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エンタープライズアプリケーション志向

成功は気づきと行動から生まれる。

Winny裁判

2009年10月11日 16時01分09秒 | Symfony
一転、無罪判決となりましたが、
日経新聞などでは著作権侵害を助長してしまうことができる
ツールだったので、それについての社会的責任がある、という指摘があります。

しかし、これはおかしい。

人を殺すことが目的の銃や、殺すことが可能な包丁、鈍器など、
それを悪用できる可能性があるからといって、製作者は有罪とはならない。
もっとわかりやすい例でいえば盗聴機の製作者が有罪になりますか?ということです。
もしかしたら、免許が必要なんて縛りがあるのかもしれませんが。

通常、悪用した利用者が有罪となります。当たり前ですよね。

この至極、当然な考え方がWinnyの場合は例外となる理由が思いつきません。

法律や裁判に詳しくはありませんが、
おそらく、このボーダーラインが曖昧なのが問題なのでしょうね。

法律がインターネットを十分に考慮てきていないからなのでしょうが、
難しい問題です。

しかし、過去にさかのぼって罰することは出来ない原則があるはずなので、
今回の件は無罪が妥当なのではないでしょうか。