こんばんは。
大分ブログの更新が遅れてしまいました。正直なところ、ハイエンドショー用のデモサンプルの用意や来週の中国出張の準備等でてんてこ舞いで、かなりテンパってます。
今日はそんな中、ハイエンドショーに参加してきました。今回PARC Audioのモデルを出品していただく六本木工学研究所様のデモは一番最初の13:30から、開場は13:00ということで、12:30くらいに会場に到着したのですが、何とまだ機材が揃っていない状態! 会場で待っていた六本木工学の方も「うちはいつもぎりぎりで、こんな感じなんですよ。」と言いながら、少し顔が引きつっていたようにも見えたのは私だけかしら・・・・。
ハラハラしながら機材の到着を待ち、無事音が出るようになったのは正に開場時間の1時直前。ちょうどそのころ大原社長も見えられたのですが、全くあわてる表情は無し。う~ん、気の小さい私にはとても真似できません。おそれいりました大原社長!。あなたはすごい!
ということで一回目のデモが休む暇なく始まったのですが、本日デモを行ったのは下記の4モデル。
1)SEASのチタンTWと、パルプコーンWFを使ったキットモデル
2)SEASのチタンTWと、PARC Audioの13cmケブラーコーン(DCU-131K2)を使ったキットモデル
3)PARC Audioのソフトドームトゥイーター(DCU-T111S)と、17cmウッドコーン(DCU-171W)を使ったキットモデル
4)PARC Audioの10cmウッドコーンフルレンジ(DCU-F121W)を、特性ピアノ仕上げBOX(4L)に入れたデモサンプル
これ以外に、PARC Audioの13cmウッドコーンフルレンジ(DCU-F131W)を、標準BOX(15L)に入れたデモサンプルも用意したのですが、さすがにこれは時間の関係で今日はパスしました。
この中で自社ユニットを使っていただいている2)は秋葉原の店頭で少し聴いたものの、3)については本日のデモで私も始めて聴かせていただきました。ソニー時代、大小合わせて数百回はスピーカーのデモを行ってきたと思いますが、自分がデモするスピーカーをデモの本番で始めて聴くというのはさすがに初体験で、1曲目がかかった瞬間にあわてて客席のところに行き私も一緒に聴かせていただいた次第です。
で肝心の音はどうだったかというと、非常に上品にまとめられていて、ウッドコーンの良さを十分表現できていたと思います。このシステムをたった数日で仕上げた大原社長はかなりの達人ではと思いました。お話では、低域に補正回路を入れているようですが、数曲聴いた限りでは不自然な感じは全く無く、正直ちょっと驚いた次第です。大原社長、あなたはすごい!(本日2回目)
平日のデモでそれも開場後直ぐということで、どうせ数人くらいではと予想していたのですが、写真を見ていただいてもお分かりのように初回からかなりの来場で、最後は後に立ち見の方もかなりいらっしゃいました。まだまだオーディオもすてたもんじゃないなぁと、本当にうれしい限りでした。
デモが終わると次のブースには行かずに早速質問をされる方がかなりいらっしゃって、結局次のデモまでの間もほとんど質疑応答をしていた感じでした。お客様とのお話の中で多かったのが、「最後にデモした10cmウッドコーンのシステム完成品は販売しないのですか?」との質問。今日のデモの中では一番小さいサイズにもかかわらず、分解能が高くその生意気な鳴りっぷりにかなり驚かれた印象でした。これについては何らかの形(テスト販売、限定販売、受注生産・・・)を検討中ですが、今日の感じではやはり絶対に商品化すべきだなぁとの感触を強く持ちました。
ただ問題は価格が・・・・。音質や高級感を考慮するとピアノ仕上げにしたいのですが、そうするとかなり価格が上がるので商品として成り立つのかどうか??? 今日お話を伺ったお客様は、「あの音とあの外観の質感であればペアで10万円でも買います。まぁ個人的には79,800円くらいがベストなのですが・・・」とのことで、何とかこれに近づけられるよう頑張ります。
それともう1点うれしい話ですが、中国地域でPARC Audioを取り扱っていただける販売店様が出来そうです。まだ最終確定ではないので今日は名前は書けませんが、名前を言えば皆さんよくご存知のところなので、今から楽しみです。また正式決定しましたらご報告させていただきますね。
というわけで、六本木工学研究所様のご厚意にすっかり甘え、いかにもPARC Audioのブースのような図々しい顔をして話をさせていただきましたが、何とか無事デモを行うことができました。明日は第一回目のデモが12:00スタートです。皆さんのご来場を心からお待ちしております。
では今日はこの辺で。
最新の画像[もっと見る]
- PARC サポートメンバー(仮称)について 14年前
- 今年もお世話になりました 14年前
- 今年もお世話になりました 14年前
- 今年もお世話になりました 14年前
- 今年もお世話になりました 14年前
- メーカー欠品中商品の入荷情報 14年前
- プロジェクトF情報1 14年前
- プロジェクトF情報1 14年前
- ユニット生産終了のお知らせ 14年前
- ユニット生産終了のお知らせ 14年前
今回デモしたF121Wの4LBOXは、外装を高品位ピアノ仕上げをしており、これも高音質化にかなり貢献しています。一般のウレタン塗装等でもかなり種類によって差がありますが、やはりピアノ塗装は価格が高いぶん別格ですね。解像度や音場感の出方が全く違います。
箱に関するコメントの件、了解です。今後どこかで書いていきますね。
ホームページの件、非常に参考になりました。今後出来るだけ早めの対応を考えます。
121Wの4ℓでも木組みによっては魅了的な音になるんですね~。
