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スピーカーの音調整で思うこと

2009年06月21日 23時24分47秒 | オーディオ

こんばんは。今日は「良い音とは」の続編を書くつもりでしたが、ちょっと予定を変更して別の話をしたいと思います。ちょっと長編になりますが、非常に興味深い内容ですし、スピーカーの調整をやられるうえで参考にもなるかと思いますので是非お付き合いください。

実は先日17cmウッドコーン・コアキシャル(
DCU-C171W)をご購入されたT様から下記のようなメールをいただきました。ちょっと長文なので少しカットして要点をまとめて転記させていただきます。(ブログ等でご紹介させていただくことは、ご本人の了承を得ております)

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今回DUC-C171Wを手に入れました。エンクロージャーは指定推奨の箱とほぼ同じもの、指定は21mmでしたが加工性の問題で15mmを2枚あわせ、実効内容積は16.4リットル、ダクトは内径51mmの紙パイプ、長さは70mmです。吸音材は推奨品の100%ウールを片CHあたり1枚の半分を背圧のかかる後ろにふわりと漂わせました。個人的にダクト開口が前面にあるのは絶対に許せないので後ろにあります。ここ10年来自作したエンクロージャーはすべてダクトが後ろにあり、それも直接裏板にダクトをつけるのではなく10Cmくらいの板材にダクトを取り付け、その板材を裏板にボルトで取り付けるというものです。

さて、2時間ほど鳴らし込んだその音ですが、同軸の定位の良さはすばらしい、低域がうなりを上げて飛び出してくるというのは性格からしてあり得ないと思いますがやや量感不足、またふくよかさというかふくらみが足りない。これは中域にも感じられます。エコーなどは結構残っているのですが、ふくらみがないために弦の音がやせて聞こえる。また、ウーハーかツィーターかわかりませんが中域から高域にかけて分解能が足りないためフルオーケストラなどを分解しきれない。また高域はさらさらと流れるような微細感がない。全体として貧弱な音、臨場感不足もあります。私のものだけでしょうか、とても40Kまで伸びている音とは思えない。たぶんやらないとは思いますが、ウーハーを2kくらいで切ってツィーターを別のやつに変えてみたい。そんな風にしますとPARC Audioの音ではなくなってしまいますね、第一印象からすると私的には×です。
今の私の好みはスピード感もたたきつける力強さも音離れのいい高域もいりません。自分の周りを音が包み込んでくるような感覚です。BHもホーンツィーターも卒業しました。弦に癒される、必要なのはそれだけです。測定したわけではありませんが聴感上3キロあたりから5キロあたりにかけてピークがあるのかな? 弦の音が刺激的に聞こえます。これもネットワークが関係しているのかはわかりません。なにせ12dBのNWを使用したのは30年ぶりくらいでしょうか。現在使用の他のSPはフルレンジ+ツィーターですべて6dBです。ウッドコーンにあこがれて前にビクターのキットを組みました。あのときよりもずっといいのですが、ピークは抑えられても微細感がどこまで出てくるかもう少し鳴らし込んでみたいと思っています。現在使用中のSPで最高なのがFOSTEXのF200AとFT13RPの組み合わせ、量感たっぷりの低域と中域風がそよぐような高域、余計な音が一切ない、そして必要な音はすべて出してくる、ひずみという概念がこのスピーカーにはないのかと思わせてくれます。オーケストラの分解能もすばらしくチェロの低弦がうなります。でもウッドコーンにものすごく興味があったのです。悪口ばかり書いてしまいました。他意はありません、ご容赦ください。前述しましたように鳴らし込んでみます、そしてチューニングをしてみます。1ヶ月くらいすると印象が変わるかもしれません。前にメーカーの音を聞きたくてビクターSX-500スピリットをオークションで手に入れたことがあります最初聴いたとき「ひでぇ音」と思いましたが鳴らし込んでいるうちにみるみる変わっていったことを思い出しました。
PARCのスピーカーにはビクターのウッド以上に手間暇とお金をかけたのですから「だめ」にならないことを祈りたいと思います。またしばらくしたら追加レポートなども出してみます。
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PARC Audioを始めてそろそろ1年半が過ぎようとしていますが、ありがたいことにPARCの音はダメだというようなお叱りのメール等をいただくことは非常に少なく、私の予想を遙かに下回っておりました。ただ全くゼロというわけではなく、もちろん今回のようなこともあるわけですが、そこでありがたいのが皆さん所謂クレーマー的な方ではなく、音を出してみたけど思うような音にならない、何とかならないかぁというような感じの方が多いことです。
T様の場合も文面から判断して、決して単にクレームを言っているような方ではない、ということは十分理解できました。

