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感想文:中国が死んでも日本に勝てない7つの理由

2009年03月22日 16時49分49秒 | 感想文
これでもかと中国をボロクソに書いていて
逆に日本サイコーというスタンスを取っている。
ちなみに、2003年出版。

頻繁に統計の数字を持ってきて、
客観的な根拠を基に批判を行っているのだが、
内容が過激なだけにそのままにはちょっと信じられない。

一人っ子政策のために高齢化社会が問題といいつつ、
他では、人口が増え続けている、とも言ったり。

ただ、中国の内情を知る1つの情報としては
読んでもいいかもしれない。

以下の問題があるらしい。(他にもあるみたいだけど)
・環境問題(河川の汚染、砂漠化など)
・衛生問題(中国発のSARSとかインフルエンザなどなど)
・極端な格差と格差の固定化(農民は識字率が低く、教育も受けられないことが多い)

環境問題といえば、
北京オリンピックのマラソンで取り上げられた
空気汚染はハンパなかった。

13億人中農民が8億人というのは初耳だった。
ネットで調べてみても、少なくとも半分は農民らしい。
また、三農問題(農村、農民、農業)というものもある。

少なくとも、都市の繁栄の陰に農民の貧困があるようだ。
(まぁ、それはわかりきってるけど)
ただ、最近は改善してきているらしいという話もある。

ともかく、色々と問題があるようです。
(ただ、問題はどこの国でもありますが、程度の問題なんですかね)

■補足
日本サイコーの例として挙げる内容が
誇張表現というかあまり的を得ていないので
全体的に微妙な印象を受ける。

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