昨日、新型コロナウイルスワクチンの、第1回目の注射に行ってきました。本市では、個別接種(かかりつけ医院)と集団接種に分かれて会場が設定されていましたが、個別接種はなかなか予約が取れす、集団接種会場での予約となりました。会場は、市の保健センターです。
まずは駐車場。複数の係員が交通整理にあたっていましたが、指示も的確で、渋滞もありませんでした。玄関を入ると、まずはロビーで待機です。私たちは予約時間よりもかなり早く到着したのですが、ほぼ時間通り動いているようでした。予約時間が近づくと、50音順に10名程度ずつエレベーターホールに案内されました。そこで4階まで上がり、廊下に設置されたカウンターで本人確認です。それを済ますと、大会議室での問診票の確認、問診、注射の順で進みます。15分の予約時間枠に30名程度は居たでしょうか。でも、ところてん方式で進んでいきますの全く遅滞もなく、18時45分の予約で50音のマ行ですからほぼ最終グループになったのですが、18時55分には注射を終えていました。そこから15分の観察ですが、その場所が大ホール。折りたたみのパイプ椅子ではなく、常設の、映画館のようなふかふかの椅子で15分。注射の緊張感も抜け、リラックスできました。この大ホールを観察会場に充てたのは、素晴らしい配慮だと思いました。そして、その観察時間の間にスマホを持参したものは、2度目の優先枠で予約を済ますことができるということで、希望通りの枠で予約することができました。もちろん、スマホを持ち合わせていなくても、観察後、別の階で直接受付の場が用意されていました。
行政も、全く初めての取り組みで、本市においても案内の文書がとてもわかりにくいなどの問題点がいくつかありましたが、担当されておられる皆さんのご努力で、安心して1度目の接種を終えることができました。
人それぞれだとは思いますが、私の接種後の様子は、注射された部分の痛みが3時間後あたりから出ました。15時間経過した今も痛みはありますが、インフルエンザや肺炎球菌の予防接種時の痛みとさほど変わらないと思います。肺炎球菌でかなり痛い思いをした妻は、今回のコロナワクチンでは違和感だけで、痛みは出ていないようです。私は、5~6年前だったと思うのですが、ほぼ30年ぶりに受けたインフルエンザの予防接種で、38度の発熱が2日続いたことがありました。そのこともあって、今回の予防接種もあまり気が進まなかったのですが、高齢者の私にできることは集団免疫の確立に向けての協力と現役世代接種に向けての副反応の事例提示ぐらいかなと考え、思い切って申し込みました。一部に「痛みが激しい」であるとか「発熱が心配で、医療従事者のほとんどが解熱剤を用意した上で注射している」などという不安を煽るだけような建設的でない報道もありますが、私は私の立場で、現役世代のコロナワクチン接種の可否につての判断材料を提供したいと思います。
追加:接種券は住民基本台帳に基づいて郵送されるので、50音順で案内されると、夫婦別姓や事実婚など姓が違うカップルが一緒に受けることができなくなりますね。方策を考えておかないと。