データ1を作成する(本部系はマスターから、店長・バイヤー等の
管理職の名前を引継、店組織(店次長、副店長、マネージャー、課長、チーフ、主任等)については、
入力し、店・担当者マスターを作成する。(それから、第4回で説明する店・レジ取扱マスターを作成する)。

2012年 第2回 マスター【(1)社店組織マスター、(2)商品分類マスター】

2012年02月13日 | 流通革新             
2012年 第2回 マスター【(1)社店組織マスター、(2)商品分類マスター】

社店組織マスターとは、会社・店舗の組織体系と商品・販売組織体系を個別に登録して、
その関連付けの情報を登録して、プログラムにて展開をさせる(改廃を短期間で行う為)。
小売業にとって、社店組織マスターは、どうしても必要不可欠なマスターである。
そこで、コード体系を含めて概要を述べて行きます。

マスター区分      010(社店マスターの意)
会社区分        100 会社①で、連番で複数会社を登録
組織区分        010 リージョン・地域(例、東日本、西日本)
              020 ゾーン・地区(例、北海道、東北、関東、・・・九州)
              030 県
              040 ディストリクト・(複数市町村)
              050 店舗コード
              099 関連付区分(組織区分+コード・組織区分+コード)
有無区分 1桁  スペース、0、1が有り、9・無し
店舗コードの場合(050)    5桁+CD1桁
名称              20桁
略称               5桁
店長名             10桁(副店長名や管理マネジャ-名も)

マスター区分      020(商品分類・組織マスターの意)
会社区分        100(社店マスターと同一)
組織区分        010 事業部(衣料、雑貨、食品、生鮮、テナント事業部)
              020 部
              030 レジ部門
              040 大分類・・・バイヤー名、ディストリビュータ名
              050 中分類
              060 クラス・・・代替可能商品の集まり
              070 細分類・・・商品属性
              099 関連付区分(組織区分+コード・組織区分+コード)
有無区分         1桁  スペース、0、1が有り、9・無し
クラスコードの場合(060)   4桁+CD1桁
名称              20桁
略称               5桁

  各々の名称を登録して、関連付け区分により、社店マスター及び商品分類マスターを作成する。
1、社店マスター
ナショナルチェーン(GMS)をベースに、5桁の店舗まで可能に(コンビニは、
既に1万店を超えている…システム化の時から5桁に設定)拡張性を重視している。

2、商品分類マスター
これも、ナショナルチェーン(GMS)をベースに、管理体制に合わせて拡張性を考慮している、
クラスとは代替可能商品の集まり(GMSで約2500前後)であり、
大分類はバイヤーの管理単位、細分類は新商品を開発(選定)する属性管理の為に、
その他は割愛する(組織の規模により設定)。

3、クラスの改廃は、クラス内売上により毎年改廃を行う、同じく大分類(バイヤー)も
大分類の売上により毎年改廃を行う、レジ部門は店舗の主任(チーフ)の管理単位である。
(商品分類マスターの展開時にバイヤー名、店舗レジ部門取扱いマスター作成時に店舗管理職名を付加する)


2012年 第1回 流通業のシステム構築

2012年02月01日 | 流通革新             
2012年 第1回 流通業のシステム構築

本年度は、小売業のシステムの構築ついて話をしたいと思います。
小売業にとって、システムとは、経営の仕組みであり、如何に営業形態の変更に対応するかにかかっている。
そこで、コンピュータ・システムの構築で一番大事なのは、コードマスターを含むマスターの持ち方である。(変更を素早く対応)
マスター一覧
01→ 社店組織マスター
02→ 商品分類マスター
03→ 店・担当者マスター
04→ 店・レジ部門取扱マスター(仕入)
05→ (店・商品)属性マスター
06→ スタイル・色・サイズマスター
07→ 商品マスター(定番)
08→ 商品マスター(ファション)
09→ 商品マスター(生鮮)
10→ 生鮮センターマスター
11→ 商品・物流マスター
12→ POS商品マスター
13→ JANコードマスター(JANメーカーコード含む)
14→ 価格マスター(含むバンドル)
15→ 発注マスター(発注)
16→ 仕入先マスター(含むメーカー、帳合先)
17→ 年度切替(変換)マスター(仕入)
18→ 旧年度データ変換マスター
19→ 各システム設定・項目名称マスター
20→ 各システムチェックマスター
21→ 共通設定マスター(消費税等)
22→ 管理会計・経理科目・固定資産マスター
23→ 管理会計調整(平準化)マスター
24→ 人事マスター
25→ 給与マスター
26→ 昇級・昇格・賞与原資管理マスター
27→ 人時生産性マスター
28→ その他