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Paul’s gochamaze blog

ぽーるが愛車インプレッサや日常のことを中心に思いつきで書いてます

三菱がWRCのワークス活動を休止!

2005年12月15日 | 車&モータースポーツ
衝撃のニュースが流れました。

三菱自動車、FIA世界ラリー選手権(WRC)のワークス活動を休止

ウワサはありましたが、まさかホントに休止することになるとは・・・

パリ・ダカは参戦を継続するとのことなので、結果が出ていないWRCから撤退するのはやむを得ない判断なのかもしれません。

今年でプジョーが撤退、シトロエンもプライベーターを支援するもののワークス休止。
これで来年のワークスはスバル、フォードのみということになり、グループAの晩年期の様な状態になってきましたね。

WRカー規定は元々、グループAがトップカテゴリーとなり、高性能4WDターボ車を持たないメーカーが参戦しにくくなった問題を解決する為に作られた規定です。
しかし、技術の進歩と共にコストがメーカーを圧迫して来ています。

来年、再来年とコスト削減の為のレギュレーション変更が行われますが、大幅な変更が必要な時期かもしれません。


モータースポーツは多くの矛盾を抱えた複雑なスポーツだと思います。

ドライバーの優劣を明確にする為にはクルマの差をなるべく一定にする必要があります。
しかし、メーカーとしてはクルマやタイヤの優劣、すなわちメーカーの技術力を競うことによる宣伝効果が重大です。
特にWRCの場合は、市販車ベースですし。
技術を競い合えば、コストが掛かるのはいわば必然です。
コストが大きくなれば、技術力だけでなく、財力の差が出てきます。

この矛盾の中でいかに折り合いをつけるか、それがモータースポーツのレギュレーションでは重要だと思います。

ワタシは個人的にWRカーは迫力があって大好きなんですが、WRCが継続する為にはそれがなくなることもしょうがないかなぁと思います。

同様にインプレッサSTIとランエボの技術競争にも、そろっと幕を引いた方がいいんじゃないかなぁ、なんて思います。
あまりマニアックに行き過ぎて、ホンダのタイプRの様に結局売れない車にならなきゃいいなぁと思います。
既にかなりの高額車となりつつありますし。