ただここでこのような場合に共通してよく見られることは、皆さん「PARCの推奨仕様とほぼ同じ仕様でやっているんだがうまくいかない」というコメント。でもだいたいそんな場合、設計者の私からすれば、実際の仕様は推奨仕様とはかなり違っていることが多かったりします。今回の例でもそうですが、板厚がt15x2枚、ダクトは塩ビ肉厚ではなく紙ダクト、おまけに後ダクト仕様! これだけ見ても、推奨とは違うバランスになってもしょうがないかなぁというのが率直な私の印象でした。でもここでスピーカーに関してやっかいなのが、音の好みは千差万別であり、同じ音を聴いてもそれに対しての評価は個人によって大きく変わり、実際にその音を聴いていない私がコメントだけでその仕様についていろいろ判断することはかなり難しいということです。例えば、同じその音を聴いても私はそれでOKと感じることもあるかも知れませんし、その逆のケースもあるかも知れません。実際メールでのやりとりで、ひょとしたらT様の求めている音はPARCのそれとは違うのではとの危惧をいだいたことも事実です。

まぁそんな言い訳をしても何の意味もないので、せっかくPARCのユニットを購入いただいたT様に対して、私が考えられる改善案(吸音材の再調整、塗装、前ダクト化、ケーブルの変更等)をお伝えしたことは言うまでもありません。ただ既に箱が出来上がっている以上、板厚の違いや後ダクトなど気になることはあるものの、実際すぐに確認できる内容としては吸音材の位置や量くらいだったことも事実です。で、その後下記のようなメールが送られてきたのです。

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社長様のご指摘のように吸音材の量を減らしてみました。あくまでも聴感上ですが、変化があったのは100Hz以下で、それ以上はあまり変わらないというのが印象でした。(中略)
それからもう一つ、自作品についてはフロントダクトはやらないというポリシーを持ってます。変なポリシーですが、フロントがリヤより音がよくても許せないのです今から30年も昔長岡先生の20Cm2発のBHを自作してあまりの音のすごさに目から鱗がボロボロはがれ目がなくなってしまうのではないかと思うほどの衝撃を受けました。しかし、時は移り今はあの音を聞きたいとは決して思いません。BHといえば大きな口を開けたスピーカーです。音を聞いていたときは許せた形ですが、音楽をゆったりと聞く今の姿勢からはフロントに穴が開いているのは許せません。(笑)
ということでいろいろ試させていただきましたが、結論から言うとやはり×です。
しかしどこのHPをみても悪い記事がない貴社のスピーカーです。あるHPなどではこの音は必聴すべし、この音を聞かずに自作を語るなとまであるのです。
これだけのスピーカー、社長様のブログを見ても熱意が伝わってきます。そこで決めました。こうなったら徹底的にいい音がするまでつきあってみよう。
手始めにキットの箱を注文しました。組み立て品は高いので・・・すみません。これを組み立てて推奨品の音がどういうものか聴いてみます。すべてはそれからです。納期が1ヶ月位とありましたので、それまでエージングを進めておきましょう。このキットのフロントダクトはあくまでもメーカー品であるということで自分を納得させます。

さて1ヶ月後どのように音になるか楽しみです、それにしてもお金のかかる趣味ですね。オーディオ始めてからいったいいくら使ったのか、もう一つの趣味のカメラもお金がかかります。それではご迷惑でしょうか1ヶ月後にまたメールさせていただきます。またか、と思わずにおつきあいくださいませ。
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吸音材だけで全ての問題が解決するとは思っていませんでしたが、メーカーキットを購入してまで、ユニットの真価を見極めてみようとは正直驚きました。本当に頭が下がる思いです。なかなかこういう展開になることは珍しいので、私自身も不安半分、興味津々といった感じです。今日ブログの予定を変更してまでこの話題を書いた理由を、これをご覧の皆様はご理解していただけたのではと思います。で、キットご購入後の試聴レポートがこれです。(キットご購入前の細かいメールでのやり取りは紙面の都合上、省略させていただきます)

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無事にエンクロージャーキットも届き、組み立てを完了して、まだ完全に接着剤も乾いていない状態ですが、ユニット、ネットワークを組み込み、音出しをしています。
前回のメールの後からずっとこのスピーカーのみの音出しをしておりエージングも進んでいるようです。