121Wの4ℓにするか、6.5ℓにするか、131Wの6.5ℓにするか15ℓにするか・・・とりあえず15ℓのバスレフダクト2つの図面がアップされるまで待たねば^^
それからできたら設計者さんの箱ごとのお奨めポイントとかを一言でも入れていただけたらより選択しやすいのかなと思います。
拙者もホームページ関連には疎く、微力ながら参考になればと。
「ユーザーお奨め箱のコーナー」はあまりに簡単にアップできるといろんなものが混在して見にくくなったり荒れてしまう可能性もあると思います。
PARCさんに写真や文面を送る→PARCさんがアップするという形がいいのではないかなと。
そうすればブログでもHPでもどちらでも可能でしょうし、お金も掛けずに簡単にできるのではないかなと。
ブログならCATEGORY(オーディオ(41) ひとり言(1)
その他(5) )欄で『ユーザーお奨め箱のコーナー』を入れてもらえれば見に行きやすいですし。
また推奨箱やユニット自体の感想なども同じようにたまにまとめてブログに載せてしまうのも一手かなと。
それからここからはちょっとやり過ぎかもしれませんが、お奨め箱や感想を投稿したユーザーさんによっては『聴きにきてもいいですよ』という方(PARCサポーター?)もいらっしゃるかもしれません。
そのような場合はPARCさんが間を取り持てば、なかなかユニットを試聴できない地域の方への手助けともなるのかなと。
盛田さま
実は僕がコイズミ無線で聴いたのもPARC+ハセヒロでした。
柔らかそうで好きな音でした。
低音も僕としては十二分に出ていた記憶があります^^
デモ時間は確かに30分は短いですね。なんか話もあせって話すのでもうちょっと時間が欲しいところです。でも1時間とかなると出展料も大変そうですし、「欲しがりません、儲かるまでは」で頑張ります。今後ともよろしくお願いいたします。
コーナー頑張って作りますので、もう少し待ってくださいね。いやぁ、やる事いっぱいで幸せです。
DCU-151Wで8.74Lでシミュレーションしてみましたが、少し低域は落ちますが一応使える範囲ではあるようです。ただ余裕があれば15Lくらいの方がゆったりと出せると思いますが。
それにしても自作デビューでもう2モデル目を検討中とはすごい行動力ですね。ご期待の音が出ることをお祈りしています。
PS:F131Wの15LBOXは近日中に更新しますので、加工は少しお待ちください。
写真に写っていたBOXは、上の小さい方が10cm(F121W)と標準箱(4L)の組み合わせです。箱の寸法自体はWEBに記載のままですが、音質対策で一部木組みを少し変更してあります。この木組みに関してだけは、公開はご容赦ください。
下の大きい方は、13cm(F131W)と標準箱(15L)ですが、ダクトのみ改良してダブルタイプに変更しました。これについては近いうちにWEBを更新しようと考えています。
「ユーザーお奨め箱のコーナー」いいですね。是非やりたいです。だいぶ皆様のご感想などもいただいているので、できれば感想も一緒にまとめて今後購入される方への参考となればいいかなぁと・・・・。
ただ一つ問題が!! なんせホームページ関連は苦手なもので、皆さんが簡単にupできて、なおかつ他の皆さんも見やすいようにするにはどのような方法が良いのか? ホームページかまたはブログでやるのか??
全く具体的なアイデアがありません。
この辺に詳しい方のアドバイスをいただけるとほんとうれしいです。よろしくお願いいたします。
ただ、アルテックも好きなのでお蔵入りはさせたくなく、ある細工(SSCや塗装、紙風船ではありません)をしたら、ベースの音程がより明瞭に、音の飛び?も良くなって気を良くしております。勿論F131Wでも迫力UP。コーナーが出来たら投稿しますね。でも「音が濁るのではないか」と異論が出そうな・・
拙者ど素人ですが、運がいいのか悪いのか、初めてユニットを買いに行ったコイズミ無線でparc audioさんのウッドコーンが鳴っているのをきいてしまい、F121WかF131Wを入手して自作してみようと思っております。
ただ設計などはとてもできないので・・・spedとやらがありますが、やはりその名の通り推奨されている推奨箱で作ってみようかなと思っており。
と、今日見たらリンク先に写真がありますが、写真の上は10センチの4ℓ(構造は推奨箱と同じ?)のようですが、下にあるのはどんな箱なのでしょうか?(写真だと10センチなのか13センチなのかも判断できず・・・)
ブログには『13センチの標準BOX(15ℓ)を用意』とありましたが、写真の下にあるのはバスレフダクトが2つのようで?
構造の図面が企業秘密じゃなかったら上下ともぜひ図面を載せてください。
またダブルバスレフとかいろんな箱を載せていただけたらありがたいです。
さらにユーザーの方の『こんな箱で作ってみました』的なユーザーお奨め箱のコーナーを設けてもらったら、拙者のような素人にはもっとありがたいし、parc audioさんも一層盛り上がるのではないかなと。
よろしくお願いします。
なかなかきれいに写っていますね。SEASの方も書いてもらわないと大原社長に申し訳ないなぁ。
デモについて13cmと10cmどちらを鳴らすか正直悩んだのですが、今日の印象では10cmの方が見た目の印象と音とのギャップが良い意味で大きいので、おそらく残り2日間もこれでいこうかと考えています。
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20080509/hiend.htm
クリックすると拡大します。綺麗に撮れてます。
ぱっと見、かなり小さい印象ですね。10cmのバスレフは聴いたことがないので、聴いてみたいのですが、日曜日はこれを鳴らす予定はありますか?