京都府 京都市
「柚餅」
「柚餅」

開封日 2025年1月16日
製造・販売 鶴屋吉信
入手方法 店頭購入
1970年代だったでしょうか、テレビから「鶴屋吉信、柚餅(ゆうもち)、京観世(きょうかんぜ)」というせりふが流れていたのは。その頃は、とても京都の伝統銘菓に手が出るほどの生活はできていませんでしたので、初めて口にできた日こそ覚えていませんが、きっと大人になって何年もして初めてありついたものだと思います。しかし、テレビCMが記憶に残っていたせいか、意外と身近な、そしてなじみのある味として、今、心の中に残っています。
久しぶりに「柚餅」が食べたくなって、たまたま京都に出かけることになった妻に、お土産としてお願いしました。

この「柚餅」の構成要素は3つ。食感・甘み・香りです。
求肥に使用されている餅米は、滋賀県甲賀市産の「滋賀羽二重糯」という、最高級品種のものだそうです。甘みを生む砂糖には、徳島県産の皆さんご存じであろう「阿波和三盆糖」。香りには、主として四国産の青柚子と黄柚子が使われているそうです。これらの伝統的な材料と技術が相まって、私の大好きな鶴屋吉信さんの「柚餅」があるのですね。
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