購入直後に聴いた違和感は薄れつつありバイオリンの高音あたりのつまり感をのぞくと、かなりいい感じで鳴っておりました。吸音材に関しては純正のウールは早い段階で取り外し、私がいつも使っている1パック200円の熱帯魚用のフィルターに変えました。量も対向面を覆ういつものやり方です。かなり音が変わり私はこの方が好み・・・。ところが低域(かなり低いところ)でダクトが効き過ぎたため、ダクトの中にウールを入れてダンプしました、この方が聞きやすい・・・と、ここまでは前回自分で設計した箱です。

ここからは純正の箱です。
ほぼ説明書通りに組み立て、現在R加工なし、塗装なしです。ほぼと書いたのはネットワークを外付けにしたからです。最終までいって気に入らなければいやだなと思ってまずは素のままで鳴らそうともくろんだわけです。正直、気に入らなければ申し訳ありませんがヤフオク行きも視野に入れていました。そのためにはネットワークも外せるようにと考えました。

しかし、その音たるや、見事に私の期待を裏切ってくれまして、堂々たる鳴りっぷりです。ダクトのfdや箱の容積は変わらないはずなのになぜ音が違うのか、頭の中に?マークが点灯しています。もしかして前回は設計ミス? 
容積やダクトが変われば音が違うのはわかります。今までもいやになるほど箱を作って壊してきました。そして現在のシステムに落ち着いたのです。縦横の比率で音って変わるのでしょうか。好みは縦長ですので、前回もそのように作っていました。

さて、肝心の音ですが、明らかに変わったのは人の声、張りのある音になりました。中域全体に厚みがあり(これは前回も感じておりました) 分解能があがったのでしょうか、聴きやすい声になりました。またチェロなどの低弦の音に色気すら感じます。低域の量感も明らかにあがり、かといってダクトが効き過ぎということもなく、バランスのいい低音になりました。
これがきっと中域にも影響しているものと思います。ただ一つ、高域にもう少し艶がほしい、高域にもう少し色気があってもいいような、そんな気がします。これとて1年位エージングが進むと変わってくるのかもしれません。
いまもヴィバルディのチェロが落ち着いた音を醸し出しています。15インチのようなチェロの胴鳴りまでは難しいようですが、それに近いような音は出ています。このサイズでこれだけの低音が出るというのは、エッジ、ダンパーをハイコンプライアンスにすればいいというわけではないのでしょう。

いずれにしても、わたしの長年の箱作りの考えを根底からひっくり返す事態になりました。もしかしたらこれでいいと思って使っていたF社のF-200AとFT33RPの組み合わせも、もっといい音が出るのではないかと思ってしまいます。今回はいい勉強をさせていただきました。音の深さを改めて感じさせられました。もう少し鳴らし込んで箱自体のエージングが進んだらR加工、塗装を正式にして私のシステムの中に組み込み鳴らしていきたいと思います。

以上前回散々ご託を述べさせていただいたお詫びとして純正の箱に入れた感想を書かせていただきました。末永く愛用していきます、ありがとうございました。
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いやぁ、このメールをいただいた時はほんとにうれしかったです! やったぜベイビーって、感じでしょうか。(ちょっと古いか) まぁいずれにしても、純正キットの音がT様のお好みに合って本当に安心いたしました。あれだけ毛嫌いしていたフロントバスレフの音も抵抗無く受け入れていただけたようです。やっぱり音の世界でも食わず嫌い、いや聴かず嫌いというのはあるようですね。

でも皆さん、私が今日ここで強調したいのは、「だからPARC Audioの純正キットを買ってくださいね。」なんて単純なことではありません。私が言いたいのは、スピーカーというのはシンプルなようでものすごく奥が深いものなので、BOXの調整ひとつをみても、単に容積とダクトチューニングが同じなら特性は同じになるから音も同じ、なんて単純なことではないということです。実際、箱の寸法比、板厚、ダクトの材質、位置、吸音材の材質、量、位置等でも音はずいぶん変化しますので、もし皆さんがいろいろなユニットをお使いになられた時に、もし思い通りの音が出なかったとしても、簡単に諦めずにもうちょっといろいろな部分の調整をしてみるということにトライしていただきたいのです。もし、そういう調整が面倒だとか、時間や費用が無いという方がいらっしゃれば、その時はメーカーの推奨キットを購入していただければと思います。何故なら、メーカーキットは仕様を決めるまでに沢山の検討を行い、その中でベストなものを選んでいますので、個人のユーザーの皆様がいろいろな試行錯誤(例えば板厚違いのBOX試作とか)をすることを考えればおそらく安上がりになるかと思いますので。

