Paul’s gochamaze blog

ぽーるが愛車インプレッサや日常のことを中心に思いつきで書いてます

インプレッサがマイナーチェンジ

2006年06月26日 | いんぷれっさLIFE
さて問題です。丸目インプレッサの初期型って、今から何年前に発売されたのでしょう?


正解は6年前の2000年でした。ウチのインプ君もまだ2回目の車検です。

GD系だけで、現在までに2回も整形(フェイスリフト)してますので、随分前のようですけど、たった6年なんですよ。
色々変わってますが、ベースとなるシャシーやボディは変わってないんです。


そしてGD系の最後とウワサされる、G型へのマイナーチェンジが行われました。


STIが大きく変わってないせいか、某車種別掲示板などでは限定車の「A-LINE」に注目が集まっている程度で、他には「機械式LSDがオプションで選べない」などの否定的な意見もあるようです。
レガシィがビッグマイナーと呼べるような大きな変化があり、大々的に宣伝しているのに対すると、ちょっと地味な気もしますからね。

しかし、このマイナーチェンジに今後のインプレッサの将来に大きく影響してくる大きな変化が含まれているのを見逃してはなりません。

今回のマイナーで本当に注目すべきはWRXやSTIではなく、1.5Lのセダン/ワゴンの
従来は1.5LのSOHCしかなかったエンジンラインナップに1.5LのDOHCが加わったことです!

しかもSOHCの「EJ15」に対し、今回の加わったDOHCは「EL15」。

つまり新設計のエンジンなんです!!


EJシリーズといえば、レガシィが新発売になった時代から10数年続くエンジンです。

当然インプレッサのSTIもEJ20で、名機といっていいようなエンジンです。

ただ、ボクサーエンジンの特長でもあるショートストロークの為、低回転のトルクが弱いという弱点がありました。

しかし、「EL15」はEJ15のボア×ストローク「85.0×65.8」に対し、「77.7×79.0」とロングストローク化。(諸元はこちら


ということは、いずれ、「EL20 DOHC AVCSターボ」エンジンが開発され、インプレッサの心臓部に収まれば、EJ20の弱点でもあった低速トルクが改善されるのでは?と期待されます。

これでトルクバンドが広くなり、乗りやすくなるのは間違いないと思いますし、今より速くなるのは間違いないと思います。
が、今までインプレッサの特長でもあった、レッドゾーンまで一気に吹け上がる過激なフィールを損なってしまわないようにしてもらいたいですね。

スポーツ志向の車が新しくなる度に性能を追求しすぎるあまり、失敗しているケースが沢山ありますので。。。


そう考えると、今回のマイナーでSTIに大きな変化がないのは、次のFMCに向けてエンジン等の開発を行っているからなのかもしれません。

そう期待しましょう(^^)v


次のFMCでシャシーも変わり、エンジンも新設計の"第三世代"インプレッサは今から楽しみですね。


そのFMCによりハッチバックになるというウワサもありますが、どちらにせよ今の「GD型」よりオーバーハングを削って少しコンパクトにしてくるのではないでしょうか?

実際、街乗りにしても峠道を走るにしても、今の「GD型」はボディがでかすぎます。

GDは2000年からですから、今のトレンドにはもう合わないのかもしれませんね。

もう大型ジェガンタイプでは・・・ww



参考までにGDB(STI)の年改の歴史(A~F)

A:丸目 初期型
B:丸目 顔が若干変更
C:涙目 フェイスリフト 等長等爆化 最大トルクアップ DCCDにオートモード追加など
D:涙目 Vリミテッド(DCCDが標準、新井チューンのダンパー等)
E:涙目 タイヤを225→235、PCD100→114.3、最大トルクアップ、DCCD改良など
F:鷹目(つり目?) 2度目のフェイスリフト 最大トルクアップ、DCCDを標準、カーボンシンクロ採用、ルーフベーン等

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