こんばんは。
前回は、2つだけしかご紹介できてなかったので、今日は続編です。
リンダ・ロンシュタットのFor Sentimental Reasons。これも定番中の定番ソフトです。個人的にはソニーでスタジオモニターを開発中、一番よく聴いていたソフトで、何万回聴いたのやら(ちょっと大げさか)。リンダのCDでは珍しくオーケストラとの共演で、内容もさることながら録音も非常に優秀です。私が一番使ったのは1曲目の「星に願いを」です。他にもチェックに使える曲が結構あり、持っていて損はないCDです。
次も同じくリンダのCD(Cry Like A Rainstorm-howl Like)ですが、こちらは前のとはうって変わってアーロン・ネヴィルをフューチャーしたものです。男女ボーカルがしっかり入っていて、曲の良さに加えて試聴用にも適しています。みんないい曲ですが、特にお勧めは、3曲目、5曲目あたりでしょうか。
これも定番中の定番ソフトのホリーコールのDon't Smoke In Bed。キット屋様もお使いでしたね。PARC Audioも先日の真空管オーディオフェアで使用しました。1曲目や5曲目がお勧めです。
次は、懐かしいリタ・クーリッジのLove Me Again。あまり売れてないのか、HMVではAnytime ...Anywhere と一緒にしたものしか載ってないですね。彼女は女性ボーカルでは結構太めの声質なので、非常に参考になります。
最後はジャクソン・ブラウンのソロアコースティックVol.2。アルバムが発売されたら無条件で購入するアーティストの一人で素晴らしい曲が沢山ありますが、録音が良くなかったり、前奏が長かったりで、試聴用として使えるCDは意外に少ない感じです。このアルバムは、アコースティックギターとピアノのみでのライブ録音ですが、ライブとは思えない程録音も良く、チェック用としてかなり使えます。お勧めは13曲目かな。この曲も先日のデモで使用しました。それにしてもジャクソンも齢をとりましたねぇ。彼のイメージとしてはカリフォルニアの青空が似合う好青年という印象だったのですが。私もそれだけ齢をとったということですね。(^^;
じゃあ今日はこの辺で。また続く。
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分かりにくい表記でごめんなさい。録音の品質については重要というより基本という方が正解かも知れません。
情報ありがとうございました。藤田恵美のcamomile Best Audioも試してみたいと思います。
SHM-CDの情報ありがとうございました。What's NewのSHM-CDを試してみるのが良さそうですね。
情報ありがとうございました。What's Newは使ったことがないので、今度確認してみます。
>リンダ・ロンシュタットの、あの鼻声まじりの声が如何に鼻に付かないようにするかが、再生装置の良し悪しを決めると思いますので
本当にそうですね。チェック用にはいいのですが、デモ用には結構気を使います。
代表が紹介されている作品も興味がありますので、購入して聴いてみたいと思います。
個人的には、音質が良い愛聴盤としては、藤田恵美のcamomile Best AudioとChik & HiromiのDuetが最近のお気に入りで、この先予定しているスピーカー製作の際の試聴盤として使用する事になると思います。
特に、藤田恵美のcamomile Best Audioは癒し系の音で、DCS-W3との相性が良いのではなどと個人的に思っています。
材質の変更なのでDVD-AやSACDには劣るのではないでしょうか、
でも、同じCDプレーヤーで音が生々しく、曇りがなくなるので良いと思います。
DVD-AやSACDも所詮デジタル、良く出来たアナログ版のような楽器の材質の違いによる艶まで描く事はできません。
その点ではデシタルはソノシートにも劣ると思います。
代表の試聴盤集に、私も共通項を探しておりましたが、私と多少とも年代が近いところだとと思いますので、出てきました。ここで。
リンダ・ロンシュタットの、あの鼻声まじりの声が如何に鼻に付かないようにするかが、再生装置の良し悪しを決めると思いますので、私のチェック盤の一つとなっています。
What's Newのアルバムはオーケストレーションも良いし、聞き込むと音質も当時としても(90年日本盤)良いし、また、現在でも通用するものと思います。
彼女は、器用なんでしょうか、いろいろなジャンルに手を出しているのですが、カントリー系のTrio linda, Dolly And Emmylou(3曲目To Know Him Is To Love Himが泣ける)もお薦めです。
For Sentimental Reasonsは録音がいいのでチェックには向いていますが、ご指摘のようにスピーカーの差もはっきりと出してくれるので、下手なスピーカーのデモには使えないですね。
私はまだSHM-CDというのを聴いたことがないのですが、効果はどうなんでしょうか。聴かれた方がいらっしゃれば、情報をいただければと思います。
0番としたのは、後から追記したため1番のものよりも重要ということで0番にしたという単純な理由です。
いっそのこと、番号を1番から書き直した方が分かりやすかったですかねぇ。
>洋楽派、でいらっしゃるのですね!
若い頃は確かにそうでしたね。試聴では演歌なんかも聴いたりしてはいましたが。
でも歳のせいか、最近は邦楽をよく聴くようになりました。視聴用で使える良いソフトも結構あるので、次回はそれをご紹介しますね。
ジャズ三部作の一つですね、最近迄、私も最優秀録音だと思っていました、初めて聞いた時は、KT88真空管アンプに某社ベリリウムスピーカーでして、リンダの声が金属的でとても聞けなかったのでメインスピーカーを換えてしまいました、まさに試聴用です。
スピーカーを換えると、僅かにあらがあるように思いました、少し古い録音ですから仕方ないですが、最近のスピーカーは恐ろしいです。
ジャズ三部作からSHM-CDのhttp://www.hmv.co.jp/product/detail/2798795
What's Newが出ていますね、これならもっと良い音で聞けるでしょうね。
チェックしてみます。
と、4日のコメントで
>視聴用ソフトの選択基準で一番重要な録音の良さというのを書き忘れてました。(^^;
>基本中の基本ということで、0番とさせていただきました。
『0番』ってなんなんですか???
中国シリーズ第3戦の全日程が今夜終わり、明日いったん帰国ですが、来月はなんか第4戦が入りそうで……コワイ(^^ゞ。
さて、試聴CDの第弐弾、これまた興味深く拝見させていただきました。私自身は、いわゆる洋楽はどうも敷居が高く、ほとんど知りません。それはジャズ、という伝説やら神話やらに彩られた・大変に敷居の高い世界とゆるやかに連なっているところから、なかなか手を出しにくいのかも知れません。
そのくせクラシックは、ほとんど完全に欧州系オーケストラに偏重している、という変なところがあるのですが。というのも、日本のオーケストラの演奏となると、どうしても日本社会論に傾斜してしまって、音楽を聴く気分になれなかったりするものですから。
でも、たいへんですよね。たしかに「このスピーカーは○○○の分野に限って聴いてください。ほかの分野は保障できませんから」という行き方もあるんでしょうが、商業ベースで成立させようというのであれば(もちろん、ごくおおざっぱな意味ですが)いろんな分野の音楽を聴いてもらうonly oneのスピーカーを目指さなければならないわけでしょう、たぶん。
そんな多種多様というか無限の音源を単一の機構をもつスピーカーで再現しよう、というのですから、どうしても最大公約数的というか、大胆な割り切りも必要になるのでしょうね。
試聴CDのリストを見ながら、つらつらと考えていました。