ちょっと長くなりましたが、今日はこの辺で。


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54 コメント

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良かったですねぇ。 (GX333+25)
2009-06-21 23:50:17
PARC 様

 いつも楽しみにして読んでいますが、今度は本当に心から「良かったですねぇ」と申し上げたいです。仕事というものは、万に一つ、「よかったぁ」と思えればそれでいい、となかば諦念の境地に入っていますが、ほかならぬ代表が「よかったぁ」と感じてブログにご紹介なさったのを拝見すると、何かわがことのようにうれしいです。

 でも、私のように、PARC Audioの音をDCS-W3から始めた人間にとっては、こういうエントリは「一大事」なんですよね。なんとかかんとか自分のモノを検討し始めたのですが、またまた戦意喪失に逆戻りしそうで……「どうあがいても、あの音色は無理だよなぁ」と……。
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Unknown (keik)
2009-06-22 00:18:10
>あるHPなどではこの音は必聴すべし、この音を聞かずに自作を語るなとまであるのです。

っていうのは凄いですね。そのページを自分も見てみたいです(^^;)

 まぁそれはさておき、自分も昔は容積とダクト長が同じなら、バスレフなんてどれも同じ音になるだろうと思っていたのですが、やはりW3ですね。あれでショックを受けました。箱でここまで変わるのかと。
 スピーカーというのは本当に面白いですね。

#ビクターの名誉のために言っておくと、ウッドコーンもSX-WD500はなかなかいい音で鳴りますよ。まぁお値段もいいですが。
#老婆心ながら、前回のエントリーのK村さんのコメントを見落とされているのではないかと思います。
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Unknown (倉田 有大)
2009-06-22 01:20:15
こういう感想はありがたいですよね。
ダクトが後ろといえば、D社のスピーカーを使っていたことがあります。
なんというか、スピード感があるのは前で、ふくよかになるのは後ろというイメージがあります。

そういえば、この前作ったPPは欲張って、ダクトを2,3cm長めにしたためにちょっと、低域がきつめかも。
いやー、本当に箱作りは難しいですー

本当にO社のサブウーハーを考えています。100Hz-200Hz以下はそっちにまかせようかなと^^;
一台あると、小型スピーカーにもあわせられますし。

ところで、全然話は変わりますが、大阪のヨドバシカメラで、以前はウッドのフルレンジだけだったのが、ウーハー、ツイーター、コアキシャルと、ほとんどすべて展示するようになっていました。

こいつはうれしいです。生で見れる。

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Unknown (倉田 有大)
2009-06-22 01:26:11
そういえば、私も箱の容積さえおなじだったら、同じ低域がでるとおもっていましたが、どうやら単純にそんなことじゃなさそうですね。
PPの推奨箱の低域が、以前作ったPとそう容積はかわらないはずなのに、Pのほうはダクトから低域が出てくれませんでしたから。

>FOSTEXのF200AとFT13RPの組み合わせ

ところで、これはなかなか強力なライバルですね。
コストが3倍ぐらいちがうのかな。
そいや、社長は以前、ホーンツイーターは嫌いとおっしゃってましたが、リボンはどうなんでしょうか。
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Unknown (PARC)
2009-06-22 11:04:19
GX333+25様

>なんとかかんとか自分のモノを検討し始めたのですが、またまた戦意喪失に逆戻りしそうで……「どうあがいても、あの音色は無理だよなぁ」と……。

いやそんなことはないですよ。メーカーが商品をまとめる場合、当然そこにはコストや時間等の制限もありますし、不特定多数の方を対象にした音造りになりますので、自作ユーザーが自分のためだけに作るものにはなかなか勝てません。何と言っても自作は時間(時にはコスト)の制限が少なく、音の好みも御自身が神様であるわけですから。また試聴環境に完全に合わせられることも非常に有利ですね。要は、いかにひつこくやるかということかと思います。

メーカー標準キットは、「いやそこまでの根性は無い」という方への安全パイのようなものかと考えております。最終解への長く険しい道のりを、すごく大変と感じるか、そこに至るまでの時間も趣味であり楽しいと感じるかがポイントではないでしょうか。
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Unknown (PARC)
2009-06-22 11:12:04
keik様

>そのページを自分も見てみたいです(^^;)

私もそのHPがどこなのかは知りませんが、見てみたいですねぇ。


>スピーカーというのは本当に面白いですね。

仕事としてやってる私は、そうも言ってられないですが・・・。(^^;


>#ビクターの名誉のために言っておくと、ウッドコーンもSX-WD500はなかなかいい音で鳴りますよ。まぁお値段もいいですが。

そうですね。PARCのウッドコーンがこれだけ市場にすんなりと受け入れられたのも、ビクターが長い時間をかけてウッドコーンを商品化し市場で高い評価を得られたことが効いていると思っていますし、ある意味感謝しています。ブログの表記はユーザー様のコメントとはいえちょっと刺激が強すぎる部分がありましたので、先ほど少し修正させていただきました。ある程度こちらでも気をつけているつもりなのですが、最近この手の抜けが多いです。やっぱり歳かなぁ・・・。


>#老婆心ながら、前回のエントリーのK村さんのコメントを見落とされているのではないかと思います。

はい、その通りです。(^^; ご指摘ありがとうございました。先ほどコメントあげておきました。

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Unknown (K村)
2009-06-22 11:12:29
keik様前回のコメントのホローありがとうございます。
PARCのユーザー及び自作ユーザーとして一言
「自分で作った箱で、いい音が出ない」当たり前でしょ、プロの箱作りはレベルが違います、キットの箱と完成品の箱では、値段以上の違いがあると思います、自作の楽しみは、ユニットの値段と同じ金額のスピーカーシステムと比べて、満足すること、いろいろ手を加えて楽しむこと、こんな箱にしたらどんな音になるのかなーと想像を膨らますこと、失敗を経験して得られる満足感、ではないでしょうか。
思い込みでスピーカーユニット自体の評価をするのは間違っていると思います、そう言う人はスピーカーシステムを購入すべきではないでしょうか。
でもそう言う人のホローまでして頂ける、すばらしい会社ですね。
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Unknown (PARC)
2009-06-22 11:22:45
倉田様

>大阪のヨドバシカメラで、以前はウッドのフルレンジだけだったのが、ウーハー、ツイーター、コアキシャルと、ほとんどすべて展示するようになっていました。


それはすごいですね。関西地区は販売店様が少ないので、是非こういうところからPARCが認知されていけばいいなぁと心から思います。


>社長は以前、ホーンツイーターは嫌いとおっしゃってましたが、リボンはどうなんでしょうか。

リボンも基本的には嫌いです。(笑)
これはちゃんと話すと長くなるのでまた別の機会にしますが、私はリボンの下の帯域(8kHz以下くらい)の音があまり好きではありません。ちょっとキャラクターが強すぎるというか、いかにもトゥイーターが鳴ってますよ的な感じに聞こえるのです。

ソニーでも商品化したリボンは、クロスが20kHzでこの帯域の音はほとんど使わないような使い方を前提に考えています。どっちかと言えば聴こえないトゥイーター(ウルトラハイ)というやつです。超高域のみと割り切れば、リボンという方式は振動系がかなり軽量化できるので、メリットは十分あると考えております。その意味では、同様の考え方で設計されたリボンは他にはないのではと思います。
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Unknown (PARC)
2009-06-22 11:30:59
K村様

>自作の楽しみは、ユニットの値段と同じ金額のスピーカーシステムと比べて、満足すること、いろいろ手を加えて楽しむこと、こんな箱にしたらどんな音になるのかなーと想像を膨らますこと、失敗を経験して得られる満足感、ではないでしょうか。

正にその通りですね。いろいろな過程を楽しめるかどうかは自作にとって非常に重要なポイントではないかなぁと感じます。


>でもそう言う人のホローまでして頂ける、すばらしい会社ですね。

いやPARC Audioの製品を購入いただいたお客様は、弊社にとって全て大切な方ですし、何と言っても自分の子供たちがお客様のお手元で評価されずに埃をかぶったりオークションで処分されたりするのを見るのは本当につらいことなので、出来るだけのことはしたいと思っています。でもそれでも限界はありますが・・。
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良かった! (I..Y)
2009-06-22 11:44:30
今回のブログは長文だったので、ざっとしか読んでませんが、長岡教の信者は結構、勝手な事をしがちなので困りもんですね!それが悪いとは思いませんが。
せっかく社長さんが、これでもかみたいな親切キットに仕上げてるのに、後部バスレフで紙ダクトはまずいですよね!
やはりPARKのユニットは推奨キットでど真ん中ストライクと思います。
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